イタリア・ユーロスターでFirenzeへ。

世界歴史遺産の街、トスカーナ州の州都フィレンツェを視察するため、ローマ・テルミニ駅からフレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ駅までイタリア・ユーロスターで小旅行をしました。英仏間を運行するユーロスターとは違い、イタリアの民営鉄道トレニタリアが運行しています。

 

 

駅前広場にあるポーランド出身の教皇ヨハネ・パウロ2世の像です。朝日が後光のように差して、優しいフォルムを際立たせていますね。ヨハネ・パウロ2世は冷戦末期に、450年ぶりのイタリア人以外の教皇として世界平和を訴え、被爆地の広島市と長崎市を訪問されたこともあります。世界中の信者や宗教家から愛された偉大な教皇、パパですよね。

 

 

毎年1億5000万人もの乗降客がある国際ターミナル駅、ローマ・テルミニ。

パリやミュンヘン、ウィーンなどに向かう国際列車が毎日運行されており、地下鉄A線・B線やレオナルド・エクスプレス空港鉄道などへも乗り換えも可能ですから、観光にはとっても便利なランドマークです。

 

 

テルミニ駅は古代ローマの浴場遺跡がある歴史地区にあり、建設後60年を経過したモダニズム建築です。周囲を取り囲む重厚な組積造建築群の中にあって、機能性と軽快さ備えた優雅で美しいデザインは、ひときわ異彩を放っています。高層ビル群の駅前広場しか知らない日本人にとっては、ノスタルジーを感じるような駅舎でもあります。

 

 

駅構内のカフェスペースには、古代ローマ時代の城壁が発掘された当時のままに展示されています。ローマは、古代遺跡の上に現代都市が構築されていることを、いつも意識させられる街です。

 

 

ユーロスターのチケットは英語表示も可能な券売機で簡単に購入できます。

 

ところが・・・。券売機の前にいるとアフリカ系と思われる青年が、馴れ馴れしく接近して来ました。どこまで?いつ行くの?何人? などと質問しながら、頼みもしないのに次々と画面を操作してきます!

 

お礼は一人5ユーロね!!って。これは明らかな親切詐欺ですよね。

 

こんな時は黙っていないで、かならずNO!!と言いましょう。移民や難民問題を抱え、経済状況もあまり芳しくない現在のイタリアですので、観光客目当ての犯罪には十分注意が必要です。

 

 

発車15分ほど前になって、ようやく出発掲示板に乗降ホームの番号が表示されます。ヨーロッパの他の駅と同様に改札はありませんが国際駅ですのでセキュリーティー・チェックを受けてから出発ホームに向かいます。切符の刻印を済ませ、ホームヘ。

いました!イタリアの新幹線、ユーロスターです。フェラーリのデザインでも有名なピニンファリーナが手がけたETR500型車両。Firenzeまで所要時間 約1時間30分 の旅が始まります。

 

 

2等車の座席は4人がけ対面シートで、座席にはテーブルとUSBプラグがついています。列車には2等の他に1等車両、ビジネス車両が連結されています。それにしても、さすがイタリアンデザイン。落ち着いた色彩、シートの座りごごちも抜群で、すっかり気に入ってしまいました。日本の新幹線の5人がけシートより、こっちの方がはるかに快適ですね。

 

 

イタリア・ユーロスターで主に運行している列車は3種類で、最高速度はETR1000の400km/h。運行速度は250-300km/hです。車内には簡単にアクセスできる無料のWi-Fiも飛んでいて、観光情報などをチェックするのにとても便利です。

 

☆室内気候研究所

公式HP http://iwall.jp/

 


ハイデルベルクを散歩しました。その2

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前回紹介したハイデルベルク城の庭から撮影した、中世の古都であり学問の街でもあるハイデルベルクの旧市街地域。

4月中旬の雨の日でしたがアルプスの雪解け水の影響でしょうか、かなり水量が多いように思います。

この後、パリでもセーヌ川の増水でルーブル美術館が休館になるなど、話題になっていましたね。

 

 

ハイデルベルク城からケーブルカーで丘を下ったところには、ハイデルベルクの旧市街が広がります。

旧市街地の中心ハオプト通りを一本路地にはいれば、そこはおしゃれなカフェやレストラン、お土産やさんが軒を連ねる素敵な通りがたくさんあります。もう少し暖かければ、一休みしたのですが・・・。

 

通りを抜けるとカール・テオドール橋のたもとに。ここも観光名所の一つです。

この橋は1786年にカール・テオドール選帝皇の命により建設され、もともとは木造の橋で屋根まで付いていたそうです。

 

古城と橋と、そして城下街の旧市街。

中世ヨーロッパを感じることのできる三大要素を全て取り入れたのがドイツの古都ハイデルベルクです。

 

ハイデルベルクにもたくさんの教会がありますが、マルクト広場にある聖霊教会がもっとも大きく、この街一番の壮麗さです。

聖霊教会は、82mの高い尖塔を持つゴシック様式の建築で、選帝侯の墓が納められいるだけでなく、大学の祭宴の場としても利用されている、ハイデルベルクで最も重要な教会です。

 

内部にはとっても立派なゴシック様式のリブボールト天井。でも、どうやらオリジナルのデザインではないようですね。

ひょっとすると戦争の爪痕がこんなところにも残っているのかもしれません。

 

聖霊教会ご自慢の立派なパイプオルガンです。ドイツはパイプオルガン職人がたくさんいることでも有名ですよね。

日本のコンサートホールでも、ドイツ製のパイプオルガンをよく目にします。

次回は日曜日に伺って、その音色を確認したいところです。

 

☆室内気候研究所
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ハイデルベルクを散歩しました。その1

ハイデルベルク城は、マイン渓谷から約80mの高さにあるヨーロッパでも屈指の城址。

12世紀の建設当初から宗教的な紛争に数々巻き込まれ、17世紀にはルイ14世により破壊されましたが、現在は一部が修復されています。ルネッサンス様式の面影を残す城址は、有名な歴史遺産になっています。

 

エリーザベト門は、城主フリードリヒ5世が20歳の妻エリザベス・ステュアートのために1615年に建設した門です。

凱旋門様式で造られた美しい門は、ハイデルベルク城におけるバロック建築の代表的なモニュメントとして有名です。

 

フリードリヒ館は、マンハイムの創設者である選帝侯フリードリッヒ4世にちなんで名付けられました。

1608年にフリードリヒ4世はプロテスタント同盟の盟主となり、カトリック領主とプロテスタント領主の間の対立の間で翻弄された人物です。

 

城の北東角にある鐘楼は、この城を象徴する建物です。1764年6月25日に落雷が直撃て全壊しますが、のちに一部修復されたそうです。

 

薬局塔とオットハインリヒ館には、ドイツ薬業博物館があります。

この博物館はミュンヘンが第二次世界大戦中に爆撃を受けた後、1957年にハイデルベルクに移転したそうです。

 

有名なバイエル製薬のコレクションも多数展示されており、生活と薬の関係が時代考証とともに興味深く展示されていました。

 

大樽棟は、王の広間と隣接していますが、祝宴の際にワイン樽と宴会場が可能な限り近くになるよう設計されたそうです。

下の方に移った人形と大樽の大きさを比較してみていただけると、貯蔵したワインの量がわかると思います。

 

大樽塔、いわゆる城主のワインセラーに開けられた明り取り用の窓。

壁の厚さが1メートル近くもある組積造では、これだけの開口を開けるだけでも大変苦労したのではないでしょうか。

 

近代建築様式の某大学のファッサードにも、こんなデザインが類型として残されています。

 

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レーマー広場周辺を散策しました。

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住宅展示場の視察をした帰路に、フランクフルト最大の観光地でもあるレーマー広場周辺を散策しました。

 

 

レーマー広場は見所が集積しているアルトシュタット(旧市街地)の中心となっている広場で、14世紀の市庁舎(レーマー)前に広がる広場です。

 

4月の午後で気温はまだ肌寒いくらいでしたけれど、快晴の青空から降り注ぐ陽光でとても気持ちの良い午後になりました。

地元の皆さんも、長く暗い冬からようやく解放されて、どこか気持ちが華やいでいるように見えました。

 

ドイツといえばやはりソーセージとビール。

この日も大勢のお客さんが、初春の午後のひと時をゆっくりとテラス席で楽しんでいました。

 

それにしても巨大なジョッキが用意されていますね。

もちろん、どのジョッキにも容量の表示がされており、ドイツ人の律儀さが感じられます。

 

少し歩くとフランクフルトの大聖堂が見えてきます。
1239年に建てられたゴシック建築の教会で神聖ローマ帝国皇帝の戴冠式などが行われた教会です。

 

内部に入って博物館を見学。ステンドグラスの飾窓も拝見します。残念ながら第二次世界大戦の影響でしょう、全てレプリカです。

 

フランクフルトではレーマー広場を含む歴史地域も空襲によって甚大な被害を受けたそうです。

倒壊建物のレンガ集積場もあちこちにあり、現在でも修復作業が続けられています。

 

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ローマな休日。 その2

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パンテオンから町の中心部にある地域へ徒歩で移動。トレビの泉、スペイン広場、ナボナ広場を散策します。

ローマ・バロックの代表選手であるトレビの泉は、建築家ニコラ・サルヴィの設計です。

中央に立っているのがポセイドン。左に豊饒の女神ケーレス、右に健康の女神サルースが配置されています。

 

 

残念ながら今日は月曜日で泉の定期メンテナンスの日。

30分ほどの給水で満水になるとのことでしたので、ジェラードをいただきながら待っていたのですが、今日は空の泉を見ることになりました。

 

でも、めったにできない貴重な経験が今日も。

トレビの泉に投げ込まれたコインの収集日で、箒をちりとりを持った管理人がコインの収集にやってきます。

こんな風に集めてるんですね。集めたコインの半分は、カトリック系チャリティ団体に寄付されるそうです。

 

 

パスタとピザの美味しいランチを済ませたら、今日のメインイベント。バチカン美術館の見学です。

美術館へと続く坂道は観光客で長蛇の列。本日は3時間待ちなのだそうです。

幸いにも事前に予約がしてありましたので、羨望の眼差しを浴びながら列をスルーして入口に到着です。

 

 

数ある有名な美術品の中でも、最も注目していた作品が「ラオコーン」。
ギリシア神話のトロイアの神官ラオコーンと、その二人の息子が海蛇に巻き付かれている情景を彫刻にした作品です。

海蛇に噛みつかれながらも必死に息子たちを助けようとするラオコーン。瀕死の弟、父の奮闘を心配そうに見守る兄。

人間の生と死をダイナミックに描いた彫像は、イタリア・ルネサンス芸術の方向性に重大な影響を与えた最高傑作です。

実に「お父さんって偉い!」感じですよね。

 

 

長く長く続く「地図の間」。天井画を見ながら歩いていますので、すっかり首が疲れてしまいます。

最後のセクションで皆さん天井を写真に収めてますよね。

 

 

イタリアルネッサンスを代表する画家、ラファエロ・サンティの最高傑作「アテネの学堂」。

ソクラテス、アリストテレス、ピタゴラスなど、アテネを代表する頭脳が一枚の絵画に大集合です。

それにしてもプラトンさんは、明らかにダヴィンチの肖像ですよね。

 

 

 

25年に一度しか開かれることのない「聖年の扉」。幸運にも2015年12月8日の「無原罪の祝日」から、2016年11月20日の「王であるキリスト」の祝日までの間、「いつくしみの特別聖年」として特別に開扉されていました。

 

 

ご存知のように扉のすぐ後にはミケランジェロ作の「ピエタ」が展示されています。

若き日の天才ミケランジェロの最高傑作ですよね。

 

 

観光シーズンにはまだ早い時期ではありましたが、ローマ人気が肌で感じられるほどの観光客の数です。

インバンウンド経済を推進しようとする日本のお手本が、ここにあるのかもしれません。

 

 

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ローマな休日。 その1

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ドイツ出張の帰路に、ローマとフレンツェでたっぷりとした休日を過ごしてきました。

 

ローマ初日に町の生活を探訪しようとオープンテラスで食事をしていたのですが・・・。

突然周囲が騒然となり、軍や警察が出動して一気に周辺は交通規制が敷かれます。

 

私達のテーブルのすぐそばを、警護の車が通り過ぎたと思った次の瞬間。

にこやかに手を振りながら祝福を与える人。

 

会ってしまいました。教皇フランシスコ!!しかも目の前です。

 

 

半信半疑のまま帰国して、すぐに教皇がいつも使っている車をチェック。

確かにフォードのセダン。ナンバーも同じでした。二度びっくり、さらに興奮です!!

 

 

そんな慶事があった翌日、のんびりと歩きながらローマの建築を見学することに。

まずは地下鉄でコロッセオまで移動します。地下鉄の出口を出てすぐに見えました。

見覚えのあるあの建築が、しかも圧倒的な大きさで。

 

 

フォロロマーノに続くコンスタンティヌスの凱旋門広場にも、自動小銃で武装した兵士がたくさん待機しています。

だから安心なのだと、ローマの市民の方から伺ったのですが、平和ボケの日本人にはいつ見ても衝撃的な光景です。

 

 

ローマ時代を代表する劇場建築、コロッセオ。

展開する大スペクタクルに興奮する何万人ものローマ市民を想像するだけでも、この建築の凄さがわかります。

一部木造のせり舞台が再現されていますが、全面修復を主張する市長案に大ブーイングが上がっているのだとか。

それにしても、これだけの建築が8年間という短期間に竣工するのですから、ローマの建築技術は本当に最高です。

 

 

2時間ほどゆっくりコロッセオを見学してから、真実の口のある教会へ移動。

今日もこのモニュメントの前で記念写真を撮る人の列が続きます。30分ほど待ってようやくパチリ。

「ローマの休日」で一躍有名になったこの彫刻も、元は下水道の蓋だったのだとか。

 

 

教会内部のモザイクや列柱を見学したら、いよいよパンテオンに移動です。

ローマの建築遺産の中でも、オリジナルのデザイン、色彩と材料が最も良い状態で残されているのが、この建築でしょう。

祈りの場という建築当初からの使われ方が途絶えることがなかったことが、オリジナル保存の理由かもしれません。

 

 

無筋コンクリートの天井は今でも大きな室内空間をどっしりと支えてくれます。

天井の中心は空に向かって大きく開かれ、日射はもちろん雨も室内にこぼれ落ちてくる構造。

宇宙と建築の空間的な連続性を、本当によく表現しています。

 

 

大理石の列柱や壁の色彩は建築当初の状態で本当によく保存。

ローマ時代の華やかさを実感できる唯一の建築かもしれません。

ドームの内部にはパンテオンを愛したルネッサンスの巨匠、ラファエロのお墓があります。

 

 

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ダルムシュタットで「マチルダの丘」を散策してきました。

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パッシブハウス研究所での打ち合わせを終え「マチルダの丘」で近代建築群を視察してきました。

宿泊先のマンハイム中央駅からダルムシュタットまで、電車での移動になります。
2001年に改修を終えたマンハイム中央駅。1840年開業の歴史ある駅舎です。





ダルムシュタットは、ヘッセン・ダルムシュタット大公国の首都であり、エルンスト・ルードヴィッヒ大公が19世紀末に芸術家を集め芸術家村を作ったことでも有名です。今でもユーゲント・シュティール様式の特徴的な建造物がマチルダの丘に数多く残っています。

ルードヴィヒ大公とマチルダ妃の結婚を記念して1908年にオルブリッヒが設計が設計した結婚記念塔は、結構式に誓いを立てる「手の形」をモチーフにした建築。手前で金色に輝いているのはベイノが設計したロシア正教会の教会です。



丘全体が野外美術館のような地域。建築を勉強する人なら一度は訪れたいと考える世界的な遺産です。



まずはペーター・ベーレンスが設計したグリュッカート邸。
あまりにも有名な建築なのですが、実物に会えて感動です。



続いて、ベーレーンスの自邸。まさにアールヌボー。



小雨の中をいろいろと見て回ります。オルブリッヒ作のダイタース邸。
雪止めの金具など、細部の装飾にまで芸術性を感じさせる作品です。屋根の内部はどんな空間になっているのか、興味のあるところです。



あいにくの空模様でしたが、充実した時間を過ごすことができました。
建築科の学生諸君には、ぜひ一度訪問されることをお勧めします。

マンハイム駅前のマルシェで。当地はアスパラガスの産地としても有名ですが、新物がではじめたようです。
(もちろん夕食にホワイトアスパラガスのサラダをいただきました。)

 

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中国出張の備忘録です。その2

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 町の空気汚染の程度はどんなものでしょう?やはり気になりますよね。宿泊したホテルのすぐ横には、石炭を燃料にした地域暖房のプラントがあるのですが、その隣の小学校では朝8時から何やらラジオ体操が始まって、子供たちが元気に運動をしています。周辺の道路は通勤ラッシュでクラクションの音がけたたましくなり続けていますが、思ったほど空気は汚染されていないように思います。それより、異常に乾燥した空気と土ぼこりのせいか、ほこりっぽさが気にかかりますね。

 

 

滞在中、左官の職業訓練学校にもお邪魔しました。主に東北部の地方都市から集まった左官職人の卵たちが、年間1,500人ほど通ってくるようです。先生から下塗り、上塗り、そして飾り模様のつけ方などを習っています。とは言っても、一人前の職人になるのは至難の業。現在は、デザイナーがCADで創作した壁画を自動カッターで型取り。簡単に壁模様がつけられるのだそうです。機械は日本製ですね。

 

 

 

中国出張と言えば、楽しみはやはりお食事。習近平さんが就任されてから、公務員の贅沢な食事が問題になっているようですが、おもてなしは質となんといっても量。ともかくたっぷりの料理が、毎食20皿以上食卓に並びます。もちろん食べきれるはずもないのですが。こんな食事が2回かける7日で14回も繰り返されるのですから大変です。

 

 

今日のディナーは海鮮料理のレストランです。エントランスはさながら水族館。

 

 

活きたまま水槽にいるお魚を選択して、調理方法を選んだら、食卓で待機ですね。最近は、日本料理を意識してか生でお魚をいただく事も多いようです。今日の伊勢エビは生き作りで提供です。

 

 

 

 

 

贅沢な食事ばかりの旅程の中で、北朝鮮国境の町を訪れる機会に恵まれました。向こう側の川岸が北朝鮮です。越境を取り締まる兵隊さんが、銃を構えてこちらを睨みつける様子がはっきりと見て取れます。明らかに極貧の世界です。ここに生まれたら、一生トウモロコシを作り、それを食べて人生を終えていくのだろうと思います。

 

 

何とも充実した、刺激に満ちた出張でした。環境、健康、少子高齢化社会がこれからの中国社会のキーワードだそうです。これらを先に経験した日本の技術力が、中国の平和的な発展に貢献できるのを期待して、これからも求めがあれば出かけていきたいと考えながら帰国いたしました。

 

 

☆室内気候研究所

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中国出張の備忘録です。その1

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2013年11月10日から一週間、中国企業のお招きで中国の建築事情を視察に行ってまいりました。最近の日本マスコミの報道過多のせいか、反日感情、環境汚染、PM2.5問題などなど。二の足を踏む状況下ですが、技術交流が目的ですので求められればどこへでも駆けつける。至ってシンプルな心境で、成田から目的地の大連国際空港へ。シートアレンジも快適で、食事をして映画を一本見たら、そこはもう中国です。

 

 

出発前日の報道では、PM2.5の影響で街中がかすむ映像が流れて心配していましたが、現地は快晴。真っ青な初冬の青空が広がっております。

 

 

現地視察の合間に、建築資材ショールームを見学しました。中国では、マンションを購入するとスケルトンのままで引き渡されます。内装、設備を含めて全てユーザが器機や材料を選択。専門の業者に施工を依頼するようです。壁や床の仕上げはもちろん、システムキッチン、バスまわり、ドアをはじめ、ありとあらゆる商品が大型ショールムに展示されています。

 

 

 

どこへ行くのも自動車の移動ですが、街中にクレーンが林立して至る所が工事中です。道中、ドライブインにも何度かよりましたが、均衡でとれた新鮮な果物も豊富に手に入ります。10年前に北京を訪れた時よりも、明らかに豊かな生活になっているようです。

 

 

 

でも、中国です。ある意味、何でもありの世界です。工事中の風景を見たら・・・20mはあろうかという鉄骨の上で、組み立て作業を待っている職人さんが。のーへる、命綱なし、セーフテーネットなし。一人は、余裕でタバコをぷかり。おちないのかなぁ。いや、やっぱり落ちますよね。

 

 

 

☆室内気候研究所

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