リガの街を散歩しました。

「バルト海の真珠」とも詠われるラトビアの首都、リガの街を散歩してきたました。

前日は1月にしては珍しく雨が降るほど暖かかったのですが、この日は極寒。

寒さ対策を十分にしてから、旧市街を中心に建築を見て回りました。

 

 

6月のオペラシーズンにはヨーロッパ中から音楽好きの方々が集まってくるのですが、さすがにシーズンオフです。早朝の市役所広場にやってくるのは、建築好きの我々くらいしかいませんよね。

 

 

ラトビアは親日的な方が多くいらっしゃると聞いていましたが、小学生みなさんから「コンニチハ」と声をかけられてびっくり!将来、日本にも遊びに来てくれるといいですよね。歓迎します。

 

 

戦禍の影響が少なかったせいでしょうか、リガ城を始め多くの建築が建築当初の姿を残したまま保存されているのが印象的です。アールヌーボ様式の建築も多数あり、色彩も豊かで美しい街並みが旅行者を楽しませてくれます。

 

 

定番の猫の家。屋根の上にいる2匹の猫のお尻はドイツの方を向いているのだそうですが、理由は・・・。EUでも一人勝ちと言われているドイツですが、欧州人でなくては分からない歴史的な事情もあるようです。

 

 

次の目的地プラハを目指し国営航空会社であるエア・バルチックの飛行機に乗り込みました。ボンバルディア社が製造した噂の最新鋭機で、シートや照明デザインもオシャレにまとまっています。それにしてもラトビアの方々はとっても高身長で、通路の天井に頭を打ち付けるのではないかと、ヒヤヒヤしたくらいです。

 

☆室内気候研究所

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ドゥオーモを見学します。

ランチに美味しいビステッカをいただき、大聖堂へと戻ってきました。

午前中行われていたミサも終了して、一般来場者の見学も始まったようです。

 

 

内径43mもある大クーポラの内部には、ジョルジョ・ヴァザーリの大作『最後の審判』が。

システィーナにも比肩するような、素晴らしい芸術作品ですね。それにしても最下段に描かれた人々の表情があまりにも恐ろしくて、凝視することができません。

 

最上階にいる人(神様?)は、今にも滑り落ちてきそうに感じられます。

 

 

お二人の若い同行者は、ジョットの鐘楼 (Campanile di Giotto)の414段の階段に挑戦することになります。

サン・ピエトロ大聖堂のドォーモの階段は途中でリタイアすることができませんが、

こちらは途中昇降が自由なのだそうです。でも、体力と心臓に不安のある方にはお勧めできませんね(入り口にも注意書きが!)。

 

 

ということで、近くのリストランテでワインを飲みながら待機です。w

 


本場のビステッカをいただく。

ベッキオ宮の視察を終え、この後はウフィツィ美術館を見学する予定でしたが、休日ともあってチケット売り場には長蛇の列。2時間は待つでしょうか。時間は正午を過ぎていましたので、先ずは腹ごしらえに出かけることにします。

 

 

ウフィツィ美術館の裏手には、アルノ川にかかる観光名所ポンテ・ベッキオ(古い橋)があります。写真右手に黄色の建造物のコーナーが見えています。ヴァザーリの回廊の一部ですね。この回廊はベッキオ宮からポンテ・ベッキオの上部を渡り、ピッティ宮まで続いているそうです。現在の橋は1345年に再建されたものだそうですが、フィレンツェで最古の橋だそうです。

 

 

橋の上には宝飾店がひしめき合うように立ち並んでいます。建設当初は市内の食肉店が入居していたそうですが、フェルナンド1世の時代に宝飾店へと衣替え。毎日の通勤時に、悪臭がするのが耐えられなかったのが原因だそうです。左手2回部分が回廊の一部。有償ですが回廊の内部を見学することもできます。

 

 

お土産品を求める観光客でにぎわう橋の上の高級宝飾店。美しい品々がショーケースの中に並んでいますが、残念ながら宝飾品の知識が全くありませんのでここはスルーです。女性と同伴の場合には要注意地帯となりそうですが。

 

 

ポンテ・ベッキオの中央部にはテラスがあり、アルノ川両岸の美しい風景を見ることができます。第二次世界大戦の時、フィレンツェで唯一爆撃を逃れたポンテ・ベッキオ。その理由は未だに謎なのだそうです。

 

 

朝から歩き回って、お腹もすいてきました。フィレンツェの名物料理でもいただくことにいたしましょう。ポンテベッキオから歩いて10分。カルミネ広場に面した地元料理のレストラン「Trattoria del CARMINE」でランチをいただくことにします。冬時間帯の日曜日は閉店しているお店も多いのですが、今日は幸いにもオープンしていました。

 

 

フィレンツェに来たら、Bistecca Alla Fiorentina(ビステッカ・アラ・フィオレンティーナ)ですよね。高級キアニーナ牛を使った、フィレンツェ名物のTボーンステーキ。シェフが私たちのために切り分けたお肉を見せてくれました。それにしても大きい!一人500グラムが目安でしょうか。

 

 

丁寧に調理して出していただいたビステッカがこちら。塩だけの味付けですが、柔らかくて本当にジューシーなお肉は美味。あっという間に完食です。でも、アンティパスト(前菜)のサラダやプリモピアットのパスタなどはできるだけ控えめに。空腹は最大の調味料ですから。地元名物のビステッカ、ぜひフィレンツェに行かれたら試してみてください。

 

 

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ヴェッキオ宮でダンテに会う。

ドゥオモからシニョーリア広場に移動して、ヴェッキオ宮とウフィツィ美術館の見学に出かけます。ヴェッキオ宮は1299年から1314年にかけてアルノルフォ・ディ・カンビオによって建設されたゴシック様式の建物。高さ94mの鐘楼「アルノルフォの塔(時計塔)」がシンボルになっています。

 

 

ヴェッキオ宮はフィレンツェ共和国の政庁舎として建設され、一時期メディチ家の住まいにもなっていました。隣接するウフィツィ美術館はメディチ家の仕事場だったと言われています。二つの建物は、雨に濡れることなく仕事場まで移動するための天蓋歩道で接続されており、ポン・テ・ベッキオの上に作られた「ヴァザーリの回廊」へと続いています。ベッキオ宮は現在市庁舎、博物館としても利用されており、入り口ではミケランジェロの傑作の一つダヴィデ像のレプリカが出迎えてくれます。

 

 

フィレンツェ共和国の政庁舎として使用されていた時代を忍ばせる500人広間。市民大評議会の会議場です。フィレンツェ共和国は、巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチとミケランジェロに500人広間の壁画を依頼し、競作させたと言われています。2007年5月、イタリア文化庁は、レオナルド・ダ・ヴィンチの幻の壁画「アンギアーリの戦い」がヴァザーリの壁画の裏側に隠されていると発表した。映画にもなったこの謎、名画は本当に隠されているのでしょうか?

 

 

スペイン王室からメディチ家に嫁いだ王妃の肖像画が、彼女専用の祈祷室に描かれています。祖国から遠く離れたフィレンツェに嫁ぎ若くして命を落とした王妃の、美しくも悲しげな横顔が彼女の運命を暗示しているかのようです。ちなみに同居していた姑との仲は良かったようですが。

 

 

宮殿2階にはいくつもの展示室がありますが、その中で最も日本にゆかりのある展示物が下の写真です。「黄金の国ジパング」と呼ばれていたルネッサンス時代に制作された古い地図です。左下の島の名称が「GIAPAN」と記されているのがわかるでしょうか?

 

 

そして今回の視察の主目的の一つ、「神曲」で有名なフィレンツェ出身の文豪、ダンテのデスマスクにご対面です。1265年にフィレンツェで生まれたダンテは、宗教政争に巻き込まれるものの敗北。フィレンツェを追われてイタリア各地を放浪しながら生涯を閉じます。今は生まれ故郷のフィレンツェで、新たな世界観を構築しようと思索しているのかもしれません。

 

 

ベッキオ宮をゆっくりと見学したら、ここで小休止。シニョーリア広場に面してグッチ博物館があります。

 

 

この博物館にはカフェが併設されているのですが、ここでいただくエスプレッソが絶品、とのことで伺いました。写真奥に見えますでしょうか?日本人のイケメン・バリスタが本場のエスプレッソを淹れてくれます。ぜひこの方にオーダーしてみてください。間違いなく最高です。

 

 

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ドゥオモの威厳に圧倒されます。

みなさん、新年あけましておめでとうございます。2017年が良い年でありますことを、心からお祈りしています。

 

さて、フィレンツェの旅も午前中のクライマックスへ。いよいよドゥオモにやってきました。休日ですから観光客でどこも混雑しています。それにしてもこのマッシブで絶大なボリューム感と色彩。これでもかと主張するような加飾技法。色酔いしてしまいそうな強烈さでドゥオモのファッサードが迫ってきます。手前がサン・ジョバンニの洗礼堂ですね。

 

 

フィレンツェのドゥオモの正式名称はサンタ・マリア・デル・フォーレ大聖堂。花の聖母教会です。ジョットの鐘楼と洗礼堂を合わせた3つの建築で構成されています。

 

 

この大聖堂はイタリアの晩期ゴシックから初期ルネッサンスを代表する建築です。トリコロールの大理石をふんだんに使用した豪華なファッサードは精巧な彫刻で加飾され、見る人々を聖なる世界へと誘います。カトリックの信者でなくても、その理想とする姿と歴史の奥行きに引き込まれていきそうです。

 

 

 

サン・ジョバンニの洗礼堂にはミケランジェロが絶賛したことで有名な天国への門があります。旧約聖書を10枚のパネルで再現した現在のレプリカは日本からの寄贈によるもので、オリジナルは聖堂裏手にあるドゥオモ付属博物館に収蔵されています。遠近法でブロンズが浮き彫りに見えるギベルティーの超絶技法。製作者自身もパネルの中に描かれていますので、見つけてみてください。

 

 

この日は日曜日で午前中は礼拝のために内部を見学することができません。でも、外周を一周するだけでその魅力は十分把握することができます。クーポラの見学は後回しにして、近くのカフェでちょっと休憩です。

 

 

正面右側の広場近くにある、とっても美味しいジェラード店です。フィレンツェ在住の方から、こっそりと教えていただきました。一見ブテイックのような外観ですが、是非一度本場のジェラードを試してみてください。

 

 

 

地元民の良いジェラード屋さんの見分け方!!冷蔵庫の中のジェラードに蓋がしてあるお店は味も良いそうです。観光客相手のお店では商品を直接お客様に見せたいところですが、ジェラートも生鮮食品。酸化を防止するため、蓋がしてある方が美味しいのだそうです。注文は簡単。自分の食べたいジェラートの種類を英語で言うか指差し確認。カップかコーンかを選択するだけですから、日本と全く同じスタイルですよね。きっと。

 

 

普段はあまりいただかないジェラートですが、このお店ではとっても美味しくいただきました。今回はデザート系男子も同行されていましたので、このあとジェラートをいただく機会が何度かありました。

 

 

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サンタ・マリア・ノヴェッラ教会へ。

ローマ・テルミニ駅からユーロスターで1時間30分。1930年代に改修されたフィレンツェの中央駅、サンタ・マリア・ノヴェッラ駅に到着しました。近代建築様式らしい抑制的なデザインですが、落ち着いた色彩と低く伸びやかなファッサードが、さりげなく観光客を出迎えます。ドゥオモまでおよそ650m、徒歩で10分程度の距離にあります。

 

 

中央駅名にもなった、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会は駅の正面、真向かいに位置しています。駅のファッサードは、教会の色彩やデザインとの調和を考えて計画されたことが窺えます。もちろん駅の高さが教会よりも高くならないような配慮も。ルネッサンス絵画に見られる水色の空、ちぎれ雲、そして緑の山々といった大自然に調和した建築材料の選択と意匠が見事に成功しています。

 

 

教会の側道を回り込むと、フィレンツェ・ロマネスク様式をテーマとした美しいファッサードが見えてきます。博愛の赤、正義の白、自由の緑を表す多彩な色調の大理石で幾何学的に構成されたデザインは、フィレンツェを訪れる旅人を魅了してやみません。希少で高価な大理石をふんだんに使用しており、往時のフィレンツェの経済的な繁栄を象徴する代表的な建築です。

 

 

ゴシック様式のトリフォーラを正面にのぞむ聖堂の内部。フィリッポ・リッピの祭壇をはじめ、有名な美術品がいくつも展示されています。この教会は世界最古の薬局があることでも有名ですが、薬局は聖堂から歩いて10分ほどの場所にあります。余談ながら、令夫人向けのお土産購入には最適な薬局かと思います。

 

 

正面ファッサードのバラ窓も、美しいステンドグラスで彩られています。このバラ窓を鑑賞するだけでも、1日の視察では時間が足りませんね。

 

 

EUの文化首都でもあるフィレンツェ。見たいものがたくさんありすぎて、気が急いてくるのは仕方がありません。教会前の広場を抜けて、いよいよドゥオモに向け再び散策を開始します。ルネッサンスの街フィレンツェですから、市街地のファッサードも美しいルネッサンス様式。数分でドゥオモとジョットの鐘楼の頂部が、少しだけ見えてきました。最もドキドキする瞬間です。

 

 

花の女神フローラを街の名の起源にもつフィレンツェ。旧市街は城壁でかこまれた狭い街区ですが、古代の城壁も教会の一部としてしっかりリユースされています。下の写真の左側廊部分が旧城壁です。色彩を含め違和感なく利用保存されていて、デザインの力を痛感する瞬間です。

 

 

閑話休題。モータリゼーションなんて全くなかった頃に作られた市街地は、現住民の自家用車でびっしりと埋め尽くされています。それにしてもどうやって縦列駐車したのでしょうか?これじゃあ、明日の朝、出庫できませんよね。ここもパリ流なのでしょうか、バンパーが心配になります。

 

今年も当ブログをご愛読いただき、ありがとうございました。それではみなさん、良いお年をお迎え下さい。

 

 

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イタリア・ユーロスターでFirenzeへ。

世界歴史遺産の街、トスカーナ州の州都フィレンツェを視察するため、ローマ・テルミニ駅からフレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ駅までイタリア・ユーロスターで小旅行をしました。英仏間を運行するユーロスターとは違い、イタリアの民営鉄道トレニタリアが運行しています。

 

 

駅前広場にあるポーランド出身の教皇ヨハネ・パウロ2世の像です。朝日が後光のように差して、優しいフォルムを際立たせていますね。ヨハネ・パウロ2世は冷戦末期に、450年ぶりのイタリア人以外の教皇として世界平和を訴え、被爆地の広島市と長崎市を訪問されたこともあります。世界中の信者や宗教家から愛された偉大な教皇、パパですよね。

 

 

毎年1億5000万人もの乗降客がある国際ターミナル駅、ローマ・テルミニ。

パリやミュンヘン、ウィーンなどに向かう国際列車が毎日運行されており、地下鉄A線・B線やレオナルド・エクスプレス空港鉄道などへも乗り換えも可能ですから、観光にはとっても便利なランドマークです。

 

 

テルミニ駅は古代ローマの浴場遺跡がある歴史地区にあり、建設後60年を経過したモダニズム建築です。周囲を取り囲む重厚な組積造建築群の中にあって、機能性と軽快さ備えた優雅で美しいデザインは、ひときわ異彩を放っています。高層ビル群の駅前広場しか知らない日本人にとっては、ノスタルジーを感じるような駅舎でもあります。

 

 

駅構内のカフェスペースには、古代ローマ時代の城壁が発掘された当時のままに展示されています。ローマは、古代遺跡の上に現代都市が構築されていることを、いつも意識させられる街です。

 

 

ユーロスターのチケットは英語表示も可能な券売機で簡単に購入できます。

 

ところが・・・。券売機の前にいるとアフリカ系と思われる青年が、馴れ馴れしく接近して来ました。どこまで?いつ行くの?何人? などと質問しながら、頼みもしないのに次々と画面を操作してきます!

 

お礼は一人5ユーロね!!って。これは明らかな親切詐欺ですよね。

 

こんな時は黙っていないで、かならずNO!!と言いましょう。移民や難民問題を抱え、経済状況もあまり芳しくない現在のイタリアですので、観光客目当ての犯罪には十分注意が必要です。

 

 

発車15分ほど前になって、ようやく出発掲示板に乗降ホームの番号が表示されます。ヨーロッパの他の駅と同様に改札はありませんが国際駅ですのでセキュリーティー・チェックを受けてから出発ホームに向かいます。切符の刻印を済ませ、ホームヘ。

いました!イタリアの新幹線、ユーロスターです。フェラーリのデザインでも有名なピニンファリーナが手がけたETR500型車両。Firenzeまで所要時間 約1時間30分 の旅が始まります。

 

 

2等車の座席は4人がけ対面シートで、座席にはテーブルとUSBプラグがついています。列車には2等の他に1等車両、ビジネス車両が連結されています。それにしても、さすがイタリアンデザイン。落ち着いた色彩、シートの座りごごちも抜群で、すっかり気に入ってしまいました。日本の新幹線の5人がけシートより、こっちの方がはるかに快適ですね。

 

 

イタリア・ユーロスターで主に運行している列車は3種類で、最高速度はETR1000の400km/h。運行速度は250-300km/hです。車内には簡単にアクセスできる無料のWi-Fiも飛んでいて、観光情報などをチェックするのにとても便利です。

 

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ハイデルベルクを散歩しました。その2

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前回紹介したハイデルベルク城の庭から撮影した、中世の古都であり学問の街でもあるハイデルベルクの旧市街地域。

4月中旬の雨の日でしたがアルプスの雪解け水の影響でしょうか、かなり水量が多いように思います。

この後、パリでもセーヌ川の増水でルーブル美術館が休館になるなど、話題になっていましたね。

 

 

ハイデルベルク城からケーブルカーで丘を下ったところには、ハイデルベルクの旧市街が広がります。

旧市街地の中心ハオプト通りを一本路地にはいれば、そこはおしゃれなカフェやレストラン、お土産やさんが軒を連ねる素敵な通りがたくさんあります。もう少し暖かければ、一休みしたのですが・・・。

 

通りを抜けるとカール・テオドール橋のたもとに。ここも観光名所の一つです。

この橋は1786年にカール・テオドール選帝皇の命により建設され、もともとは木造の橋で屋根まで付いていたそうです。

 

古城と橋と、そして城下街の旧市街。

中世ヨーロッパを感じることのできる三大要素を全て取り入れたのがドイツの古都ハイデルベルクです。

 

ハイデルベルクにもたくさんの教会がありますが、マルクト広場にある聖霊教会がもっとも大きく、この街一番の壮麗さです。

聖霊教会は、82mの高い尖塔を持つゴシック様式の建築で、選帝侯の墓が納められいるだけでなく、大学の祭宴の場としても利用されている、ハイデルベルクで最も重要な教会です。

 

内部にはとっても立派なゴシック様式のリブボールト天井。でも、どうやらオリジナルのデザインではないようですね。

ひょっとすると戦争の爪痕がこんなところにも残っているのかもしれません。

 

聖霊教会ご自慢の立派なパイプオルガンです。ドイツはパイプオルガン職人がたくさんいることでも有名ですよね。

日本のコンサートホールでも、ドイツ製のパイプオルガンをよく目にします。

次回は日曜日に伺って、その音色を確認したいところです。

 

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ハイデルベルクを散歩しました。その1

ハイデルベルク城は、マイン渓谷から約80mの高さにあるヨーロッパでも屈指の城址。

12世紀の建設当初から宗教的な紛争に数々巻き込まれ、17世紀にはルイ14世により破壊されましたが、現在は一部が修復されています。ルネッサンス様式の面影を残す城址は、有名な歴史遺産になっています。

 

エリーザベト門は、城主フリードリヒ5世が20歳の妻エリザベス・ステュアートのために1615年に建設した門です。

凱旋門様式で造られた美しい門は、ハイデルベルク城におけるバロック建築の代表的なモニュメントとして有名です。

 

フリードリヒ館は、マンハイムの創設者である選帝侯フリードリッヒ4世にちなんで名付けられました。

1608年にフリードリヒ4世はプロテスタント同盟の盟主となり、カトリック領主とプロテスタント領主の間の対立の間で翻弄された人物です。

 

城の北東角にある鐘楼は、この城を象徴する建物です。1764年6月25日に落雷が直撃て全壊しますが、のちに一部修復されたそうです。

 

薬局塔とオットハインリヒ館には、ドイツ薬業博物館があります。

この博物館はミュンヘンが第二次世界大戦中に爆撃を受けた後、1957年にハイデルベルクに移転したそうです。

 

有名なバイエル製薬のコレクションも多数展示されており、生活と薬の関係が時代考証とともに興味深く展示されていました。

 

大樽棟は、王の広間と隣接していますが、祝宴の際にワイン樽と宴会場が可能な限り近くになるよう設計されたそうです。

下の方に移った人形と大樽の大きさを比較してみていただけると、貯蔵したワインの量がわかると思います。

 

大樽塔、いわゆる城主のワインセラーに開けられた明り取り用の窓。

壁の厚さが1メートル近くもある組積造では、これだけの開口を開けるだけでも大変苦労したのではないでしょうか。

 

近代建築様式の某大学のファッサードにも、こんなデザインが類型として残されています。

 

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レーマー広場周辺を散策しました。

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住宅展示場の視察をした帰路に、フランクフルト最大の観光地でもあるレーマー広場周辺を散策しました。

 

 

レーマー広場は見所が集積しているアルトシュタット(旧市街地)の中心となっている広場で、14世紀の市庁舎(レーマー)前に広がる広場です。

 

4月の午後で気温はまだ肌寒いくらいでしたけれど、快晴の青空から降り注ぐ陽光でとても気持ちの良い午後になりました。

地元の皆さんも、長く暗い冬からようやく解放されて、どこか気持ちが華やいでいるように見えました。

 

ドイツといえばやはりソーセージとビール。

この日も大勢のお客さんが、初春の午後のひと時をゆっくりとテラス席で楽しんでいました。

 

それにしても巨大なジョッキが用意されていますね。

もちろん、どのジョッキにも容量の表示がされており、ドイツ人の律儀さが感じられます。

 

少し歩くとフランクフルトの大聖堂が見えてきます。
1239年に建てられたゴシック建築の教会で神聖ローマ帝国皇帝の戴冠式などが行われた教会です。

 

内部に入って博物館を見学。ステンドグラスの飾窓も拝見します。残念ながら第二次世界大戦の影響でしょう、全てレプリカです。

 

フランクフルトではレーマー広場を含む歴史地域も空襲によって甚大な被害を受けたそうです。

倒壊建物のレンガ集積場もあちこちにあり、現在でも修復作業が続けられています。

 

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