こもだ建総さんのモデル住宅が竣工間近です。
新規開発中の漆喰をベースとした潜熱蓄熱建材『e-プラスター10L』をご採用頂いた、
iWall研究会正会員の「こもだ建総さん(さいたま市)」のモデル住宅が、竣工間近
との連絡をいただきました。
こもだ建総さんでは、漆喰の塗り壁を標準で施工。
美しい左官仕上げの風合いはもとより、調湿性、防カビ性、空気清浄性など
お客様の健康と快適性を重視した「いえづくり」をいつも目指しています。
このモデル住宅では国産の杉材、檜材をふんだんに使用。床は30mmの杉板材。
丸と角のダブル大黒柱は、いずれも八寸と非常に大きな断面形状になっています。
調湿機能に加えて蓄熱性能を壁にもたせ、快適性と省エネルギー性能の向上を目指します。

壁の断熱に採用したのは、高性能の硬質ウレタンボード。
熱伝導率が、0.021 [W/m/K]と一般の断熱材の2/3程度と、高い断熱性能を発揮します。
菰田賢崇さんが、このモデル住宅で目指したのは超高断熱のゼロエネルギーハウス。
設計UA値は0.29 [W/m2/K]と、関東では非常に珍しい超高断熱仕様の住宅となっています。

左官下地には吸水性能の高い専用ラスボードを使用。継ぎ合わせ部分にも細心の注意を払い
左官材料の乾燥によるひび割れや、塗りムラなどを防止しています。

左官工事を担当するのは、この道50年の経験を持つベテランの職人さん。
漆喰左官工法のすべてを知り尽くした職人さんが、『e-プラスター10L』の
施工性を念入りに評価してくれました。

室内に導入しますから、換気時の寒さとは無縁です。内蔵された太陽光パネルでファン動力もゼロだそうです。
外構工事も終了間近で、今月末には現場見学会も開催されるようです。
iWall研究会 公式HP
http://iwall.jp
- 2015.01.22 Thursday
- 研究開発の今
- 14:38
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