聖徳太子ゆかりの四天王寺を見学します。

 

天性の高所恐怖症が、地上60階の「あべのハルカス」に挑戦した日。

ご近所にある四天王寺を拝観してきました。高所展望台からもはっきりと伽藍の配置が見えます。

はっきり言って怖いです。やや手ぶれです。

 

 

混雑する天王寺の街をキャリーバッグを引きずりながら、ようやく参道までやってきました。立派な鳥居です。

聖徳太子が建立した最初の官寺らしく「大日本佛法最初四天王寺」の石碑が厳かに出迎えてくれます。

 

 

境内の案内地図には伽藍配置や来歴に関する詳細な説明があります。

四天王寺は中門、塔、金堂、講堂を南から北へ一直線に配置した「四天王寺式伽藍配置」と呼ばれ、飛鳥時代を代表する伽藍配置だそうです。ここから早速歩測を開始します。

 

 

排仏派の物部守屋に勝利した崇仏派の蘇我氏に所縁のある聖徳太子が、戦の途中で勝利を祈念した四天王を祀るために建立されたのが「四天王寺」の縁起だそうです。どのお名前も歴史の教科書に出てきますよね。

 

手水舎で清めをしてから極楽門へ。いよいよ中心伽藍を拝観していきます。

 

 

寒い日でしたので参拝者も少なめですね。まずは西重門の手前にある香炉でお香を焚いて家内安全の祈願です。

 

 

高さ39メートルもある立派な五重の塔。593年の創建当時から幾度も消失し、再建も8度を数えるそうです。

 

 

四天王寺の本尊である「観世音菩薩半跏像」が安置されている金堂。

RC造ではありますが歴史建築家の詳細な考証によって、創建当時のデザインを再現しています。

 

 

エンタシスの列柱が美しい回廊を回ると「講堂」が見えてきます。

聖徳太子がお経を講義されたと言われている建物で「十一面観音菩薩像」と「阿弥陀如来坐像」が安置されています。太子がどんな講義をされたのか、とても興味深いですよね。

 

建築のオリジナリティーを「モノ」ではなく、様式や文化という「コト」で残す日本の伝統が息づく場所です。

 

 

大阪出張のお土産は「551蓬莱」の豚まん⤴です。決して肉まんではありません。

 

 

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東欧の産業遺産の街、オストラヴァを散歩します。

 

プロペラ機でプラハを出発してから約1時間。ポーランドとの国境までは10kmと至近の、チェコ第三の都市オストラヴァが見えてきました。オーストリア帝国の時代から炭鉱の町として栄えたこの街は、多くの産業遺産があることでも知られています。

 

 

空港の到着ゲートにはブリッジが無く沖留めですが、本当に人影がまばらで発着便もかなり少ないのかもしれません。第三の街にしてはちょっと寂しい空港ですよね。

 

 

タクシーでホテルまで移動してチェックインしたら、夕食まで街中散歩の時間です。錦織くん残念ながら負けました、ってフロントの人が教えてくれました。親日的な対応でほっと一息。ホテル前の大通りにはトラムバスが走っていますね。

 

 

オストラヴィツェ川の河畔に行ってみますが、散歩している人がほとんどいません。日曜日のせいでしょうか、街中にも本当に人影がまばらで、ちょっと寂しい印象の街ですね。

 

 

元気を出して街中探検を続行。ボヘミア公でありチェコの守護聖人でもあるヴァーツラフ1世の名を冠した、カトリックのヴァーツラフ教会へ行ってみます。たまねぎ帽子の鐘楼が可愛らしいですよね。ミュンヘンの聖母教会に由来するデザインでしょうか?

 

 

こちらがオストラヴァで最も有名な救世主大聖堂。歴史主義的な意匠を凝らしたファッサードが美しく、そして魅力的です。

 

 

ホテルの隣にあるオストラヴァ福音教会。奥の薄緑色の建物が、19世紀の事務所建築をリノベートした今夜のホテルです。レンガ積みの鐘楼のとんがり帽子が特徴ですね。チェコを代表する音楽家の名を冠したヤナーチェク・フィルハーモニーが演奏を録音したことでも有名な教会で、次回はコンサートが楽しめたらと思います。

 

 

翌日のランチは地元のチェコ料理のお店でご馳走になりました。クラッシックな古民家風のレストランで、暖かければテラスで食事するのも楽しいでしょうね。

 

 

そろそろ日本食が恋しくなる頃です。いただいたのはビーフコンソメに自家製の生パスタがあしらわれたチェコの家庭料理です。うどんのような食感でコンソメスープも出汁が効いており、少しだけジャパンを感じます。大変美味しゅうございました。

 

 

移動中の飛行機で出会った小さな絵描きさん。東洋人を見るのが珍しかったのでしょうか。お母さんの制止を振り切って、何度もこちらをチラチラと観察してきます。3時間のフライト中、ずっと絵を描いていました。お利口さんです。

 

 

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北海道は、白い世界に逆戻りしました。

 

ようやく雪もなくなって、安心して運転ができそうだと思っていたのですが・・・。

 

 

寒冷前線の通過で、あっという間に逆戻りです。この時期の北海道、安心するのはまだ早いのです。

 

 

畑の春作業も計画中だったのですが・・・。

 

 

しっかりと雪が積もってくれています。しばらく畑作業はお休みでしょうね。

 

 

せっかく新芽を出してくれたネギも、今朝はとっても寒そうです。

 

 

事務所のサツキは順調に開花中。こちらは、まだまだ春が続行です。

 

 

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Lesson 38 「表面結露」を科学してみよう。2

 

「結露防止技術の最前線」というコラムの中で、ガラス窓の下部にラジエータを設置する方法について紹介したのですが、もう少し詳しい情報が欲しいというご意見がありましたので、ここで補追しておこうと思います。

 

羽毛のようにフワフワと舞う、浮力噴流の魅力。

 

周囲より温度が高く密度が低い流体は、浮力が駆動力となって上昇を始めます。この流れを浮力噴流といいます。また、上昇し始めた時の運動量がほぼゼロの浮力噴流は、挙動の特徴から特別にプルーム(plume)と呼ばれています。

 

   

 <写真1>ガラス面に付着して上昇するプルーム

 

タバコの先から立ちのぼる紫煙はプルームの代表格。最初は筋状に立ちのぼる煙(層流)は、ある高さまで上昇すると渦ができ始め(乱流)周囲の空気を巻き込みながら温度差がなくなるまで上昇を続けます。喫煙習慣を肯定する意図はありませんが、観察してみるとタバコの煙も案外美しいものです。

 

Buriの形状母数との出会い。

 

浮力噴流がガラスの表面で冷却されて境界層内部に圧力差が生じるとき、噴流は上昇限界点に達して壁面から剥離することは理論的に予見できました。しかし乱流境界層の剥離現象に関する研究は非常に少なく、それからは剥離現象を説明する論文検索に明け暮れます。インターネットのなかったこの時代、図書館にこもって文献の検索をしていた時に、1931年にチューリッヒ大学に提出されたA.Buriの学位論文と出会います。これがBuriの形状母数:Γとの出会いです。拡大管流れの剥離現象に関するBuriの研究成果を参考に、プルームの剥離現象に関する理論解析を始めることになりました。

 

 

剥離高さをデザインして、システムを最適化するということ。

 

恩師がエアコンなどで生じた冷噴流の付着到達距離を理論的に解明した、この分野の権威であったことも私にとって大変な幸運でした。研究を開始してから2年後、剥離高さが下の母数:Λで表現できることをようやく突き止めたのです。

 

 

<写真2> ピクチャーウインドウに設置されたラジエータ

 

ライト・アーキテクチャーの勃興に伴ってますます隆盛を極めるガラス建築ですが、この研究成果が外皮性能に弱点をもつガラス建築の室内環境の改善に資することを心から願ってやみません。

 

■本ブログは抄録版です。

記事原稿の全文と詳細は、公式HPをご覧ください。

 

健康のための室内気候講座: http://iwall.jp/column.html

 

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チェコの東都の都市、オストラヴァまで出張します。

 

プラハでの楽しかった週末も終わり、今日からポーランドとの国境に近いチェコ第三の都市オストラヴァに出張です。オーストリア帝国の時代から炭鉱で栄えた街ですが、現在は資源も枯渇して新しい産業構造への転換を進めていると伺いました。初めての訪問ですので、どんな街に出会えるのかとても楽しみです。

 

 

朝食を終えたら運動を兼ねてホテルの周囲を散歩します。プラハは今日も見事に冷え込んでくれました。中央駅近くにあるジュビリー・シナゴーク。美しい装飾が印象に残りましたが、出発まで時間がないので今日は外観だけです。

 

 

さて、オストラヴァへの移動のためにプラハ空港へ。ここからチェコ航空の飛行機で約1時間の旅です。

 

 

それにしても寒い。雪はありませんが気温は零下20度ですので、空気中の水蒸気がフェンスに樹氷になって付着します。東欧の厳しい冬をたっぷり体験できました。それにしても寒い!

 

 

近代的に改修されたプラハ空港の出発ホールの様子です。多くの国内線、国際線が発着するチェコ第一のハブ空港ですね。

 

 

床には大理石で作られた世界地図が描かれています。日本から見るとチェコはやっぱり遠いですね。

 

 

搭乗までまだ時間がありますので、またまたピルスナー・ウルケルで乾杯。

 

 

見慣れぬプロペラ機、ATR-72型。ボーイングでもエアバスでもありません。いつもジェット機に慣れていますので、小型機は久しぶり。大丈夫かなあ?

 

 

不安を紛らすには、やっぱり美味しいワインです。€11でおつまみ付き。チーズとハムとサラミ、そしてオリーブ。好みのおつまみたちで、これ結構いけてました。プロペラ機の飛行感も、なかなか結構ですね。

 

 

お気付きでしょうか? 非常設備を説明するCAさんの身長!! おそらく200cmオーバーだと思われます。

 

 

 

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「SORA no MACHI」訪問記を、加筆してHPに公開しました。

 

このブログでも紹介した野田市にある分譲住宅街区「SORA no MACHI」訪問記を加筆して、HPのニュースとして公開しました。

 

 

プライベートな空間、ウチ・ソト空間と近隣・街区さらには都市環境へと連続して機能する街区の新たな設計コンセプト。

 

 

ブログでは語りつくせなかった「SORA no MACHI」街区の魅力を、独断と偏見を交えながら公開しています。下記のアドレスからアクセスして、ご高覧いただければと思います。

 

 

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春まだ遠い、大阪城公園を散歩しました。

 

大阪はもう桜の花が満開を迎える時期ではないでしょうか?

3月初旬の寒い朝に大阪城公園を散歩した時の様子をログに残しておこうと思います。

弁天島にある大阪ビジネスパーク。「大坂夏の陣」でも知られる古跡に、今は近代的な高層ビル群が建ち並び、

新たな高層ビルも建設中のようです。

 

 

大阪城ホールを抜けると、大阪城の天守閣が見えてきました。当日はとても寒い日でしたので、公園を散歩される方もまばらです。

 

 

豊臣秀吉が天下統一の拠点として築造した大阪城。石垣に使用された刻印も整理され綺麗に展示されています。

 

 

当時は大変貴重な建築物資だった巨石には、盗難防止の為に刻印が印されていたそうです。

 

 

天守閣への階段を一段一段登ると、逆光に生える天守閣が出迎えてくれます。素晴らしい威容です。

 

 

天守閣前の広場には海外からの観光客に混じって、修学旅行の学生、生徒さんたちも。

幾度かの火災焼失と修復を経て、現在の天守閣は1931年に完成したものです。

 

 

大阪城修復と同時に竣工したのが陸軍第4師団司令部庁舎。リノベーションも完了し「ミライザ大阪城」として活用されています。

 

 

ロマネスク様式のシンメトリーなファッサードと、四隅にあるタレット(隅小塔)が特徴的なクラッシック建築です。

たしかプラハ城にも、このデザインの原型がありましたよね。

 

 

フランク・ロイド・ライドが設計した帝国ホテルの「スクラッチ煉瓦」にインスパイアされた「スクラッチタイル」がファッサード全面に採用されています。某タイルメーカーさんの社史にも残る名品ですね。

 

 

正面玄関にあるエントランスホールの赤絨毯が、陸軍司令部時代の重厚な雰囲気を想起させてくれます。

 

 

さて翌日はアベノハルカスでランチタイムです。iicは、根っからの高所恐怖症なのですが展望台から大阪城をぜひ見てみたくなったのです。人生最初で最後の高所です。

 

 

地上60階、300mの高さから見る大阪城天守閣。四天王寺のはるか先の緑地に、ほんの少しだけ頂上が見える大阪城。

さすがの太閤もこのアングルから見られることになるとは、想像もしていなかったのではないでしょうか。

 

 

今回の旅では10年来の懸案だった「つかみ寿司」にも初挑戦!上混ぜをふた皿いただきました。美味でした。

 

 

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プラハ城から、聖ミクラーシュ教会へと。

 

神聖ローマ皇帝とボヘミア大司教の権力を象徴するかのような大伽藍の威容。

聖ヴィート教会はフレンチ・ゴシック建築の様式を今に伝える、チェコを代表する世界遺産の一つです。

素敵なステンドグラスの数々を堪能したら、そろそろホテルへと帰投する時間になりました。

 

 

夕方の坂道。今度は下りですが、安心はできません。ヒザの筋肉に意外と負担がかかり、時折ガクッと衝撃が!

明らかに運動不足のようです。

 

 

朝は横を通過するだけだったのですが、カレル橋への途中に聖ミクラーシュ教会があります。

プラハの旧市街にも同名の教会がありますが、こちらはボヘミア・バロック建築の中で最も重要な建物です。

 

 

高いクーポラと鐘楼が特徴的な教会で、正面ファッサードはベージュ色。

落ち着いたバロック特有の雰囲気ですが、内部が!?

 

 

教会の前は小さな広場になっていて、マラーストラナ広場と呼ばれています。遠くにはプラハ城が。

名称は広場ですが・・・現在は、まるで駐車場と化しています。さらに広場の真ん中には。

 

 

場違いなほど立派なオベリスクがそびえ建っています。聖母マリアと5人の守護聖人を配した三位一体像。

帰国後調べたところ全欧で猛威をふるったペストの終息を祈念するために18世紀に建てられたのだそうです。

 

 

それでは聖ミクラーシュ教会の中へ入ってみましょう。まず目に入るのは度肝を抜くような壁の色。

薄いグリーンとピンクの大理石で装飾されたバロック独特の意匠が出迎えてくれます。

 

壁全体が美しい大理石でできており、さらに全てが金色に加飾された彫刻で縁取りされていています。

豪華というのが適当なのでしょうか?祈りの静謐な空間というよりは・・・。

パーティー会場にでも来たような不思議な感覚です。

 

 

祭壇の天蓋もピンクの大理石柱で支えられ、柱頭もこれでもかと言わんばかりに黄金に加飾されていますね。

このような過剰ともいえる装飾への反動が、以降の建築運動の礎になっているのかもしれません。

 

 

それにしても悪魔退治はこれほどリアルでなくとも良いのではないかと思いますが?

ボヘミア・バロックと再カトリック化という歴史を、この装飾から感じてしまうのは少し悲しい気分です。

 

 

身廊の天井にはバロックの巨匠・ディーツェンホーファー作の「聖ミクラーシュの祝祭」というフレスコ画が描かれています。

題材は「最後の審判」でしょうか? 天上へと導かれていく人々の衣装から足がリアルにのぞいています。

でも門のところには天界に招待されなかった方々が、地獄へと突き落とされようとしていますね。

この絵もボヘミアン・バロックの傑作の一つでしょう。

 

 

身廊の一段と高い場所にある丸いクーポラに描かれているのは「三位一体の祝典」。

絵が周囲の柱や天井の装飾と完全に一体化しており、クーポラ全体として一つの芸術作品を形成しています。

かなり高い位置にありますので、絵の詳細を鑑賞するには望遠鏡があるとよろしいかと。

 

 

ボヘミア・バロックの装飾に圧倒された帰路、カレル橋を渡って旧市街広場へと続く小道を通りました。

美味しそうなスィーツ屋さんでパチリ。京都や金沢のように、美しい古都には美味しいお菓子が似合いますね。

 

 

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ようやく土も見えて、新芽が出てきました。

 

雪と氷の世界だった北海道も、ようやく春の気配を感じることができるようになりました。

スリップの心配がなくなると自動車も本当に安心して運転でますね。スピードには注意ですが。

 

 

このところ好天にも恵まれて1m以上も積もっていた雪が溶け、庭(畑?)の土が見えてきました。

 

 

春を待ちかねていたブラックベリーも新芽を出して、元気に再始動。冬でも、凍らないんですね。

 

 

春の気配を感じさせてくれる生き物たち。畑で一番早いのは、やっぱりネギの芽です。

 

 

凍結の影響で浮いていたマンホールも沈み込み、周囲の土とはこんなに段差ができます。

 

 

サツキの花もシーズン終盤。3ヶ月間も元気に咲いてくれています。ありがとう!

 

 

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Lesson 37 「表面結露」を科学してみよう。

 

「表面結露」はどのように進行するのか。

 

朝起きてみると掃き出し窓がひどく結露していて床にまで結露水が溜まっていた、という経験はないでしょうか?

でも結露を発生直後からじっくりと観察した、という人も少ないのでは?

 

ガラスの表面が露点以下にまで冷えてくると表面はうっすらとくもり始め、だんだんと透明度が下がってきます。

さらに時間が経つと小さな水滴が発生し始め、近隣の水滴が集合して水滴の直径が徐々に大きく成長していきます。

 

水滴が付着限界まで成長するとやがて滴下が始まり、ガラス面に付着している結露の量は平衡状態になります。

でも結露は止まったわけではなく、結露量と滴下量が等しくなったにすぎません。こうして床に水が溜まっていくのです。

 

 

「表面結露」と対流現象のアナロジー。

 

対流熱伝達と物質伝達の間にはアナロジーが成立するという「ルイスの関係」を仮定すると、問題は比較的容易に説明できるかもしれません。ガラス表面の自由対流現象はこれまで数多くの研究成果が発表されていますので、実験値の評価もしやすいからです。

 

下の図は27℃、60RH%に保たれた人工気象室内に、7℃の金属板を静置したときの表面結露量の実測結果です。

実験開始後80分の間は経過時間に比例して表面の結露量が増加していることがわかります。

80分後には1平方メートル当たり40 [g]もの結露水が表面に付着していました。

「結露」対策は、原因を取り去ることから。

 

結露の発生原因については以前にも議論しましたが、一般的にはガラス窓や窓枠の断熱性能が不足して表面温度が低下することにあります。結露対策をするとしたらデフロスターで乾燥させるよりも、結露させない家づくりをすることの方が大切だといえそうです。

 

 

■本ブログは抄録版です。

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