サンロレンツォ教会から、シニョーリア広場まで散歩しました。

 

 

ルネッサンス芸術の都フィレンツェにあるメディチ家ゆかりの建築群を見学するために、

 

のんびり街中散歩に出かけてみました。

 

ホテルに面した、朝のナツィオナーレ(Nazionale)通り。

 

寒暖差の激しい気候のせいか、半袖の人もいればダウンジャケットの紳士もいます。

 

 

右折して露店が立ち並ぶ路地を通り中央市場の前を過ぎると、見えてくるのがメディチ家の

 

「君主の礼拝堂」。サン・ロレンツォ教会の中では一番大きな建物で、ミケランジェロが

 

設計したことでも有名な建築です。

 

 

礼拝堂を右手に見ながらさらに直進すると、メディチ家の菩提寺「サン・ロレンツォ教会」、

 

そして未完のファッサードが見えてきます。

 

二階にある図書館の閲覧室もミケランジェロの設計。

 

芸術家たちのパトロンだったメディチ家の権力は絶大だったのでしょう。

 

 

正面左側の側廊を抜けた先には、修道院へと続く瀟洒な中庭が。これぞ、ザ・ルネッサンスです。

 

 

さらにドゥオモへと続くサンロレンツォ通りへと進みます。

 

中世の古い見張り塔や城壁跡を利用した、レストラン、カフェやショップがタクサンあります。

 

 

お野菜や果物も新鮮そうで、これらが地元フィレンツェっ子の食卓を毎日飾るのでしょうね。

 

 

界隈の様子を楽しみながらブラブラ散歩していると、ひときわ賑やかな広場に出ます。

 

フィレンツェ観光のハイライト、ドゥオモ広場。

 

早朝にも関わらず多くの観光客が集まっていますね。

 

 

守護聖人サン・ジョバンニを祀る八角系の洗礼堂は、フィレンツェ最古の建築の一つです。

 

ギベルティ作の「天国の門」を一目見ようと、今日も観光客でごった返していました。

 

旧約聖書の世界をたった10枚のパネルで表現するために、超絶技巧が駆使されています。

 

 

フィレンツェ のドゥオモの正式名称は、サンタ・マリア・デル・フィオーレ。

 

日本語では「花の聖母大聖堂」です。

 

ファッサードは19世紀後半に、統一イタリアのシンボルカラーである赤・白・緑の

 

大理石で再建されました。圧倒的なボリューム感と精緻な装飾の連続で、今日も

 

威風堂々とした佇まいを見せてくれます。

 

 

着工から150年を経て、ブルネルスキがようやく完成させた二重構造構法によるクーポラ。

 

画期的な構法の発明で、不可能と言われた大円蓋を完成させた名建築家の着想力には驚嘆です。

 

 

ドゥオモの隣にそびえるのが、高さ85メートルのジョットの鐘楼。

 

頂上の展望台からは、フィレンツェの街並みやクーポラなどの絶景を一望することができます。

 

予約なしでも登ることができるのですが、400段の階段は体力を要しますので、

 

運動不足の気ままな散歩には、ちょっと不向きですね。

 

 

2時間待ちの行列ということでドゥオモの内覧は諦め、シニョーリア広場を目指します。

 

古くからフィレンツェの政治の中心地となった、ベッキオ宮とコジモ一世の騎馬像。

 

統一イタリアの首都時代には一時的にイタリア政府が置かれ、いまも半分は市役所として利用されています。

 

 

こちらはミケランジェロの「ダヴィデ像」のレプリカ。フィレンツェ共和国のシンボルです。

 

オリジナルはアカデミア美術館に所蔵されていますので、次回は是非見に行きましょう。

 

 

お隣はミケランジェロと同時代の金細工師バンディネッリ作の「ヘラクレスとカクス」。

 

英雄ヘラクレスと化したメディチ家が、怪物カクスつまり共和制を倒したことを意味するのだとか。

 

これが一対になって市庁舎の屋外に展示されているところに、フィレンツェ文化の懐の深さを感じます。

 

それにしてもミケランジェロのお隣とは、バンディネッリがいささか可愛そう。

 

 

かつての野外劇場跡にある「ランツィのロッジア」は、ウフツィ美術館に併設された屋外ギャラリー。

 

チェッリーニが命がけで製作したと言われる、銅像「ペルセウス」が展示されています。

 

右手に剣を持ち、左手でメドゥーサの首を意気揚々と掲げたギリシア神話の英雄ペルセウス。

 

でも、リアルにちょっと怖い。

 

 

コジモ一世は、自身の執務室として現在のウッフィツィ美術館や、ヴァザーリの回廊を作らせた人物です。


メディチ家のお抱え芸術家ジャンボローニャが作ったこの騎馬像は、メディチ家の大切な記念碑になりました。

 

 

ルネサンス芸術の都フィレンツェは、高級画材店が多い街としても有名です。

 

こちらのお店で、水彩画の画材をお土産に購入しました。

 

 

こちらのショーウィンドウには、可愛らしいフルーツのキャンディーが。美味しそう。

 

 

 

 

☆室内気候研究所

公式HP : http://iwall.jp/

Twitter: 室内気候研究所


「エコナウォール 25」が、グッドデザイン賞を受賞しました。

 

 

 

 

仙台に本拠地を置く(株)北洲が製造・販売する、潜熱蓄熱塗り壁材

 

『エコナウォール 25』が、グッドデザイン賞 2018(住宅用建材・建具部門)

 

を受賞しました。

 

 

 

 

潜熱蓄熱の効果による快適性の向上に加えて、省エネルギー、調湿性能、消臭・空気清浄など

 

健康性能を兼ね備えた、サステナブル建材『エコナウォール 25』。  

 

室内気候研究所も初期段階から、研究開発に参加させていただきました。

 

 

10月31日(水)から11月4日(日)まで、東京ミッドタウン・ホールで開催される

 

「2018年度グッドデザイン賞受賞展」で、他の受賞作品とともに展示される予定です。

 

 

◆グッドデザイン賞2018の公式HPはこちら:

 

http://www.g-mark.org/award/describe/47506?token=kuixCBH3S0

 

◆商品の詳細はこちら:

 

https://www.hokushu.net/kenzai/product/1611/

 

 

                            写真:(株)北洲本社ビル(宮城県富谷市)

 

 

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住宅の安全性は、どう担保されるべきなのか?

 

 

 

大規模な台風や集中豪雨による災害が頻発した、2018年の日本列島。

 

北海道でも観測史上最大となる大地震で土砂災害や地盤の液状化が起き、尊い人命や貴重な

 

財産が失われました。

 

 

住宅は風雨や暑熱・寒冷から人命を守り、地震や台風の被害を可能な限り小さくするという

 

根元的な役割を担っています。

 

今回から住宅建築に期待される機能を分析的に考察して、相互の関連性や将来展望について

 

議論してみたいと思います。

 

 

全ての人が、幸福を追求できる住宅はどう「ツクル」か?

 

建築省エネ機構(IBEC)が提唱している「スマート・ウエルネス・オフィス:SWO」の

 

定義を参考にしながら、住宅が具有すべき機能を図解してみました。

 

住宅のウエルネスを下支えしている機能が「安全性の確保(Resilience)」であるとすると

 

「建築が原因で病気や怪我をしない」ための機能は全て、ここに包含されるべきでしょう。

 

 

 

 

「断熱・気密性能」を高めることは、「安全性の確保」にとって不可欠。

 

風雨や寒冷から身を遠ざけ、地震や台風から命を守るために最低限備えるべき性能とは?

 

全ての住宅が風・雨・雪への耐力や耐震性能を十分に保持すべきとの議論は、台風や

 

地震の被害が多い日本では、おそらく異論のない所でしょう。

 

また厳冬期に停電が起き、暖房が使えなくなった場合でも、寒さから身を守るための

 

備えに断熱・気密性能を高めておくことも「安全性の確保」の観点から大変重要です。

 

 

2,500万戸の「無断熱住宅」から、命を救うために断熱改修を急ごう。

 

2020年から新築住宅の断熱性能基準への適合が、法的に義務付けられることになりました。

 

生活環境の「安全性の確保」という観点からも、大きな前進であると思います。

 

しかし、日本には2,500万戸もの無断熱住宅のストックがあり、そこで生活される方々の

 

「住戸内熱中症」や「冬季4大疾病」に代表される健康リスクはそのまま残ります。

 

ご長寿社会の到来とも相まって、その対応が期待されているところです。

 

 

多発した災害を奇貨として、耐震・断熱改修の完全実施に向けた行動を推進したいものです。

 


 

 

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フィレンツェSMN駅の周辺を、散策してみました。

 

 

フィレンツェ観光の玄関口、SMN駅。

 

正面にあるゴシック様式の教会、サンタ・マリア・ノヴェッラの名を冠したターミナル駅です。

 

 

今回はSMN駅直近でアクセスもよく、市内観光にも便利なメルキュール・フィレンツェ・チェントロに宿泊しました。

 

 

周囲の建物との色合いやデザインの調和を図りながら、近代的に改修された四つ星ホテルですね。

 

 

こちらがアサインされたお部屋。十分な広さと清潔感があって、快適に過ごせそうです。

 

 

天井まで木製サッシが延びるテラス側の開口部。ガラスはトリプルガラスで重厚感もたっぷり。

 

気密もしっかりしていて重いのですが、全開放も簡単にできました。

 

お部屋にはベランダも付いていていますので、都市の喧騒を遠くに聞きながら気軽に夕涼みも楽しめます。

 

 

ホテルの中庭には素敵なテラス席がありました。宿泊者なら朝食を取ることもでき、カフェとしても利用可能です。

 

 

今日は日曜日ですので、駅前のサンタ・マリア・ノヴェッラ教会の日曜礼拝に参加させていただきます。

 

4つの亀に支えられた、大理石のオベリスクが広場でお出迎えしてくれました。

 

 

教会の入口近くでは黒服のスタッフの方が、参加者をチェックされていました。

 

私たちは参加できたのですが、入口で拒否される方々も。服装や荷物の大きさで判断しているのでしょうか? 

 

基準は不明ですが、入れる方とそうでない方がいるようです。

 

 

後壇のステンドグラス前にはたくさんの信者の方が、熱心に礼拝されています。

 

信者ではありませんが、賛美歌やオルガンの幻想的な音色に感激です。

 

 

さて日曜礼拝を済ませたら、ホテルのすぐそばにある中央市場をのぞいてみることにしましょう。

 

道の途中には水飲み場が。フィレンツェの街には、いたるところに公衆の水飲み場が用意されています。

 

こちらもその一つ。

 

 

可愛らしい天使の口から、チョロチョロと水が流れていますね。

 

水筒やペットボトルに水を補給したり、果物を洗ったりする人も結構いました。

 

でも、飲んでみる勇気がどうしても出ない。

 

 

水飲み場から露店が立ち並ぶ路地を振り返ると・・・。

 

改修が済んだフィレンツェの中央市場メルカート・ツェントラーレが見えます。

 

 

食の都フィレンツェの郷土料理をこちらで楽しむのも良し、お土産に地元食材を購入するのも良し。

 

初めてフィレンツェ訪れた観光客でも、気軽に楽しめるスポットです。

 

 

1階には野菜、果物、肉、魚などの食材を売るお店が入っていています。

 

観光客相手だけでなく地元の方々の普段使いのお店も多く、朝からとても賑わっていました。

 

 

お肉屋さんをちょっと覗いてみたのですが、キアナ牛や生ハム、ソーセージに混じってウサギたちも並んでいます。汗

 

 

トマト王国イタリアだけあって種類も豊富。しかも、お値段が手頃。

 

甘さや旨味の濃厚さなど、料理によって種類を選ぶのだそうです。

 

 

ドライフルーツの専門店もありした。こちらは軽いので、お土産にぴったりかもしれません。

 

 

2階はフードコートで営業時間は朝10時から夜24時まで。

 

フィレンツェの郷土料理を手軽に満喫することができます。

 

 

バローロをはじめイタリア産の美味しいワインが並んでいますが、ショットで試すこともできるカウンターもありますよ。

 

 

そして、こちらがこの日の朝食。これだけ食べたらランチはパス。

 

夕方になってお腹が空いてきたら、中央市場のフードコートに行ってみましょうか。

 

 

 

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エネルギーの分散と貯蔵は、家庭の震災リスクを低減してくれる。

 

 

 

北海道大地震の直後に発生したブラックアウトで、多くの家庭がテレビという大切な情報源を失いました。

 

普段はあまり気にもしていませんでしたが、公共放送から流れる震災情報が途絶すると困りますよね。

 

すっかり普及したワンセグ放送が見られるカーナビシステム。皆さんとても重宝したようです。

 

 

さらに停電が続くと携帯端末のバッテリーもどんどん減って、大切な情報源が使えなくなります。

 

今回の停電でも充電ができる公共施設には、長蛇の列ができたそうです。

 

基地局のバッテリーが、24時間しか持たないことも初めて知りました。電波難民状態です。

 

我が家の自家用車には幸いにもUSBプラグがあり、これも大変助かりました。

 

電力を貯蔵するアイデアの一つとして、EVやPHVの普及も一定の合理性を持っているようです。

 

しかしドイツなどに比較すると、あまりにも脆弱な送電システムしか持たない北海道でEVを普及させることの意味は?

 

軽自動車を含む自家用車の登録台数が280万台を超過する、車社会の北海道。

 

充電のための消費電力は およそ10kW/台ですから、同時充電を可能にするためには?

 

冬の最大電力需要の4倍近い2,800万kWの電力能力を追加し、配電しなくてはいけないのですから。

 

 

家庭のエネルギーの防災対策で大切なことは、エネルギー源を分散させて備蓄することがあげられます。

 

我が家では調理用にLPガスを利用し暖房用の灯油備蓄もありますので、あとは電力なしでも暖房できるストーブがあれば。

 

「選択と集中」によってシステム効率は高まるのですが、非常時に全てがダウンすると手の施しようがありません。

 

災害リスクの回避のために、家庭では石油、ガスそして電力をバランスよく利用することも必要ではないでしょうか。

 

 

北海道の全ての住戸に1kWのPVと蓄電池を配布すべき、との提言をされる方がいるようです。

 

電力インフラの議論に一石を投じる見識ですが、そもそもPVを設置できるほど耐震性能が高くない住宅も多いのが現実です。

 

落雪のない陸屋根が普及した北海道では、雨漏りさせずに設置するのも一苦労。

 

またメガソーラーが復旧したのも、停電が解決してから一週間が経過してからでした。

 

太陽光発電の普及が、災害耐力の増強に直結するというのはいささか議論が短絡しているような気がします。

 

 

全体の合意形成が必要な時間のかかる対策と、個人が自助努力でできる防災は区別しながら議論すべきです。

 

冬本番を前に今自分でできる防災は何か? 真剣に考える良い機会です。

 

一人一人の意識が、命を繋いでいくことにつながるのですから。

 

 

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防災意識が高まったのは、不幸中の幸いでしたが。

 

 

 

立て続けに起こった台風21号の被害と北海道大震災。そしてブラックアウト。

 

冬場に大災害や停電が起きた時の恐怖は、北海道民なら容易に想像が付くものです。

 

量販店の棚からは、電力供給なしでも暖房できる石油ストーブが姿を消しました。

 

 

調理だけでなく、暖をとることもできそうなカセット式のガスコンロも品薄。

 

ガスボンベも、入荷次第すぐに品切れになるほどの売れ行きだそうです。

 

でも密閉空間での裸火の使用は、換気に十分な注意が必要です。

 

停電時には、機械換気システムも作動していないことが予想されるのですから。

 

 

こちらは電池コーナー。単4電池がわずかにありますが、パワーのある単1電池は売り切れですね。

 

電力はとても利便性が高いのですが、蓄えておくことが非常に難しいエネルギーなのです。

 

 

最近はどこのスーパーでも、お水とレトルトのお米が入り口近くに置かれるようになりました。

 

冬までに、北海道の全家庭の防災準備が間に合うと良いのですが。

 

 

台風21号の被害で倒れた木々も手付かず。ひと月近く放置された状況が続いています。

 

 

ナナカマドも色づいて、もうすぐそこまで冬が近づいてきています。

 

強靭さ(Resilience)が建築にとっていかに大切なのか、今更ながらに気づかせてくれた大災害。

 

室内気候の評価や対策についても、少しずつ考えて公開して行きたいと思います。

 

 

台風24号で被害を受けられた方はいませんでしたか? とても心配しています。

 

 

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イタロに乗って、フィレンツェまで小旅行を。

 

 

ローマの視察を一時中断して、ルネッサンス芸術の都フィレンツェまで小旅行に出かけました。

 

今回は念願のイタロに乗るため、ホテル直近のテルミニ駅から、始発のティブルティーナ駅まで地下鉄で移動します。

 

 

ティブルティーナ駅にあるイタロ・ラウンジです。

 

私鉄新幹線のラウンジですが、Ferrariに激似のブランドカラーで統一されていてとても綺麗ですね。

 

 

ビジネスクラスの利用者は、€10を支払うとイタロ・ラウンジが利用できます。

 

 

とっても落ち着いた雰囲気で、革張りのソファーも快適。

 

スパークリングワインやエスプレッソなど、ドリンクやスナックを無料で楽しめます。

 

これなら待ち時間の間も、旅を満喫できますね。

 

 

さていよいよ出発の時刻が近づいてきました。

 

 

テルミニ駅よりも乗降客が少ないせいか、とっても落ち着いた雰囲気の駅ホームです。

 

 

 

こちらがイタロのビジネス車両の内部。

 

イタリアの名匠、工業デザイナーのジウジアーロがデザインを担当しました。

 

2+1のゆったりとしたシート配列になっています。

 

 

ローマからフィレンツェまでは、片道1時間30分の列車の旅。営業最高速度は250 km/hです。

 

 

イタリアの高速鉄道フレッチャ・ロッサとイタロの車両が仲良く並んでいたら、撮り鉄ならずともパチリですよね。

 

 

あっという間に、フィレンツェの中央駅に到着。

 

正式名称をサンタマリア・ノヴェッラ駅(Stazione Santa Maria Novella )といいます。

 

駅近くのホテルに荷物を預けたら、次のテーマ完遂のためにバスで移動です。

 

 

2階建ての豪華バスの中には、人種や国籍の異なるさまざまな人たちが仲良く乗車していますね。

 

気分もアゲアゲのようですが、さてどちらに向かうのでしょうか?

 

 

フィレンツェの市街地を外れて、バスはどんどん郊外へと進んで行きます。

 

 

高速道路のインターを降りたら、そこはトスカーナの田園風景。きれいですね。

 

 

60分ほどバスに揺られて到着したのがこちら。

 

40社以上のファッション・ハイブランドが軒を連ねる" THE MALL " という人気のアウトレット・モールです。

 

実はモール行きの直行バスが、SMN駅から30分おきに出ているんです。

 

 

日本でも人気のこんなメーカーのお店や・・・。

 

 

こんな高級店も。バーゲンシーズンには世界中から集まった、たくさんの買い物客でごった返すそうです。

 

 

とても暑い日でしたけれど、どのお店もたくさんの買い物客で賑わっていますね。アジア系の方もたくさん。

 

 

GUCCIはただいま入場制限中! どちらかといえば女性が多くて、しかも元気。

 

男性はどなたも虜囚のようで、どちらかで捕獲されたのでしょう。

 

気のせいか男性は、いまひとつ覇気がありません。

 

 

こちらが新作の帽子だそうです。可愛いというか奇抜といおうか。

 

ファッション・デザイン、全く理解できません。

 

 

GUCCIは、2階のカフェも大人気。

 

とても眺めの良いテラス席で、美味しい軽食をいただくことができます。

 

 

本日のランチは白ワインとカプレーゼ。

 

でもこのモッツアレラチーズ、一人前にしてはとっても量が多いので日本人ならシェアで十分かと。

 

新鮮な空気と美味しいお食事、そしてお買い物の熱気。

 

このあと40年分の感謝と贖罪の祈りを込めて、夕方までお買い物ツアーは続いたのです。

 

 

☆室内気候研究所

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Lesson 42 屋根の断熱不足が「睡眠の質」を低下させる。

 

 

 

2階にある寝室や子供部屋が深夜になっても暑くて、ぐっすり眠れない。翌朝もスッキリ起きられない。

 

夏型の睡眠不足に悩む方は意外に多いようです。今回は住宅の2階がとりわけ暑くなる原因と、その対処方法について考えてみることにしましょう。

 

日射を受けた屋根から侵入した熱が「睡眠時熱中症」の原因になる。

 

木造住宅の最上階の天井(多くは2階ですが)と屋根の間の空間を小屋裏空間といいます。屋根の断熱が不十分な住宅では、日中の日射熱で小屋裏空間の温度が 60〜70℃ にも達することも珍しくありません。

 

 

小屋裏空間にたっぷりと蓄えられた熱は夜になっても2階の天井を温め続け、徐々に室内へと流れ込んできます。冷房の冷たい風と天井からの照り返しが同時に存在するという非常に不快な環境が夜通し続くと、寝苦しくて「睡眠の質」はますます低下してしまいます。

 

断熱性能の低さが健康を阻害し、空調エネルギーを増大させる。

 

木造住宅に比べると熱容量が大きいマンションなどの最上階では蓄積される熱量も多いので、夜の室温が高く推移しがちですからこの問題は特に厄介です。

 

 

ここで住宅の断熱性能と体感温度との関係について考えてみましょう。

 

上の図は気候区分ごとに定められている断熱性能の指標、UA値の基準と体感温度の関係を示しています。横軸は外気温度で、体感温度は日射によって温められた建築躯体の影響も加味して計算してあります。

 

本州の東京以西の地域が属する5〜7地域の断熱基準はUA=0.87 [W/m2/K]です。図から、外気温が25℃の夏日に冷房をしたとしても、晴れていれば日射の影響で体感温度が26℃を上回り、不快に感じる始めることがわかります。

 

一方で北海道レベルの断熱基準 UA=0.46 [W/m2/K]まで断熱を強化すると、猛暑日でも体感温度は26℃以下に保つことができますので「夏の暑さ対策」にも「住宅の断熱強化」が有効であることがわかります。

 

エアコンの使用だけでは、防ぎきれない体感温度の上昇。

 

日射が窓を通して室内へと自由に侵入すると、床や家具にも大量の日射熱が蓄えられることになりますから、健康室温の維持はさらに難しくなります。エアコンを利用する場合でも遮熱効果の高い日よけの利用は必須と言えるでしょう

 

環境弱者を住宅内での熱中症から守るためには、以下の4項目が必須です。

 

  1 エアコンの適切な配置と利用

  2 屋根や外壁の断熱強化

  3 外付けブラインドなどの日射遮蔽装置の利用

  4 温湿度計などによる室内環境の可視化

 

年々増える続ける「住宅内熱中症」とりわけ「就寝時熱中症」の患者数。

住宅の睡眠環境の改善は、まだまだ不十分なようです。

 

 

■本ブログは抄録版です。

記事原稿の全文と詳細は、公式HPをご覧ください。

 

健康のための室内気候講座: http://iwall.jp/column.html

 

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ヴァチカン美術館の鑑賞を終え、サン・ピエトロ大聖堂へと。

 

 

4時間にもわたるヴァチカン美術館の鑑賞ツアーを終えて、次はサン・ピエトロ大聖堂へと移動します。

 

初代ローマ教皇でもある、使徒ペトロの墓所を祀る聖堂が起源となった大聖堂ですね。もちろんキリスト教会としては世界最大級で、ローマ教皇が住むヴァチカン宮殿に隣接しています。夕刻の写真なのですが正面のファッサードには夕日が当たっていませんね。ということは後壇が西向きにオリエント!?

 

 

バロック芸術の巨匠ベルニーニが設計した広場の中央には、古代ローマの時代にエジプトから運ばれたオベリスクが立っています。

 

 

正面左側の宮殿通用口には容姿端麗なスイス人衛兵の姿が今日も。スイス各地の教会から推薦された選ばれし者のみが果すことのできる、誉れ高いお務めです。

 

 

正面のアーチをくぐると豪華に装飾されたアトリウム、そして聖堂に続く5つの扉があります。右から二番目「秘跡の扉」が通常の見学者入口で、左から二番目の「善と悪の扉」が出口になります。

 

 

一番右側にある「聖年の扉」は25年に一度、聖年の年にだけ開く扉です。ローマにある4大バシリカの「聖なる扉」をくぐると、特別な赦しが得られると言われています。

 

 

身廊に入ってすぐ右側に、人だかりのできているところがありますね。幕の後ろには有名なあの作品が・・・。

 

 

ミケランジェロ26歳の作品「ピエタ(慈悲)像」です。十字架から降ろされたイエス・キリストと、キリストを抱く聖母マリアの悲しみの表情はローマに来たら必見ですよね。

 

 

そして大聖堂に入ってすぐに目に飛び込んでくるのは、眩いばかりの壮麗な装飾。スタッコ、大理石、ブロンズなどの像だけでも400体以上あるという、世界最高で最大の芸術劇場です。サン・ピエトロ大聖堂を訪れると観光客が「スタンダール症候群」に罹ると言われるのも納得できますね。遠くの参拝客の大きさで、隔世感溢れる天井の高さが感じられるかと思います。

 

 

こちらがラファエロの絶筆となった祭壇画『キリストの変容』のレプリカです。天啓によってキリストが神であることを認識する場面と、悪魔に取り憑かれた少年が奇跡で治癒する場面が、一つの画面に描かれています。それにしても美しい。
 

 

ベルニーニ作の大天蓋も大聖堂内の見どころの一つです。この巨大なブロンズ製の天蓋の真下に、聖ペトロのお墓があります。強い力でねじ曲げられたヴァナキュラスな印象を与える4本の柱で、重厚な天蓋が支えられていますね。後陣には同じくベルニーニ作の「聖ペテロの司教座」が少しだけ見えています。この椅子は教皇だけが腰掛けることを許されているそうです。テレビ中継の準備のためでしょうか、残念ながら本日は立ち入り禁止のようです。

 

 

大天蓋の真上を見上げると、ミケランジェロが設計した有名なクーポラを内側から眺めることができます。高さ138メートル。よく見ると円形の黄金モザイクで聖人たちが描かれているのですが、今日は太陽の光で神秘的に光り輝いています。

 

 

大天蓋の位置から入口方向を見るとこんな感じです。大聖堂の中にはたくさんの礼拝堂や歴代教皇の墓所があり、一つ一つが彫像で美しく飾られています。輝かしい縁起と2000年の歴史、空間のスケール、装飾の完成度、どれをとっても世界最高峰のバシリカでしょう。カトリックの信者にとっては、一生に一度は訪れたい巡礼の地です。

 

 

さてイタリアのデザートといえばジェラート。今回の旅行で、一生分のアイスクリームをいただくことになりました。

 

 

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想い出多い実験棟に感謝しつつ「論文一覧」を更新しました。

 

 

望外にも25本以上の査読論文が雑誌に掲載され、数多くの卒業論文執筆も支えてくれた、北海道職能大の『PCM実証実験棟』が、2018年10月に撤去されることになりました。

 

2007年9月に着工してから早いもので11年。毎年のように改修を重ねながら新規の実験テーマを実施できたのも、この実験棟の存在が支えとなってくれたおかげです。

 

 

写真は2007年12月の冬工事の様子。当初から仮設実験棟でのデータ取得を目標としてきましたので、経済性も考慮して外装は樹脂の波板で仕上げることに。PCM建材の性能実証試験に加えて、急遽決定した屋根瓦の実験も加わりバラエティーに富んだ研究が始まろうとしていた頃です。

 

データの取得は順調に進んだものの、やはり大変だったのが冬場の除雪。日本海に面した小樽市銭函では最大積雪深が2m近くになることもあり、水平面全天日射計の維持のためにも毎日の除雪を欠かすことができませんでした。

 

実証試験を積み重ねることで、冬場の日射量が少ない小樽でもパッシブソーラーハウスが実現できること、PCMの潜熱蓄熱によって朝の冷え込みを予防しエネルギーインフラが途絶しても最低限の生活温熱環境が維持できること、ソーラー温水パネルを壁面に垂直設置することで積雪が多くても十分な暖房エネルギーが獲得できることなどなど、貴重な研究成果を多数あげることができました。

 

研究の実施にあたって終始、熱心に取り組んでくれた北海道職業能力開発大学校の教職員や学生の皆さん、共同研究でお世話になった協賛メーカーや工務店、左官工事店の皆さんに、衷心より御礼申し上げる次第です。本当にありがとうございました。

 

これまでに発表した論文リストは、下記のリンクからご覧になることができます。

 

「論文一覧」のリンク: http://iwall.jp/about.html#ronbun

 

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