西区の住宅で潜熱蓄熱の魅力を体感してきました。

2012年に竣工した札幌市西区にある住宅(かってにつけた愛称:I-project)にお邪魔して、冬の室内環境を体感してきました。
竣工から2年が経過して、住宅の外観も周囲の環境にしっくりと、よくなじんでいます。
オーナー様がご自身で薪の集積施設や遊具などを次々に設置されており、毎回訪問が楽しみです。
パッシブなライフスタイルは、人間のアクティブさも活性化させてくれるのかもしれません。




30坪の住宅のメイン暖房設備は1台のストーブ。
燃焼効率や燃焼時間の調節も可能な優れものに、新しい道具が追加されていました。
ペルチェ効果を利用したファンですね。ストーブの温度が60℃くらいになるとファンが自動的に廻りだします。
もちろん電気代フリー。ストーブにのせるだけで暖かさを運んでくれる優れものです。
なんだか、ストーブの温度管理の目安としても使えそうですね。





竣工時からオーナ様のご協力をいただきながら、室内の温湿度データを収録してきました。
今回のデータは昨年10月から1月30日までのデータです。
薪ストーブの熱はもちろん、太陽や調理、家電からの排熱も潜熱蓄熱材を施工した壁と天井にチャージ。
夜間、必要になったときには自動的に室内へと放熱されるシステムです。
最寒期の1月は、一日に15本程度の薪を数回に分けて燃やしているそうです。
カレンダーには研究用にと、その日使った薪の本数を書き込んでいただいていました。ありがとうございます。
今年の冬も室温は20℃から23℃を安定してキープ。冬場の過乾燥とも無縁のこの住宅。
相対湿度は45%以上とインフルエンザなどのウイルス増殖の予防にも効果的で、お子様もほとんど風邪を引かないそうです。



特に寒さが厳しかった今年の札幌ですが、「外に出てみないと寒さが分からないほど快適な環境になっている」
と喜んでいただきました。木造住宅にRC造建築並みの熱容量を加える事で、非常に安定した環境が維持できていました。

測定の後は、お子様の積み木遊びにも参加させていただきました。
秋にお伺いした時は、お母様にだかれていた未来の紳士くんも、すっかり自立されてきたようです。



この春からは幼稚園に通われると教えていただきました。
お子様や家族の健やかな成長を優しく包み込むような室内環境。
そんな環境づくりを目指して、更なる研究を積み上げていきたいものです。

あ、それからお菓子もいただいちゃいました。



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公式ホームページURL http://iwall.jp/
 


新しいデシカント調湿壁材の実験に参加しました。

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2013.12.18  北海道職業能力開発大学校の研究チームが開発中の、デシカント調湿壁材の施工試験を見学してきました。この壁材は、漆喰や珪藻土に新規開発したデシカント材を混合。中湿度領域での吸放湿性能を2倍以上に高めた高性能調湿建材です。



この日は、新規開発壁材の施工性を定量化する実験が行なわれました。施工者の主観的評価と材料の物理特性で施工性を定量化する試みです。北海道左官協会の協力を得て、熟練の施工者による主観評価が行われました。



施工試験の結果、デシカント材料を混合した材料では珪藻土より粘りが予想以上に強く、骨材調合を工夫する必要がある事が確認できました。



冬期間の過乾燥が指摘される高性能住宅。デシカント調湿建材の使用で安定した湿度環境を維持し、冬のインフルエンザ対策としても注目される技術です。

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「塗り壁で木造にRC並み蓄熱性〜PCM蓄熱材『e−プラスター』発売」



2013年12月5日発行の「北海道住宅新聞」に、「e−プラスター10/20(R)」の記事が掲載されました。
「e−プラスター」の特徴と魅力が余す事なく紹介されています。木造高断熱住宅が抱えるオーバーヒートや過乾燥などの問題を解決する工法として、今後とも啓蒙・普及活動に精一杯チャレンジしていきます。

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北海道住宅通信で、潜熱蓄熱セミナーが紹介されました。



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「第1回iWall潜熱蓄熱(PCM)セミナー」を開催しました。

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 2013年11月22日、iWall研究会主催の潜熱蓄熱技術セミナーが札幌市で開催されました。当日は、事前の参加申し込みを大幅に超える70名の方々が参加。室内気候研究所主席研究員の石戸谷氏の基調講演に続いて、村上工業の村上社長のによるe−プラスター」施工デモンストレーションが行われました。

 

 

基調講演では、良好な室内環境調整と省エネルギーのためには、日射の調整と有効利用が不可欠である事が強調。潜熱蓄熱内装材「e−プラスター」と日射遮蔽装置「Super Sun Shade」採用により、年間を通したパッシブ蓄熱システムの有効性が、実証実験のデータをもとに解説されました。とくに、「e−プラスター」の効果を電子マネーに例えて解説。昼間に、日射熱をチャージして夜間に暖房用途に日射を利用する、「電子マネー理論」で、その効果を分かりやすく説明していました。

 

 

 

基調講演に続いて、「e−プラスター」の施工方法を実演でデモンストレーション。用意した水に粉末状の「e−プラスター」を加えながら、ミキサーで撹拌。プラスターボードにコテで塗り付けていく工法が分かりやすく解説されました。会場の参加者も施工体験にチャレンジ。和気あいあいとした雰囲気の中で、DIYでも施工できる「e−プラスター」の魅力を実感できたと思います。

 

 

今回の潜熱蓄熱(PCM)セミナーには一般のエンドユーザー、建築設計社、工務店・ハウスメーカー、設備施工専門業者、建築資材商社、メーカーの研究者、学生など多くの専門の異なる方々が参加。質疑応答の中でも貴重な意見が交換されました。再生可能エネルギーである日射をパッシブに有効利用する潜熱蓄熱技術「e−プラスター」の今後の展開に大きな期待が寄せられました。

 

ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。

 

☆室内気候研究所

HP http://iwall.jp/

 

 


中国出張の備忘録です。その2

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 町の空気汚染の程度はどんなものでしょう?やはり気になりますよね。宿泊したホテルのすぐ横には、石炭を燃料にした地域暖房のプラントがあるのですが、その隣の小学校では朝8時から何やらラジオ体操が始まって、子供たちが元気に運動をしています。周辺の道路は通勤ラッシュでクラクションの音がけたたましくなり続けていますが、思ったほど空気は汚染されていないように思います。それより、異常に乾燥した空気と土ぼこりのせいか、ほこりっぽさが気にかかりますね。

 

 

滞在中、左官の職業訓練学校にもお邪魔しました。主に東北部の地方都市から集まった左官職人の卵たちが、年間1,500人ほど通ってくるようです。先生から下塗り、上塗り、そして飾り模様のつけ方などを習っています。とは言っても、一人前の職人になるのは至難の業。現在は、デザイナーがCADで創作した壁画を自動カッターで型取り。簡単に壁模様がつけられるのだそうです。機械は日本製ですね。

 

 

 

中国出張と言えば、楽しみはやはりお食事。習近平さんが就任されてから、公務員の贅沢な食事が問題になっているようですが、おもてなしは質となんといっても量。ともかくたっぷりの料理が、毎食20皿以上食卓に並びます。もちろん食べきれるはずもないのですが。こんな食事が2回かける7日で14回も繰り返されるのですから大変です。

 

 

今日のディナーは海鮮料理のレストランです。エントランスはさながら水族館。

 

 

活きたまま水槽にいるお魚を選択して、調理方法を選んだら、食卓で待機ですね。最近は、日本料理を意識してか生でお魚をいただく事も多いようです。今日の伊勢エビは生き作りで提供です。

 

 

 

 

 

贅沢な食事ばかりの旅程の中で、北朝鮮国境の町を訪れる機会に恵まれました。向こう側の川岸が北朝鮮です。越境を取り締まる兵隊さんが、銃を構えてこちらを睨みつける様子がはっきりと見て取れます。明らかに極貧の世界です。ここに生まれたら、一生トウモロコシを作り、それを食べて人生を終えていくのだろうと思います。

 

 

何とも充実した、刺激に満ちた出張でした。環境、健康、少子高齢化社会がこれからの中国社会のキーワードだそうです。これらを先に経験した日本の技術力が、中国の平和的な発展に貢献できるのを期待して、これからも求めがあれば出かけていきたいと考えながら帰国いたしました。

 

 

☆室内気候研究所

HP http://iwall.jp/

 


中国出張の備忘録です。その1

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2013年11月10日から一週間、中国企業のお招きで中国の建築事情を視察に行ってまいりました。最近の日本マスコミの報道過多のせいか、反日感情、環境汚染、PM2.5問題などなど。二の足を踏む状況下ですが、技術交流が目的ですので求められればどこへでも駆けつける。至ってシンプルな心境で、成田から目的地の大連国際空港へ。シートアレンジも快適で、食事をして映画を一本見たら、そこはもう中国です。

 

 

出発前日の報道では、PM2.5の影響で街中がかすむ映像が流れて心配していましたが、現地は快晴。真っ青な初冬の青空が広がっております。

 

 

現地視察の合間に、建築資材ショールームを見学しました。中国では、マンションを購入するとスケルトンのままで引き渡されます。内装、設備を含めて全てユーザが器機や材料を選択。専門の業者に施工を依頼するようです。壁や床の仕上げはもちろん、システムキッチン、バスまわり、ドアをはじめ、ありとあらゆる商品が大型ショールムに展示されています。

 

 

 

どこへ行くのも自動車の移動ですが、街中にクレーンが林立して至る所が工事中です。道中、ドライブインにも何度かよりましたが、均衡でとれた新鮮な果物も豊富に手に入ります。10年前に北京を訪れた時よりも、明らかに豊かな生活になっているようです。

 

 

 

でも、中国です。ある意味、何でもありの世界です。工事中の風景を見たら・・・20mはあろうかという鉄骨の上で、組み立て作業を待っている職人さんが。のーへる、命綱なし、セーフテーネットなし。一人は、余裕でタバコをぷかり。おちないのかなぁ。いや、やっぱり落ちますよね。

 

 

 

☆室内気候研究所

HP http://iwall.jp/

 

 

 


潜熱蓄熱内装材「e−プラスター」技術交換会が開催されました。

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 2013年10月23日、横浜市で潜熱蓄熱内装材「e−プラスター(R)」の技術交換会が開催されました。

 

 

「e−プラスター」の製造元である、富士川建材工業(株)の技術者をはじめ、国内外の技術者・研究者が参加して、潜熱蓄熱技術に関連した熱心な討議が行われました。会議に先立って、「e−プラスター」の開発者である室内気候研究所の石戸谷主席研究員が基調講演。民生部門におけるエネルギー消費量削減には日射熱の有効利用が不可欠である事を強調。日射熱をパッシブ利用する世界初のシステム「e−プラスター」の効果を、実証試験のデータをもとに講述しました。

 

 

基調講演につづき、内外の技術者・研究者が商品サンプルを実際に検討しながら討議。蓄熱性能はもとより、内装材料としての要求性能についても詳細な議論が交わされました。環境問題、健康問題が世界的な課題として取り上げられる中、日射利用の新しい手法として期待される潜熱蓄熱(PCM)技術に対する期待が感じられる技術交流となりました。

 

 

2013年11月22日には、潜熱蓄熱技術では唯一実用化されている「e−プラスター」によるパッシブ蓄熱システム「iWall工法」のセミナーも企画。海外からの参加も含め、熱心な討議が行われることになります。ご期待ください。

iWall アイ・ウォール研究会
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新住協・胆振支部の10月移動例会に参加しました。

 

NPO法人 新木造技術研究協議会(通称:新住協)胆振支部の10月移動例会に参加して、パッシブソーラハウス「iWall®」工法の研究報告をしました。今回は、フーム空間計画工房さんの事務所をお借りしての開催です。
20年以上にも亘って定期的に開催されている例会に参加された皆さんは、住宅性能の向上を実務的に研究されてきた、いわばプロの技術者集団。高断熱・高気密技術はもちろん、他にも突出した研究成果を上げてきた方々です。

 

 

 

今回のテーマは、「断熱か?蓄熱か?」。超高断熱、高効率住宅設備、太陽光発電、燃料電池をはじめとした創エネルギー技術など、新規の技術開発が進む中で、近未来の住宅環境とエネルギー利用のあり方が問われる時代になりました。ユーザにとって本当に必要な技術のベストミックスは何か?技術者の技量が問われる重要な課題です。

 

 


 

iWall研究会がすすめてきた潜熱蓄熱「iWall工法」は、日射受熱と暖房利用のタイムラグを埋める新技術。日中ためた日射熱を壁や天井に蓄積して、曇天日や夜間に利用することを可能にしたシステムです。もちろん機構は単純で、機械やエネルギーを必要としませんから手間いらず。長期間メンテナンスフリーで安心して利用することができます。

 

今回の研究会では、これまでに「iWall工法」を採用して建築された21棟の住宅の中から3つの住宅を選び、通年で実施された環境測定とエネルギー消費のデータを紹介しました。安定した温湿度の維持、太陽熱の暖房利用に関する有効性などについて、優秀な技術者の皆さんと意見交換することができました。皆さん、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

iWall アイ・ウォール研究会

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北海道建設新聞に潜熱蓄熱材「e−プラスター」が紹介されました

JUGEMテーマ:住宅

 2013年9月27日発刊の「北海道建設新聞」に、「e−プラスター(R)」の紹介記事が掲載されました。

木造住宅の室内環境生成にパラダイムチェンジを引き起こすことができるのか。室内気候研究所の新たな挑戦が始まります。11月にはセミナー、現場見学会、製品発表会といくつかの行事も予定されています。詳細が決まり次第、ブログでもご紹介させていただきます。

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