タイヤ交換を済ませました。

 

強い台風21号の接近で北風が強まり、北海道も初雪になった街が多かったようです。

今年もお世話になったネギたちも、そろそろ冬眠の時期ですね。

 

 

この時期になると北海道人はスタッドレスタイヤへの交換をいつにするのか、そわそわし始めます。

でもやっぱり早めに交換しておくと安心ですよね。

ガソリンスタンドやディーラーはタイヤ交換の予約で忙しくなってきたそうです。

 

 

☆室内気候研究所

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2017. 10. 25 住宅セミナー(札幌)で講演してきました。

 

『高断熱・高気密住宅の先にある蓄熱・遮熱技術セミナー』と銘打って開催です。

 

台風一過の青空に恵まれた10月25日(水)に、札幌駅前にある会議室で開催された住宅セミナーで講演してきました。仙台市で開催された住宅セミナーのシリーズですが、今回は高断熱・高気密住宅の先進地、研究所のホーム北海道での開催となります。

 

 

基調講演をされた東北大学大学院工学研究科の小林光准教授は当日の移動ということもあり天候が心配されましたが、参加者の皆さんの日頃の精進のおかげでしょうか、道庁前広場はまたとない好天に恵まれました。

 

 

小林先生の基調講演は「省エネルギーとユーザーセントリックな居住環境」。心肺停止状態で搬送される高齢者が沖縄についで2番目に少なくなった北海道の住環境の質の高さをデータで示されるとともに、これからの居住者ウエルネスの向上に資する住宅設計の方向性について海外事例も交え講演され、受講者の皆さんも熱心に聞き入っていました。

 

室内気候研究所からは「LOHAS住宅に向けた新たな挑戦」と題して、研究所が開発した潜熱蓄熱内装材「エコナウォール25」の研究背景と目的をはじめ、実施事例の環境測定結果を報告をしました。

 

ドイツで生まれたパッシブハウスという設計コンセプトを生かしつつ、日本の気候風土や敷地条件に合わせた、日本ならではのデザイン手法の提案です。「断熱・蓄熱・遮熱」という技術コンセプトの融合が根付き、広く普及していくことを祈りたいと思います。

 

 

次回セミナーは11月22日、福岡市で開催される予定です。日本海に面し厳しい「寒さ」もある福岡。住環境の改善に取り組む地域の工務店・ビルダーの皆様に奮って参加していただき、参加者相互の情報共有が実現できることを楽しみにしています。

 

なお、室内気候研究所の講演内容は「健康のための室内気候講座」でも逐次取り上げていく予定です。

 

 

☆室内気候研究所

公式HP http://iwall.jp/

 

 


到着後すぐにホテル周辺の探検を開始します。

 

巨大なハブ国際空港、チャンギ。ターミナル1から3までの移動にはスカイトレイン ( Skytrain) がとても便利です。

 

モノレール状シャトルのスカイトレインは、ターミナル1、ターミナル2、ターミナル3の間を早朝から深夜までピストン運行しています。乗り場はターミナル1〜3とも、2階(レベル2)の出発ホールの端にあり、料金は無料です。乗降口がホームとフラットでしかも広く、バゲージを抱えた旅行者にやさしい電車です。日本の空港も・・・。

 

 

チャンギ空港からの移動手段は電車(MRT)、バスまたはタクシーがあります。

 

今回の宿泊先は市街中心部の地下鉄City駅のすぐそばですから、MRTで移動することにしました。

MRTの初乗り運賃はS$1(日本円80円ほど)で、シンガポール島(本島)を端から端まで乗ったとしてもS$2.30ですからとても安価です。

ただし券売機では高額紙幣は使用できませんので、あらかじめ駅の案内で両替をしてもらいましょう。

初乗り運賃とカードチケットのデポジット代としてS$0.10を支払う必要がありますが、滞在中に3回乗るとカードのデポジットは返金されます。次に乗るときはカードをホルダーの上に乗せて料金をチャージすることができ、大変合理的にできています。

 

 

早朝ですからMRTの車内は空いていて、とても快適ですね。

 

旅行者が大きなバゲージを持っていても乗り降りはいつもスムーズ。

力自慢が必要な日本の空港アクセスも東京オリンピックまでには改善してもらいたいものです。

 

 

MRTのCity駅を降りると、すぐそこにST. Andrews教会があります。

 

高層ビルが立ち並ぶ中心部シティの周辺で、空に向かってそびえる純白の尖塔が一際目立つ大聖堂。

シンガポール教区の主教が座する主教座があるので、カテドラル(大聖堂)と呼ばれているセントアンドリュース教会です。

1823年、ラッフルズ卿がこの地に教会を設立することを決め、1856年から63年にかけ聖堂が建設されたようです。

 

 

MRTのCity駅から徒歩5分。あっという間にペニシュラ・エクセルシオールホテルに到着。

 

クラブラウンジでチェックインを済ませたら、早速周辺の街並みを探索です。

 

 

ホテル周辺の街区を2ブロックだけ散歩していると、地元仕様のフードコートを発見。

10件ほどのローカルフード店が入居しており遅い朝食を取る方もいました。

 

 

 

お店のおばさんに地元焼きそばとピリ辛鳥唐揚げ、そして目玉焼きをオーダー。

エスニックな香りとピリ辛が食欲をそそります。ビールにぴったりです!

 

 

東南アジアは果物の宝庫。80円ほどでフレッシュなカットフルーツが、まさに食べ放題です。

 

 

ホテルの裏手にあるシンガポール中央消防署の建物。

 

ヒルストリートにあるレンガ造りの伝統的建築は現在も消防署として使われています。

消防署の一部はシビル・デフェンス・ヘリテイジ・ギャラリーとして一般にも公開されています。

 

 

周辺探索を終え部屋で荷解きとシャワーを終えたらハッピーアワー。

 

夕暮れ時のシンガポール市街を眺めながら、クラブラウンジでタイガービールを堪能します。

欧州からの旅行者でしょうか、老夫婦がお友達とゆっくりカクテルを楽しんでいます。

 

 

軽食やフルーツもたくさん提供されていますね。慣れた味にホッと安心。

 

 

ハーバエリアを眺めながらのカクテルタイム。正面にマリーナベイサンズが見えています。

とっても贅沢な時間を過ごすことができました。さて明日は。

 

 

☆室内気候研究所

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北海道職能大の研究開発が本格的にスタートしました。

 

北海道職能大で実施している室内気候研究所( iic )との共同研究が本格的にスタートしました。

 

今年のテーマは「住宅ストックの断熱・蓄熱改修構法の開発」です。

 

iicがこれまでに取り組んできた潜熱蓄熱建材の性能評価も継続的に実施していきます。

本年度は蓄熱性能の定量化に加えて、蓄熱建材の調湿性能、空気清浄・消臭性能、高機能断熱材との組み合わせ構法の最適化研究を新たに開始しました。

 

 

床の断熱改修には厚さ5[mm] の真空断熱材を使用。GW換算で50 [mm]断熱に相当する能力があります。

釘打ちが不要なフローティングフロアとの組み合わせで施工も合理化し、冷たい床を快適床に改修するため断熱性能の評価を実施していきます。

 

 

断熱改修構法の開発に加えて、本年度は家具の高蓄熱容量化にも挑戦。

 

木製椅子の表面に貼り付ける蓄熱シートとの組み合わせで、椅座状態の温熱的快適性を向上させる取り組みを始めました。

冬暖かく、夏は涼しい家具の創出。温冷感実験の結果が楽しみです。

 

 

住宅ストックの約40%が無断熱住宅という日本の現状を改善するため、学生諸君と一緒に研究開発を進めていきます。研究成果は本ブログでも逐次報告していきますのでご期待ください。

 

室内気候研究所 主席研究員

工学博士 石戸谷 裕二

■公式HP: http://iwall.jp

■ブログ:http://blog.iwall.jp


北広島は紅葉も終盤です。

 

猛暑日と晩秋の気候が同居していた、先週の関東地方。

北広島市ではもう紅葉が終盤を迎えています。

 

 

研究所の周辺でも各家庭の植栽が様々に彩られています。

市街地で初雪の便りが聞かれるのも、もう間近かもしれません。

 

 

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北京経由で乗り継ぎ、チャンギ国際空港へ。

 

 

千歳発午後の便で夕刻には北京に到着しましたが、シンガポール便は深夜0時発ですのでラウンジで休憩です。

 

 

食事コーナーやアルコールを含めたドリンクバーなどがあり、洋食も提供されていますがやはり中華料理が充実しています。

お味もそこそこにはいただけるレベル。それにしても中国の皆さん、お皿にどっさり盛っていっぱい召し上がっています。

 

 

飲茶コーナーもあって、できたてがいつも提供されていますね。

 

 

中国ではフランス産よりもオーストラリア産ワインの方が人気が高いとか。

国産ワインの評価も上がってきているようですが、実はラベルだけ張り替えてあったりして。

国産の三つ星マーク。カベルネ・ソービニョンでしょうか、結構しっかりしたよいお味です。

 

 

機内食が今ひとつだったので、ちょっとだけ料理も味わってみることに。

ごく普通に美味しいというか、日本人好みの味付けかもしれませんね。

 

 

ラウンジには仮眠室も用意されていて、長い待ち合わせにはとっても便利です。

でも個室には鍵がかけられないので、色々と心配で熟睡はできませんが。

 

 

出発時刻の30分前にボーディング。A330-300のビジネスクラスはフルフラットですね。

ワイドボディー機材の座席は2-2-2の配列で5列、合計30席。

シートピッチもたっぷりしていて、とっても快適です。オットマンに座って話し込む人も。

 

 

アメニティはロクシタンですが、これも中国製なのでしょうかね。

アイマスク以外は家族へのお土産になります。

 

 

ウエルカムドリンクは、またまたスパークリングワインを選択。明らかに飲み過ぎです。

こちらは結構冷えていて、さっぱりとした飲み口も私好みです。

 

 

食事を出すタイミングを聞かて、着陸前をオーダー。

ラウンジでしっかり食べてきたので夜食はいりませんよね。

北京発の便ですので、ここは中華料理をお願いすることにしました。

 

 

これが朝食。ウゥーん。日本でいただく中華料理に慣らされているからでしょうか?

それとも素材のせいか?なかなか食が進みませんね。

 

 

 

さて、早朝にシンガポール・チャンギ国際空港に到着。

さすがはアジアを代表するハブ空港。

案内表示も清潔さも、ワンランク上の国際空港です。

 

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Lesson26 エネルギーについて考えてみよう。 その3

 

 

「環境ビジネス」を支える地球温暖化の「CO2主犯説」。

 

1997年12月に京都市の国立京都国際会館で開かれた第3回気候変動枠組条約締約国会議(地球温暖化防止京都会議:COP3)でいわゆる京都議定書採択されてから、CO2の排出量削減を目標とした環境ビジネスが勃興し、隆盛を極めるようになってきました。

 

 

地球温暖化に起因した気候変動のCO2濃度主犯説は、科学的な異論が絶えないにもかかわらず、経済合理主義と強く結びつき環境ビジネスの理論的基盤となっています。これが次世代の人々の足かせにもなりかねないとの批判も根強くあるのは、世論の妥当なバランス感覚であろうとか思います。

 

地球環境を守り、平和な世界を実現しようとする理念に異を唱える人はいないと思います。一方で、単なる学説を真理であるかのように喧伝し、利用しようとする環境ビジネスの行き過ぎた進展は、地球の持続可能性を却って損なう可能性があります。現状のようにCO2排出削減という一つの目標が、全ての経済活動の判断基準として取り扱われることを大変危惧しているところです。

 

■本ブログは抄録版です。

記事原稿の全文と詳細は、公式HPをご覧ください。

 

健康のための室内気候講座: http://iwall.jp/kenkou.html

 

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SUDOはぐみモデルを見学してきました。

 

Designer, EngineerそしてConstructorの能力を持っている地域工務店。

SUDOホームさんの魅力に溢れたモデルハウスを見学させていただきました。

南面のデッキは半屋外空間としてデザインされ、グリーンカーテンが上手に機能しています。

 

 

隣地との境界が迫り、2台分のカーポートを持つ36坪総二階住宅のファサード計画。

日射遮蔽とプライバシーの確保を兼ねた新しいパッシブな生活の提案がそこにありました。

 

 

ピアノ線に絡みついたアイビーが、住宅と一緒にどんどん成長していきます。

 

 

1Fキッチン周りの什器は3cmの杉板で構成された造作収納。

大工さんと建具屋さんの共同作業で出来上がるキッチン収納は、高機能でリーズナブルな価格。

工務店さんならではのアイデアと優しさに溢れています。

 

 

コンセント周りのディテールにもこだわりが。

 

 

ランバーコアで構成された浮遊する洗面台。

ありふれた材料を上手に構成することで、斬新なデザインが生まれています。

現場主義で全てを創り上げていく努力が、その価値をさらに高めています。

 

 

3帖の吹き抜け空間に隣接して設置されたオープンな階段室。

 

 

上部の回廊と融合することで、開放的な吹き抜け空間を演出しています。

高性能で高付加価値、そしてリーズナブルな価格のパッシブハウスづくり。

今地域の工務店に求められている課題への、様々な取り組みに感動しました。

 

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北京経由でシンガポールへ向け出発。

 

蒸暑環境の研究と会議参加を兼ねてシンガポールに出張してきました。

今回は新千歳空港から北京経由でチャンギ国際空港まで移動。

フラッグキャリアの中国国際航空を利用しました。

中国の航空会社は本当に久しぶりですが、サービスは向上したでしょうか?楽しみです。

 

ちょっと奇抜な塗装のB737-800。見慣れぬ色合いに本当に大丈夫か感が?

スターアライアンスのメンバーですから、ANAの係員がお手伝いですね。

 

アサインされたビジネスクラスのシートは2-2が3列の12席。

北京までの所要時間は4時間15分ですから、このシートでも十分です。

北海道のお土産を両手にいっぱいぶら下げた中国人の団体客でエコノミーは満席です。

 

満面の笑みをたたえたアテンダントが供してくれたウエルカムドリンクはスパークリングワイン。

でもややぬるし。

冷たい飲み物は体に悪いと考える医食同源のお国柄ですので致し方ありませんが。でも。

お鍋を食べながら冷たいビールを飲む日本人って不思議な人種だね、と中国の友人に言われたことを思い出しました。

 

離陸後1時間くらいでランチが提供されます。日本発の便ですので和食をチョイス。

陶器の器に盛り付けてはあるのですが、お味の方は今ひとつでしょうか。

空港で食事を済ませてあったので、スモークサーモンをあてにしながら、ぬるめの青島ビールをいただきます。

 

北京国際空港が近づいてきました。名物のスモッグで街が霞んで見えます。

中国の大気汚染問題は本当に深刻で、住民の健康が心配です。

 

エアチャイナは沖留めの時、ビジネスクラス向けにVIPリムジンバスが用意されています。

 

北京国際空港は巨大なハブ空港ですが、サインは見やすくできていますのでトランジットも簡単です。

 

トランジットボードで出発ゲートを確認しようと思いましたが、00:05発のシンガポール便はまだ決まっていないようです。

 

右が入国用、左がトランジット用のゲートになっています。

この日は意外と空いていて、手荷物検査を受けトランジットゾーンまで簡単に移動することができました。

乗継便の出発までまだ7時間近くあるので、ラウンジで時間調整をすることにします。

エアチャイナでは7時間を超過するトランジットの場合、ホテルを提供するサービスもあるようです。

 

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木質バイオマス発電は日本の森林を救えるか?

 

2017年10月6日の読売新聞朝刊に『バイオマス発電 商社進出 〜「有望な市場」計画相次ぐ』という記事が掲載されました。どうして商社はバイオマス発電に進出しようとしているのでしょうか?その目的は? 化石燃料の輸入はこれまでの事業の大きな柱ですから、代替エネルギー事業に転換しようとする商社の真意に素朴な疑問を持ったのです。

 

「ゼロエミッション」という名の「環境ビジネス」。

 

木質バイオマスは燃焼させて熱エネルギーを利用しても、「適正な植林と森林保全が担保されれば」二酸化炭素ゼロエミッションであると言えます。植物の成長過程で空気中の二酸化炭素を固定してくれるので、大気中の二酸化炭素量は増加しないと考えられるからです。さらに、バイオマス発電と電気自動車を組み合わせると「ゼロエミッション・カー」が実現できると考える人もいるくらいです。もちろん前提条件が満足されればの話ですが。

政府は木質バイオマスを化石系燃料に代替させることによって、 地球温暖化ガスの一つである二酸化炭素の増加を抑制できると考えて、地球温暖化防止対策の有効な手段の一つとして推進してきました。福島での事故を受けて、政府は2030年度時点で再生可能エネルギーの割合を22〜24%程度まで引き上げるという目標を掲げています。(http://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/policy/biomass_energy/)

 

バイオマス発電の燃料はほぼ全量が輸入されている。

 

バイオマス発電の燃料は木質チップですが、現状ほぼ全量を輸入に頼っています。読売によれば、商社各社は今後大幅に木質チップの輸入量を増加させる計画を発表しました。輸出国の森林が再生されていることを心から祈らざるを得ません。

 

一方で日本の山林は荒廃が進み、二酸化炭素の吸収力を急速に失いつつあります。急峻な地形や搬送用の林道が未整備であること、森林事業に従事する人材が不足していることなど諸課題はあるものの、バイオマス資源として間伐材などの価値を見いだすことができれば、復活への道筋も見えてくるのではないでしょうか。バイオマス発電の普及が日本の森林の再興の端緒となることを強く期待したいところです。

 

木質バイオマス発電が稼動すれば、年間1兆円が電気料金に上乗せされる可能性。

 

バイオマス発電によって発生させた電力は国の固定価格買取制度によって一般の電力より高く買い入れることを電力会社に義務付けています。さらに電力会社は賦課金として利用者からその差額を徴収しており、実質的には再生エネルギーの買取費用は国民負担となっているのです。見えない電気料金として不評を買っている制度です。買取価格引き下げ前の駆け込み申請分を含めた700万 [kW]の発電所が今後稼動すれば、年間約1兆円以上が電気料金に上乗せされるとの試算もあります。日本の森林復活にこの賦課金を使用して欲しいと考えるのは私一人だけではないと思います。縦割り行政を是正し国民の十分な理解を得ながら、林野庁など関係機関とも連携した政策の推進が引き続き望まれるところです。

 

「二酸化炭素主犯説」が「環境ビジネス」を支えている。

 

1997年12月京都市国立京都国際会館で開かれた第3回気候変動枠組条約締約国会議(地球温暖化防止京都会議、COP3)でいわゆる京都議定書採択されてから、二酸化炭素の排出量削減を目標とした環境ビジネスが勃興し、隆盛を極めるようになってきました。

 

気候変動の二酸化炭素濃度主犯説には現在でも科学的な異論が絶えないにもかかわらず、経済合理主義と強く結びついてしまった環境問題は次世代の人々の足かせになりかねないと、一人の研究者として不安を抱き続けています。地球環境を守り、平和な世界を実現しようとする理念に異を唱える人はいないと思います。一方で、単なる学説を真理であるかのように喧伝し、利用しようとする環境ビジネスの行き過ぎた進展は、却って地球の持続可能性を損なう可能性があります。二酸化炭素削減という一つの目標が、全ての判断基準として取り扱われることを大変危惧しているところです。

 

室内気候研究所は、今後も環境問題について研究を継続していきす。

 

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