寝室の環境を整えて熟睡すると、免疫は活性化される。

 

 

 

 

室内気候研究所が目指しているのは、「室内に穏やかな変化をデザインする」こと。

 

 

採用している「パッシブ環境設計手法」は、衣服と建築によって社会的適応範囲を拡張し

 

幸福で持続可能な人間の活動が高度化することを目標にしています。

 

 

 

 

 

 

エネルギーと機械任せでは、自然の変化を享受することができない。

 

 

自分や自分の大切な家族が、充実した実り豊かな人生を送るためには、健康で快適な

 

居住環境が維持されていることが不可欠です。これをどう構築すれば良いのか?

 

 

 

 

 

 

 

快適な環境作りには色々な手法があるのですが、大切なのは環境の中に刺激と変化が

 

存在していることだと、私たちは考えています。

 

 

地下鉄の車内や工場の制御室のように、外界の変化から隔絶され変化のない環境では

 

ストレスにさらされて、健康的な生活を送り続けることは不可能なのです。

 

 

 

 

 

また、地域の気候や風土を無視して強大な機械のパワーやエネルギー利用に依拠しては

 

持続可能性が損なわれることは言うまでもありません。

 

 

時として人間の脅威ともなりうる自然の変動は、パッシブ環境を整備することで

 

生活に欠くことができない「豊かな四季の変化」という財産にもなりうるのです。

 

 

 

 

 

 

 

自然の中にしっかりと溶け込み、豊かな変化の魅力を生活に生かす手法。

 

それが「パッシブ建築の設計技術」だと言えるかもしれません。

 

 

 

 

 

暖冬傾向の続く今年の日本列島ですが、北海道から九州沖縄まで様々な気候風土の特徴が

 

存在しています。その土地の気候をどう生かしていくのか?

 

 

各地で開催されているパッシブ環境の研究会に参加しながら、議論を続けているところです。

 

 

 

 

先日開催された研究セミナーの様子です。生後7ヶ月のお子さんから、熟年のご夫婦まで

 

幅広い年齢層の方々にお越しいただきましたが、今回もとても有意義な会になりました。

 

 

参加者のお子様たち全員が60分間の講演を、静かに聴講していただきました。感謝です。

 

 

 

 

 

子供の成長にとって必要な住環境とは? これをどのように構築すれば良いのか?

 

ますます長時間化する人工環境での生活と、人間の成長の関係についても議論してきました。

 

 

結論的に言えば、就寝中の環境整備、特に温度・湿度を含めた空気の質をいかに維持し、

 

睡眠の質を高めていくことができるか? これが子供室のキーワードになりそうです。

 

 

 

 

 

 

また寒中に発生する季節性の失敗の発生率と住環境の関係についても、データを交えながら

 

みなさんと情報を共有してきました。元プロ野球選手の野村克也氏も、残念ながら寒中症

 

で生涯を閉じられることになったのは、記憶に新しいところです。

 

 

家中どこにいても、寒い場所、寒い時間を作らない! これが環境設計の基本と言えそうです。

 

 

 

 

 

 

 

セミナー終了後は、参加者の皆さんとお食事をしながら懇親を深めてきました。

 

それにしても会場になったホテルのレストランは、和・洋・中どこもハズレなしですね!

 

 

 

 

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北海道ポリテックビジョンに、参加してきました。

 

 

 

小樽市銭函にある北海道職業能力開発大学校で、2月14、15日に開催中の研究発表会

 

「北海道ポリテックビジョン」に参加してきました。

 

 

 

 

 

 

毎年、卒業研究の発表会の場としても活用されている研究発表会ですが、今年は第17回目‼

 

地域の皆さんも楽しみにしている、年中行事の一つになってきたようです。

 

 

 

 

 

 

今年の共同研究テーマは「住宅ストックの断熱・蓄熱改修構法の開発」です。

 

ポスターセッションの準備もようやく整ったようです。

 

 

 

 

 

 

現在日本にある住宅のストックは、6,000万戸あまり。そのうち現行の断熱基準に適合している

 

住宅は、たったの5%にしか過ぎません。本当に寒い家が多いんですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

冬季間にヒートショックなどが原因で亡くなる方は後を絶たず、毎年17000人もの方が

 

入浴中の事故で亡くなっています。日本の住宅の事故のリスクは、なんとドイツの17倍‼

 

 

 

 

 

 

既存住宅ストックの断熱改修は、待った無しというのが現状なのですね。

 

元プロ野球選手の野村克也氏も、先日入浴中の事故で生涯を終えられました。

 

 

 

 

 

 

住宅の引渡し後にはなかなか工事することが難しい住宅の断熱改修工事。今年は、器用な方なら

 

ご自分でも施工可能な断熱改修工事の方法を開発して、お知らせすることができました。

 

 

昨年の4月から材料開発とラボでの性能試験、シミュローションによる効果確認と実験等での

 

実証試験まで。参加していただいた学生さんには、最後まで本当に助けていただきました。

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

銭函といえばあおぞら3丁目さんの「ジャンボ餃子定食」。

 

流石にライスは小さめにしていただきましたが、本日も安定の美味でございました。

 

 

 

 

 

 

 

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窓の歴史を変えたガラスに、死角はないのか?

 

 

 

世界遺産の街ローマ。その中でも一際人気を集める建築がパンテオンでしょう。

 

 

2000年の歴史を超えて、ギリシャ建築のデザインをオリジナルで見ることができる

 

世界的にも唯一の建築といっても過言ではありません。

 

 

 

 

 

 

内部装飾も建設当時そのままの姿を今に残しています。 彩色大理石は、エジプトアスワン産です。

 

 

 

 

 

 

見学者を圧倒するような無筋コンクリートの大ドーム。直径はなんと40メートル以上もあります。

 

この建築で光空気を取り入れることができるのは、頂部の穴だけですね。

 

雨が降る日には、床面は水浸しになってしまいます。

 

 

 

 

 

 

当時の最新技術を持ってしても、風雨から建築を守りつつ、自然界に向かって開かれた

 

室内空間を作り出すことができなかった。

 

 

 

 

 

 

2000年後のわたくしたちはガラス技術の進歩とともに、開放的で軽量な建築を手に入れました。

 

 

 

 

 

 

自然に開かれ、自然とつながる建築を、いつでも、どこでも作り出すことができる。

 

古代ローマの建築技術者が知ったら、さぞや驚くことでしょう。

 

 

 

 

 

 

一方で、日射を調整することなく無防備にとりこむと、夏は暑さに悩まされることにも。

 

冷房負荷の70%は、窓から侵入してくる熱によって生起していることをご存知でしょうか?

 

 

 

 

 

 

でも、暑さ寒さ対策のために極端に窓を小さくすることは、住宅のパンテオン化とも言えそうです。

 

冷暖房費の節約のために、せっかく手に入れた開放感を手放すのは、あまりにも無策と言えます。

 

 

 

 

 

 

環境先進国ドイツでは住宅の冷房装置は普及していませんが、電動外付けブラインドの設置など、

 

夏の暑さ対策にも万全を期しています。

 

 

 

 

 

 

日射は家の外で処理すると、夏は涼しく過ごせる。

 

古来からの知恵を生かした環境創生技術が、注目されている北国のパッシブデザインです。

 

 

 

 

 

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相対湿度を調整して、ウィルス感染を予防しよう!

 

 

 

中国武漢市で確認された新型コロナウィルスによる肺炎が、猛威をふるっています。

 

 

2003年のSARS発生の時よりも、中国国内や海外を移動する中国人が激増しています

 

ので、日本国内での人・人感染も次第に増加していくものと思います。

 

 

室内の相対湿度管理で、ウィルスを不活性化しよう。

 

今のところ、新型ウィルスに対して有効な治療方法は確立されていません。

 

不要な外出、人混みへの移動を避ける。 手洗い、うがいの励行。 

 

十分な栄養の摂取と、休養による免疫の維持確保。

 

一般的なウィルス感染症に対する予防措置が、わたくし達にできる最善の防護策と言える

 

のかもしれません。

 

 

 

 

 

 

この講座でも度々取り上げてきましたが、ウィルスは相対湿度を40〜60%に維持すると

 

不活性化させることができます。室内の湿度調整が、感染防止にも有効だということです。

 

 

 

給水タンク周りの清掃は、加湿器使用の最低条件

 

 

湿度維持といえば加湿器の利用が思い浮かびますが、使用上の注意点もあります。

 

 


 

 

家庭で使用されている加湿器には、水噴霧式(超音波式)、蒸気式、そして気化式の

 

3種類がありますが、いずれも装置内に貯留した水道水を利用して、室内に水蒸気を供給

 

するシステムですので、給水タンクやフィルター周りの清掃が使用の最低条件となります。

 

 

 

 

 

 

3月までは、低温、乾燥などウィルスが活性化しやすい状態が続くことが予想されます。

 

まずは自分の健康を自分で守るための対策を、しっかりと取りたいものです。

 

 

 

 

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スッキリとした目覚めには、陽光と寒気浴が効果的!

 

 

 

「睡眠」は昼間の活動で疲労した脳と肉体を休めるばかりでなく、生体の持続可能性を高め、

 

生物として新しい自分へと生まれ変わるために不可欠な時間なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

特に午後10 時から午前 2 時までの時間帯に、どれだけ良質な睡眠が得られるかは免疫システムを

 

再構築してガン細胞の増殖を抑え、風邪をひきにくい体を維持するためのカギを握っているのです。

 

 

 

 

メラトニンの分泌停止には、朝の陽光と寒気浴が効果的。

 

睡眠と覚醒を司っているホルモン、それはメラトニンです。

 

メラ トニンの分泌にも体内時計(サーカディアンリズム)が関与しています。

 

質の良い睡眠を十分に取った朝には爽快で気持ちの良い目覚めが待っています。

 

十分な休養を取り免疫細胞の活性化した状態でメラトニンの分泌を停止させま しょう。

 

 

 

 

 

スムースな覚醒を引き起こして活動的な状態を生起させるには、朝陽と新鮮な空気をたっぷり

 

吸う寒気浴が効果的です。約 1,500 [lx]程度の朝陽を浴びると脳は再び活性化の準備を始めます。

 

 

 

 

 

 

特に幼児期にはサーカディアンリ ズムの発達が不十分ですから、この習慣を乳児期から身に

 

つけておくことがお子様の健康と成長の秘訣になります。

 

起床後いつまでも新陳代謝を引きずることは、遺伝子の損傷を促進し免疫の不活性化の要因

 

ともなりますので注意しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

管理人の車は一晩の降雪で、車輪が見えなくなるくらい雪の下に埋まってしまいました。

 

冬の運動不足解消、そして換気浴!!

 

厳しい気象条件も、健康の一つとして活用できそうな気がしますね。

 

 

 

 

 

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冬の日差しと緯度の関係を、実感した朝。

 

 

 

先週訪問した東北地方でもそうでしたが、北海道も記憶にないくらい雪の少ない冬です。

 

冬シーズンに開催されるお祭りたちも、雪不足の影響が深刻のようですね。

 

 

 

 

 

 

 

先日、北海道職能大の学生さんと「冬の気候」と地理的な位置について議論してきたのですが、

 

北海道のどうして冬は寒いのでしょうか?

 

日射受熱量と緯度には密接な関係があるのですけど、違いを実感するのはなかなか難しい!

 

 

 

 

 

 

 

12月10日頃のフランクフルトの朝。 まだ明けきらない霧の朝ですが、さて今は何時?

 

 

 

 

 

ホテルの前の時計は、もうじき朝の9時を指そうとしているところです。

 

 

 

 

 

高緯度地域に住む人たちにとって、夏の日射遮蔽と冬の照明設備は、本当に大切!

 

睡眠と覚醒のリズムをどうやって作り出していくのか、環境設計者の出番のようです。

 

 

 

 

 

 

 

パッシブ設計では敷地の気候風土と建築環境との整合性に注意することはもちろんなのですが、

 

他の地域との比較によって気候の特徴を把握するのも大切です。

 

 

 

 

 

 

12月10日の仙台市の朝9時。フランクフルトとの違いは、一目瞭然ですね。

 

日本にあった、日本のためのパッシブ設計。今年もチャレンジしてまいります。

 

 

 

 

 

 

医食同源の国、中国では必ず朝はおかゆをいただくのだそうですが・・・。

 

最近、ホテルのお粥さんにはまっております。冬は体が温まって、とても嬉しいですよね。

 

 

 

 

 

 

事務所のサツキが、1月の初旬から咲き始めました。5月の環境が1月の室内で⁉

 

 

 

 

 

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生体リズムを整える環境が、健康をつくる。

 

 

質の高い睡眠と健康との関係が、最近注目されているようです。

 

 

生活のリズムを整え、体内時計を正確に維持することが健康生活の要諦であることは

 

以前にも説明しましたが、ここでは照明と「睡眠の質」健康との関係について、もう少し

 

考えてみることにしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

人間の新陳代謝が、夜間にだけ活性化するわけは?

 

 

昼間の太陽光に含まれる紫外線は化学線とも呼ばれ、生物を構成しているタンパク質など

 

高分子化合物の化学的構造をも変化させるほどの強度と機能性を持っています。

 

お布団を 天日干しにすると細菌やダニまでもが死滅してしまうほどの威力です。

 

 

 

 

 

 

その紫外線から細胞内の DNA を保護しつつ、傷ついた細胞の修復や再生を安全 に行うため、

 

私たちの体中では夜の間に新陳代謝が行われています。生体内での化学反応を制御する酵素や

 

免疫細胞の生産・修復も、睡眠中に活性化すると考えられています。

 

 

 

 

 

子どもの発達に欠かすことのできない「ヒト成長ホルモン」も、同様の理由で夜間の睡眠中に

 

のみ分泌されるのと同様です。古来、寝る子は育つとは言い得て妙ですね。

 

 

 

 

 

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2019年も、大変お世話になりました。

 

 

 

天皇陛下の即位、そして「令和」への改元。それに伴う即位行事の数々。

 

ラグビーW杯での日本代表の活躍や、企業研究者吉野彰氏のノーベル化学賞の受賞。

 

渋野日向子さんの全英女子オープン優勝など、明るい話題の多かった2019年。

 

 

 

 

 

 

 

ノートルダム大聖堂の火災に続いて、沖縄県の首里城の消失はとても残念な出来事でした。

 

 

 

 

 

気候風土と建築形態の関係性についての研究を継続する中で、幾度かお世話になった

 

建築だっただけに、1日も早い再建が望まれるところです。

 

 

 

 

 

 

外界環境への開放や連続、そして閉鎖と、開口部の担う役割は少なくありません。

 

 

 

 

 

 

 

2000年前の形態をそのまま現代に伝えるパンテオンの天蓋。そして巨大な開口。

 

 

 

 

光を建築に導くという欲求は、クーポラの構築にとって欠かすことのできない動機でした。

 

 

 

 

組積造建築では、どうしても拡張することが困難な開口部。

 

 

 

 

これが近現代におけるオランジェリー建築に対する強い欲求の原点なのかもしれません。

 

 

 

 

今ではどこにでも見られる透明天蓋は、バイエルン王の憧れでもあったのです。

 

 

 

 

現在ではガラスで被覆されたライトアーキテクチャーが、隆盛を極めています。

 

 

 

 

一方で、ガラス建築の80%のブラインドは降ろされたままになっているという事実。

 

 

 

 

住宅建築でも、開口部の開放と遮蔽のアクティブ化を検討する時期に来ているでしょう。

 

 

 

 

エレクトロクロミックを応用し、ガラス自体の透明度を自在に変更することが可能な

 

新しい技術がようやく実用化されようとしています。

 

 

 

 

北海道職能大との共同研究では、日射のダイナミック調整と蓄熱技術を応用することで、

 

四季を通した健康的な室内環境創生に、新たな可能性を提案することができました。

 

 

 

 

印加電圧を変えることで、透明度を変化させることのガラスの評価も実施しました。

 

 

 

 

2020年も積極的に外部の刺激を受け入れながら、研究を進めてまいります。

 

 

 

 

今年も当ブログに立ち寄っていただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

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冬至の東京。昼間は9時間45分もあるんです!

 

 

 

クリスマス・イルミネーションが、殺風景な冬の景色に鮮やかな彩りを添える冬至の季節。

 

クリスマスが近づいて、日本も一年で一番昼間の時間が短い時期を迎えています。

 

 

 

 

 

 

北緯35に位置する東京では、冬至の日の出は午前6時45分頃。

 

チューリッヒやフランクフルトと比較すると、1時間30分ほども早い日の出です。

 

 

 

 

 

 

 

北関東地方でも7時前には東の空が明るくなり、冬の短い1日が始まろうとしています。

 

でも、東京の昼間の時間は9時間45分もあるんですね。

 

もちろん仙台や札幌ではもう少し短いのですが、それでもドイツやスイスに比べると長い!

 

 

 

 

 

 

しかも緯度が低いのでそれだけ南中高度が高く、冬至の南中高度は東京で32度。

 

澄み切った仙台の冬の空は、ローマよりも青くて綺麗ですね。

 

 

 

 

 

 

冬に快晴の日が続く太平洋側の地域では、冬の日差しを利用するのには絶好の条件。

 

寒冷で太陽に恵まれた、世界的にみても本当に珍しい地域であることがわかります。

 

 

 

 

 

 

この気候風土を生かした室内気候づくりが、健康にも効果的だと思いませんか?

 

 

 

 

 

でも、ヨーロッパのホテルで窓が結露しているなんて、ありえないと思うのですが・・・。

 

断熱性の低い建築がまだまだ多いのがとても残念であり、研究のやりがいも感じます。

 

 

 

 

 

今朝は地元産の新鮮な野菜をたくさんいただいて、元気にお仕事を開始。

 

やはり食事、睡眠そして運動が、健康生活のベースですよね。

 

 

 

 

 

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「冬の日射利用」は、神様からのプレゼント!

 

 

 

 

令和新時代の幕開け、相次ぐ豪雨被害、五輪マラソン会場の移転問題・・・。

 

 

色々と話題の多かった2019年も、もう残すところ1ヶ月あまり。

 

そろそろクリスマスの飾り付けが、街のあちこちで見られるようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

キリスト教の信者の方々にとっては特別な意味を持つクリスマスですが、外界気候との

 

関係、とりわけ可照時間や日射量の変化も見逃すことができません。

 

 

北半球に住む人たちにとって12月25日前後は、一年で最も昼が短くなる冬至の時期

 

だからですね。弱々しい日差しが、厳しい冬の到来を告げる季節です。

 

 

 

 

(写真)マンハイム市の給水塔広場で開催されるクリスマス市

 

 

可照時間が短くなるということは外気温どが低下するばかりでなく、豊かな恵みを

 

もたらしてくれる生物の母、太陽の衰退を連想させ、来年の収穫への不安などを

 

想起させるからでしょう。

 

 

 

(写真)クリスマス市では、綺麗な飾り付けがたくさん販売されていました

 

 

特に北欧などの高緯度地域に住んでいる人たちにとって、クリスマス前後の昼の短さは

 

憂鬱なものです。ぼんやりとしか明るくならない日差しと、極端に早い日没。

 

陽光が燦々と降り注ぐ夏への郷愁が、クリスマス行事の背景にあることは容易に想像できます。

 

 

 

(写真)ドイツ・マンハイム市郊外の朝10時(12月上旬)

 

 

 

もちろん夏場の日射は住環境の悪化にもつながるのですが、冬場の日射があまりにも

 

脆弱な地方では、日射によるパッシブ環境の調整は想像することもできないでしょう。

 

 

 

 

 

 

北欧やドイツの省エネルギー手法が断熱の強化と高効率機器の導入という手法に偏るのも、

 

冬場の日射環境の特徴に起因していると言っても過言ではないでしょう。

 

 

 

(写真)日射遮蔽用のスクリーンが設けられた集合住宅(マンハイム市)

 

 

 

それでは、冬の日本の日射環境はどうなのでしょうか?

 

日本の地図を同緯度のヨーロッパ地図と重ね合わせてみました。東京はスペインの

 

マドリードよりも南に位置していますし、札幌はフィレンツェと同緯度なのです!

 

 

 

 

 

 

 

冬場の雲量など気象条件にもよりますが、日射受熱量は地域の緯度と密接な関係があります。

 

日本ではこの豊かな冬場の日射をパッシブ環境の形成に利用しない手はありません。

 

 

 

 

 

 

 

北海道職能大職能大の皆さんとは、今年も日射利用の技術開発に取り組んでいます。

 

ラボでの性能評価試験に続いて、実証実験棟での評価を実施していく予定です。

 

 

 

 

 

 

北欧や、ドイツ、スイスなどと比較して、日射熱を冬の環境調整に利用しやすい日本の

 

地理的な特徴を活かすことができる技術開発を、継続して実施しているところです。

 

 

 

 

 

 

太陽が復活し始める12月の下旬。

 

この時期の弱々しくも、魅力に溢れた太陽の恵みに、改めて感謝したいものです。

 

 

 

 

 

 

 

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