Lesson 22 「メカハウス」は資産価値が劣化しやすい。

利便性向上の陰で、どんどん増えていく家電製品と住宅設備。

 

製品供給力が脆弱だった時代には自家用車やカラーテレビ、エアコンなどの耐久消費財が所有者のステータスシンボルとして取りざたされることもありました。いわゆる新三種の神器です。物が溢れる現代では家電製品や設備機器が、快適で便利な暮らしにとって、なくてはならないものになっています。

 

 

オプションを追加すると便利になる自動車と、住宅の違いは?

 

自動車選びでは予算に合わせてオプションを追加していくと、さらに便利で高級な使用感になることは誰しも経験するところです。それでは住宅はどうでしょうか? ”Less is more.” が考えるヒントになるかもしれません。

 

簡素でシンプルなデザインは、人々を豊かにしてくれる。これ以上削ぎ落とすことができない究極のデザインこそが、物質では満たされない至福の喜びを居住者に与えてくれる、とでも解釈すれば良いのでしょうか。今本当に必要不可欠な設備は何か?何が不要な設備なのかを十分に理解することが必要でしょう。

 

 

メカハウス」はなぜ資産価値が劣化しやすいのでしょうか。

 

住宅建設の予算は、多くの場合で限りがありますので、設備機器に多くの予算を回すと建築本体にかけられる予算は相対的に少なくなります。ですから、建築本体の予算を十分に確保したパッシブハウスに比べると、メカハウスの建築劣化のスピードは格段に上昇してしまいます。

 

建築本体に関わる規制や基準は年々強化される傾向にあります。建築本体の断熱性能や耐震性能を低くしてしまうと将来的に基準不適合な住宅となりますから、この意味においても資産価値の劣化は生じるのです。

 

 

必要不可欠なものが理解できれば、美しい健康生活が生まれる。

 

欧米の住宅の資産価値は購入時よりも居住年数が長くなるほど高くなる、という事実はよく知られているところです。自分の住宅に愛着を抱き、年々手を加えてより快適な環境を自ら見出し、創り出す努力を常に惜しまないからではないでしょうか。

 

竣工時の一瞬が、住宅にとって最高に美しい時ではないことを、心から祈るばかりです。

 

 

■記事原稿の全文と詳細は、公式HPをご覧ください。

健康のための室内気候講座: http://iwall.jp/kenkou.html

 

☆室内気候研究所

公式HP http://iwall.jp/


コメント
コメントする








   

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< November 2019 >>

e-プラスター

blog_image blog_image blog_image

selected entries

categories

archives

links

profile

書いた記事数:328 最後に更新した日:2019/11/13

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM