断熱性能を極めると、「蓄熱」の魅力が見えてくる!

 

 

 

今年もいよいよ、ピクニック・シーズンがやってきましたね。お出かけの時に、

 

大切なお手製ランチを暑さから守ってくれるのが、クーラーボックスと保冷剤の組合せ。

 

 

紙の箱の中に保冷剤を入れても、保冷効果はすぐに無くなってしまいますからね。

 

容器の断熱性能を高めてあげると保冷剤も長持ちして、箱の中の温度も安定してくれる

 

のは誰もが知っている生活の知恵です。

 

 

 

(写真)クーラーボックスに入れておくと、保冷剤の効果が長持ちする!

 

 

 

住宅の健康環境を守ってくれるのはもちろん「高断熱・高気密」技術ですが、高断熱化は

 

どうやら住宅のクーラーボックス化と考えることもできそうです。

 

 

 

(写真)超高断熱住宅に「潜熱蓄熱建材」を施工したM-Project(札幌市北区)

 

 

 

高断熱化した住宅の環境を安定化させるには、この性質を利用することができるのです。

 

 

昼間取り込んだ日射熱を「蓄熱」しておいて、夜に涼しくなってきたら取り出して利用する。

 

そんな「蓄熱」技術のパッシブな魅力は、断熱性能を極めるとようやく見えてくるのです。

 

 

 

(写真)光をふんだんに取り込んだ「M-Project」の吹き抜け居間空間

 

 

 

高断熱化住宅の悩みの一つは、取り込んだ日射量が多すぎると室温が高くなりすぎること。

 

札幌市に建つ「M-Project」のオーナーさんに協力していただいて、「蓄熱」効果が高い

 

潜熱蓄熱左官材を施工した後の室内環境データを測らせていただきました。

 

 

 

 

 

 

秋から春までの半年間のデータを見ると、室温は快適な範囲を常に維持していました。

 

 

また、大開口部から大量の日射を取り込んでも、室内の温度はとても安定していて、

 

蓄熱性能の低い住宅とは大違い。さらに、加湿器を使用しなくても自然の調湿作用で

 

相対湿度も安定することが確認できたのです。

 

 

(写真)左官学講座の専任教員による施工指導の様子

 

 

 

 

 

冬場に高温、低湿度になりがちな北国の高断熱住宅の欠点を、潜熱蓄熱建材が優しく

 

改善してくれることが実証できました。まさしくこれが "LOHAS" な住宅環境ですね。

 

 

 

(写真)天然素材と蓄熱材の組み合わせで。いつも熟睡、健康環境を!

 

 

 

 

天然素材に包まれて、一年中快適で健康な生活を営むこと。「M-Project」では

 

住宅建築の最も基本的な性能を、潜熱蓄熱材のパッシブ効果で実現できたのです。

 

 

 

 

 

 

■室内気候研究所

公式HP : http://iwall.jp/

Twitter:  https://twitter.com/i_wall_

 

       


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