機械換気をしても、基準を上回る就寝時の二酸化炭素濃度。

 

 

 

 

 

2003年7月の「改正建築基準法」の施行によって必要換気量が規定され、住居では換気

 

回数0.5回/h以上、その他の居室(学校や事務所建築を含む)では0.3回/h以上の機械換気が

 

事実上義務づけられました。

 

 

しかし、建築基準法で定められた必要換気量と、二酸化炭素やホルムアルデヒドなど室内

 

汚染物質の濃度に関する指針との関係は必ずしも明確であるとはいえず、ましてやこれが

 

個別の室内空気質を保証するものでないことはいうまでもありません。

 

 

二酸化炭素の定量法を発見したPettenkofer(1818-1901)は、室内の二酸化炭素濃度が

 

700〜1,000PPMになると居住者は不快を訴えはじめる、という学説を世界で初めて提示

 

したことで知られています。

 

 

この成果は日本の建築基準法をはじめとする多くの基準で引用され、二酸化炭素濃度は

 

室内空気の汚染度の尺度の一つとして長く用いられています。

 

 

6畳間の寝室を閉め切った状態で建築基準法が規定する前述した量の換気を行なった場合、

 

8時間後の二酸化炭素濃度は2,600ppmと環境基準を大きく超過します。10畳間で二人が

 

就寝した場合も、ほぼ同様の結果となるのです。

 

 

二酸化炭素濃度が基準を超過しただけで直ちに健康被害があるわけではありませんが、

 

室内の空気質が低下していることを定量的に把握でき指標なのです。

 

 

近隣の状況や気象条件に左右されるものの寝室は締め切りではなく、窓あるいは隣室との

 

扉を開け放って就寝したいものです。

 

 

 

 

 

 

■室内気候研究所

公式HP : http://iwall.jp/

Twitter:  https://twitter.com/i_wall_

 

                         

 

 

 

 


コメント
コメントする








   

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2019 >>

e-プラスター

blog_image blog_image blog_image

selected entries

categories

archives

links

profile

書いた記事数:284 最後に更新した日:2019/03/25

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM