「ソーラーパネル」は、現代の「屋敷林」になれるのか? #ZEH #PV #屋敷林

 

 

 

これまで住宅のウエルネスに不可欠な「レジリエンス」について考えてきましたが、

 

今回は日々の暮らしを支えてくれる「エネルギー・資源」と住宅との関係を取り上げて

 

みたいと思います。

 

 

 

日本の「屋敷林」は、自立循環型の生活を支えてきた。

 

青々とした水田の向こうに見える「緑の島」。厳しい季節風が吹き付ける日本の平野部では

 

防風や防雪、防砂などの目的で家屋を取り囲むように樹木が植えられ、日本の田園風景を

 

形成してきました。

 

 

「屋敷林」と呼ばれるこれらの人工林に植えられた樹木は種類も多様で、スギやヒバ、

 

ケヤキなどの風に強い高木に加え、カキやカエデ、キリなどの加工性に優れた中低木も

 

植えられていたようでです。

 

 

 

 

仙台平野をはじめとする東北地方では「居久根(いぐね)」、富山の砺波地方では「垣入

 

(かいにょ)」とも呼ばれる「屋敷林」。自然災害や厳しい気候から住宅を守ってくれる

 

「屋敷林」は、里山で暮らす人々に様々な恩恵をもたらしてきました。

 

 

その一つが燃料の自給自足。ガスや電気が十分に普及していなかった1960年代までは、

 

落ち葉や小枝を炊事や風呂焚きに利用したり、冬には囲炉裏での採暖にもこれらが利用

 

されていました。

 

 

また屋敷林は建築用の材料としても利用され、住宅の新増築、改修に用いられてきました。

 

今では古民家でしか見ることができなくなった強度に富んだケヤキの柱や大断面の梁、

 

外装に供される焼スギも自宅の「屋敷林」で生産されたものが多かったと言います。

 

 

 

「ソーラーパネル」は現代の「屋敷林」になれるのか?

 

都市部に人口が密集するようになった高度成長期を契機として宅地は狭小化の一途を

 

たどり、ガスや電気などの新エネルギーが田園地域でも普及すると、里山のエネルギー

 

需給にも大きな変革の波が押し寄せるようになりました。

 

 

「エネルギー・資源」が自給自足できた時代は終焉を迎え、日本全体が「エネルギー

 

・資源」を消費し続ける時代へと変遷したのです。

 

 

エネルギーの自足を目指した「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)」の普及が

 

進む現代の日本。「ソーラーパネル」は、現代の「屋敷林」になれるのでしょうか?

 

 

 

 

【Good Design  Award 2018受賞】

 

■室内気候研究所

公式HP : http://iwall.jp/

Twitter:  https://twitter.com/i_wall_

                        

 


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