防災意識が高まったのは、不幸中の幸いでしたが。
立て続けに起こった台風21号の被害と北海道大震災。そしてブラックアウト。
冬場に大災害や停電が起きた時の恐怖は、北海道民なら容易に想像が付くものです。
量販店の棚からは、電力供給なしでも暖房できる石油ストーブが姿を消しました。
調理だけでなく、暖をとることもできそうなカセット式のガスコンロも品薄。
ガスボンベも、入荷次第すぐに品切れになるほどの売れ行きだそうです。
でも密閉空間での裸火の使用は、換気に十分な注意が必要です。
停電時には、機械換気システムも作動していないことが予想されるのですから。
こちらは電池コーナー。単4電池がわずかにありますが、パワーのある単1電池は売り切れですね。
電力はとても利便性が高いのですが、蓄えておくことが非常に難しいエネルギーなのです。
最近はどこのスーパーでも、お水とレトルトのお米が入り口近くに置かれるようになりました。
冬までに、北海道の全家庭の防災準備が間に合うと良いのですが。
台風21号の被害で倒れた木々も手付かず。ひと月近く放置された状況が続いています。
ナナカマドも色づいて、もうすぐそこまで冬が近づいてきています。
強靭さ(Resilience)が建築にとっていかに大切なのか、今更ながらに気づかせてくれた大災害。
室内気候の評価や対策についても、少しずつ考えて公開して行きたいと思います。
台風24号で被害を受けられた方はいませんでしたか? とても心配しています。
☆室内気候研究所
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- 2018.10.01 Monday
- 研究開発の今
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