想い出多い実験棟に感謝しつつ「論文一覧」を更新しました。

 

 

望外にも25本以上の査読論文が雑誌に掲載され、数多くの卒業論文執筆も支えてくれた、北海道職能大の『PCM実証実験棟』が、2018年10月に撤去されることになりました。

 

2007年9月に着工してから早いもので11年。毎年のように改修を重ねながら新規の実験テーマを実施できたのも、この実験棟の存在が支えとなってくれたおかげです。

 

 

写真は2007年12月の冬工事の様子。当初から仮設実験棟でのデータ取得を目標としてきましたので、経済性も考慮して外装は樹脂の波板で仕上げることに。PCM建材の性能実証試験に加えて、急遽決定した屋根瓦の実験も加わりバラエティーに富んだ研究が始まろうとしていた頃です。

 

データの取得は順調に進んだものの、やはり大変だったのが冬場の除雪。日本海に面した小樽市銭函では最大積雪深が2m近くになることもあり、水平面全天日射計の維持のためにも毎日の除雪を欠かすことができませんでした。

 

実証試験を積み重ねることで、冬場の日射量が少ない小樽でもパッシブソーラーハウスが実現できること、PCMの潜熱蓄熱によって朝の冷え込みを予防しエネルギーインフラが途絶しても最低限の生活温熱環境が維持できること、ソーラー温水パネルを壁面に垂直設置することで積雪が多くても十分な暖房エネルギーが獲得できることなどなど、貴重な研究成果を多数あげることができました。

 

研究の実施にあたって終始、熱心に取り組んでくれた北海道職業能力開発大学校の教職員や学生の皆さん、共同研究でお世話になった協賛メーカーや工務店、左官工事店の皆さんに、衷心より御礼申し上げる次第です。本当にありがとうございました。

 

これまでに発表した論文リストは、下記のリンクからご覧になることができます。

 

「論文一覧」のリンク: http://iwall.jp/about.html#ronbun

 

☆室内気候研究所

公式HP : http://iwall.jp/

Twitter: 室内気候研究所


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