「SORA no MACHI」を見学しました。

 

千葉県野田市にオープンした「SORA no MACHI」分譲住宅街区を見学してきました。

外構工事と内装の仕上げが同時に進行するオープン間近の時期で、いよいよ工事も最終盤です。

 

「SORA no MACHI」は外構に使用する材料や屋根勾配、住戸の配置や通路をあらかじめ一人の建築デザイナーが設計を担当。

 

デザイン要素を規制された中でどれだけ建築意匠を熟成させることができるのか、という意欲的なチャレンジを設計目標とした街区です。注文住宅を前提とした街区ではなし得ない、先進的な試みとなりました。参加したのは開発会社と地域の工務店3社のグループです。

 

 

外構を印象的にカタチ・ヅクルのは鹿児島県屋久島で産出された屋久杉です。

内包する樹脂が多い屋久杉は耐候性が非常に高く、街区の全住戸でデッキの材料や外装材として使用されています。

 

 

パーゴラテラスと付帯する板塀。プライバシーを守りながら地域と、さらに周辺環境との連携しながら融合していくことをテーマとした設計となりました。材料の寸法や施工法にも細心の注意を払いながら、閉鎖と開放がみごとにデザインされていきます。

 

 

新在来工法を採用したこの住戸に使用されている構造材料は北海道産の杉。成長速度が遅く蜜実にしまった北の杉と、耐候性の高い南の杉の融合がテーマの一つです。居間からデッキへの導線も魅力的ですね。

 

 

街区の中央に設けられた通路はやや蛇行しており、住戸は雁行しながら通路に寄り添っていきます。

 

 

周辺環境にも恵まれた敷地に、11戸の分譲住宅が建設された「SORA no MACHI」。

外構に使用されたのは杉とコンクリート、そして植物のみとのこと。

これからどんな近隣関係が形成されていくのか、とても興味深いところです。

 

 

ウチとソトをつなぐ中間的なスペース「コートテラス」でも、植栽の最終工事が進行しています。

 

 

ウチからソトへと連続する7mのハイサイドライト。

「植物や星とともにくらす」という、環境に対する設計者の意図が明確に示されたデザインですね。

 

 

屋根断熱を施された傾斜屋根の梁はあえてアラワシにして、杉の素材感を十分に引き出しています。

 

 

見学させていただいたSUDOホームさんの住宅には、オリジナルデザインの門柱プレートが設置されています。

表札・照明・インターフォンと郵便受けがコンパクトに配置された美しいデザインのプレートですね。

樹脂モルタルを用いた表面の素材感も最高です!

 

 

ややもすると退屈でデザイン性にかけることの多い分譲住宅の街区に、新しいデザインの可能性を示した「SORA no MACHI」街区。このプロジェクトが今後とも継続的に発展していくことを、心から期待したいものです。

 

☆室内気候研究所

公式HP : http://iwall.jp/

Twitter: 室内気候研究所


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