「e -プラスター」の蓄熱性能試験。

 

iicは、蓄熱性能を正確に評価するための研究を続けてきました。

 

2007年「e -プラスター」の研究開始当初から、潜熱蓄熱建材の性能を評価するための手法を試行錯誤を繰り返しながら模索してきました。

潜熱蓄熱建材に要求される性能は多岐にわたっています。建材としての強度や耐久性、施工性能の評価など建築材料としての評価はもとより、快適性の向上や省エネルギー性を左右する種々の性能をラボレベルで正確に把握することが必要になります。

 

 

蓄熱性能を評価するためのJISがまだ整備されていないという事情もあり、試験体の作成も含めて他の性能評価手法を参考にしながら開発してきました。

 

どこかパティシエ養成学校のような作業が延々と続きますが、材料の調合を少しずつ変化させながら実にたくさんの試験体を作ってきました。

 

 

見かけの比熱が融点付近で変化する「e -プラスター」の蓄熱性能を評価する研究は、加熱速度や周囲の測定環境にも左右されやすいことが徐々にわかってきました。熱伝導率を測定する方法として開発された熱流計法(HFS法:JIS A 1412-2)を用いると測定も比較的容易で、データの再現性も高いようです。

 

 

周囲を断熱材で補強した試験体を人工気象室にセットして測定の準備は完了。

室温を徐々に変化させながら試験体の内部温度や表面熱流を測定して、見かけの比熱を定量化していきます。

 

 

測定結果を直感的に把握してもらうためには、性能の可視化も大変重要になります。

温かさや冷たさが維持されていることを体験的に感じてもらうための実験装置も現在開発中です。

2016年には「蓄熱建材コンソーシアム」(https://pcmconso.jp)も設立され、評価手法の標準化に向けた活動が本格化しているようです。

潜熱蓄熱建材が暮らしの中で活躍してくれる日も、すぐそこまで近づいているのかもしれません。

 

 

■本ブログは抄録版です。

記事原稿の全文と詳細は、公式HPをご覧ください。

 

「e -プラスター」: http://iwall.jp/e_tikunetsu.html

 

☆室内気候研究所

公式HP http://iwall.jp/

 

 


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