職能大での共同研究も佳境を迎えています。
2017年度の共同研究も、残すところ3ヶ月となりました。
「断熱・蓄熱」改修の環境改善と省エネルギー効果を定量化する実験もスタートしました。
平成11年度基準レベルの実験棟を断熱改修して、新省エネ基準に適合しているかを実証していく予定です。
心配していた蓄熱左官材の乾燥ムラもなく、試験装置の設置もなんとか完了しました。
蓄熱改修に使用した潜熱蓄熱建材のガス吸着量試験も始めています。
最終的にはホルムアルデヒド、アンモニアなど数種類のガスの吸着性能を定量化する予定です。
今年から始まった「家具の接触温感」に関する実験も基礎的な測定が終了しました。
快適さが持続する家具の秘密が、解明できるでしょうか?
今後は家具に触れた時の温冷感に関する心理量を、心理学的測定法に則って定量化していく予定です。
☆室内気候研究所
公式HP http://iwall.jp/
- 2017.12.26 Tuesday
- 研究開発の今
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