北陸も、初冬の景色になりました。
「屋敷林」が今も残る北陸の住宅は、究極のエコシステム!
富山県砺波地方の民家には今でも「屋敷林」が一般的に見られます。
強い季節風を遮るという防風林の機能はもちろん、ほかにもいろいろと・・・。
落葉や小枝は、冬の大切な燃料として使われてきました。昔からゼロエミッションですね。
また、成長した樹木は家の増改築にも建材として利用。樹種も柱、梁、板材と、目的に合わせて合理的に組み合わせてあります。
女の子が生まれると嫁入り道具に箪笥を作るために桐を植樹するそうです。
この日はあいにくの雪模様。融雪のための地下水も1年ぶりの稼働です。
古民家を改修したお蕎麦屋さんの中庭です。
都市部の住宅デザインは従来、外部に対しては閉鎖的で、内に向かって解放されています。
次回のパッシブハウスのコンセプトにぴったりの建築でした。
打ち合わせが終わり「金沢21世紀美術館」を見学しました。
大地からスクッと立ち上がった美しいなフォルムは、夜景も最高ですね。
翌日は、金沢駅から小松空港まで移動して帰宅します。
外国人観光客のみなさんも、自撮り棒を駆使して大鳥居を撮影しています。
もちろん金沢のお料理といえば・・・。
季節の美味を堪能させていただきました。
☆室内気候研究所
公式HP http://iwall.jp/
- 2017.12.17 Sunday
- 旅の風景
- 08:13
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