真空断熱材で、床の断熱工事をしました。

 

内張施工で木造住宅の断熱改修に挑戦しています。

 

北海道職能大にある屋内実験棟の断熱改修工事が始まりました。

平成2年基準程度の断熱性能を、新省エネ基準程度まで強化する構法を開発するのが目的です。

手前が断熱改修工事棟、奥が比較対象となるブランク棟です。

 

 

改修棟の床には真空断熱材を5mm敷き込みます。

GWに換算すると50mm程度の断熱能力があります。

 

 

天井には「フェノール樹脂」を20mm施工。

フェノール樹脂は熱に強い熱硬化性樹脂の一つで、火災などで熱を受けると硬化する特徴があります。

断熱材の内側にプラスターボードを施工した後、調湿性のあるクロスで仕上げていきます。

 

 

真空断熱材とフローティングフロアの組み合わせで施工性を改善。

 

真空断熱材は包材が破断して真空度が落ちると膨張し、断熱性能を失いますので慎重に工事。

釘打ちの必要がないフローティングフロアと組み合わせることで施工性を高め、美しく仕上げることができます。

今回採用した床材は、東京五輪の選手村でも採用が決定しているそうです。

 

 

改修前の躯体の気密性能が十分ではない場合もありますので、今回は断熱層を施工する前に気密シートを下貼りしました。

改修後の断熱層後背部で結露が生じないか、湿度センサを埋め込んで確認する予定です。

 

 

床の仕上げ工事もなんとか完了。初めて施工する学生さんたちも仕上がりの美しさに満足げです。

冬は冷たくなるおばあちゃんのお家の床を、自分たちで改修してあげられるといいですね。

 

壁の断熱改修が完了したら、次は難関の潜熱蓄熱建材の左官工事が待っています。

 

 

室内気候研究所 主席研究員

工学博士 石戸谷 裕二

■公式HP: http://iwall.jp

■ブログ:http://blog.iwall.jp


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