住宅セミナーで講演してきました。

仙台市で開かれた『「住まい手ファースト」な住宅セミナー in 仙台』に講師として参加しました。2020年度に予定されている新省エネ基準の義務化や新築住宅の過半数をZEH化する政策の推進など、住宅建設を取り巻く環境は大きく変化を遂げようとしています。

 

これまで高断熱・高気密化住宅の普及を通して、住まい手の健康的な生活の創造や省エネルギーの実現に貢献してきた先導的な工務店・ビルダーの皆さんと一緒に、これからの住宅と環境のあり方について議論するのがこのセミナーの目的です。

 

 

シリーズ第1回目の住宅セミナーは台風一過の秋空にも恵まれ、宮城県富谷市に本拠を置く総合建材商社(株)北洲本社さんの大会議室で盛況のうちに開催されました。共催者は日本における樹脂サッシのパイオニアである(株)エクセルシャノンさんです。 

 

 

まず始めに「省エネルギーとユーザーセントリックな居住環境」と題して、東北大学大学院工学研究科の小林光准教授の基調講演がありました。近年「我慢」によって引き起こされる熱中症や寒中症を原因とした家庭内の死亡事故は交通事故死の件数を上回っています。ユーザーのウエルネス向上に欠かせない室内環境の維持は決して贅沢などではなく、快適な室内環境の実現が健康の礎となっていることを、貴重なデータを基に解説していただきました。今後、創造性や生産性の増進を含む「健康」の定義として結実していきそうです。

 

室内気候研究所からは「LOHAS住宅に向けた新たな挑戦」と題して、研究開発と普及が進む潜熱蓄熱内装材「エコナウォール25」の実施事例と環境測定結果の報告をしました。今回は高断熱・高気密住宅の有用性をさらに進化させるための技術として欠かせない「高蓄熱」技術の意義と実証的な評価結果について講演しました。高熱容量化により実現される安定した温湿度環境が健康に及ぼす影響や、日射取得熱や内部発生熱を暖房用途に利用することで実現される高い省エネルギー性能について解説し、参加者からも新しい蓄熱技術について高い関心が寄せられたようです。

 

室内気候研究所 主席研究員

工学博士 石戸谷 裕二

■公式HP: http://iwall.jp

■ブログ:http://blog.iwall.jp

 

 


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