「地球の会」の勉強会に参加してきました。

 

猛暑の中日となった7月30日(月)「NPO法人 環境共棲住宅地球の会」が主催する第12回 定例勉強会が東京八重洲の会場で開催され、冒頭で講演をしてきました。

 

NPO法人「地球の会」は国産材による家づくりを通して森の再生・循環・健康な住宅を普及、推進しようとする工務店さんたちの研究会で、日本独自の住文化の創造と継承を目的としながら、既に14年間ものあいだ精力的に活動されています。

 

 

自然の猛威から身を守りつつ、家族が健康で幸福な人生を全うするために必要で十分な住環境とは? 今回の勉強会は「性能(量)」が持つ本来の意味と目的を見つめ直しながら、次世代への社会資本として残すべき30年後の住宅ストックに必要な「感性価値(質)」とはなにかを、参加者の皆さんと一緒に議論してきました。

 

 

住宅の性能評価制度が普及して、定量的な尺度で住宅建築を比較することが可能になった現代。作り手は評価基準を達成することが目的化していく中で、住宅が持つ普遍的な意味をややもすると置き去りにしてしまったのかもしれません。日本の気候・風土に適合するために先人たちが努力を積み重ねてきた日本の伝統的な住居と住文化。

 

しかし、不変の伝統や文化は歴史的にも存在せず、常に変化と淘汰の中で洗練された技術やデザイン・様式のみが生き残ってきたと言えるでしょう。

 

室内気候研究所は新たな住文化の創生に、挑戦していきたいと考えています。

 

■本ブログは抄録版です。

記事原稿の全文と詳細は、公式HPをご覧ください。

 

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住宅セミナー(東京)で講演してきました。

 

記録的な寒波が襲来して、各地で豪雪被害が頻発している2018年の厳しい冬。

みなさんがお住いの地域はいかがでしたでしょうか?

 

日差しには恵まれたものの冷たい風が吹き抜ける東京日本橋で、2月19日(月)に住宅セミナー開催されました。

2017年9月に仙台市からスタートしたこのセミナー・シリーズも、最終回はいよいよ首都東京での開催となります。

 

 

セミナーでは、「ZEH」の定義から開発・普及のロードマップづくりを始め、政府の委員としても幅広く活躍されている芝浦工業大学建築学科の秋元孝之教授が「先進技術についての展望」というテーマで基調講演されました。今後も展開されていく「ZEH」の方向性について貴重な情報を開示していただきました。ありがとうございました。

 

 

室内気候研究所は、ご長寿社会の到来による医療費負担の増大リスクを抑制し、人づくりや働き方改革の推進の観点から求められる住環境の新たな価値を、実測データに基づいて解説。高断熱・高気密住宅との親和性が高いと言われている潜熱蓄熱建材「エコナウォール 25」にもふれ、その効果についても議論しました。

 

 

新築住宅や既存の住宅ストックの蓄熱改修を可能にする「エコナウォール 25」は、従来の蓄熱性能に加えて調湿性能も付与されました。また、生活臭やペット臭の除去が可能な空気清浄性能が期待できることも紹介しました。

 

 

日本の伝統的な採涼手法として定着している網戸に日射遮蔽の機能を付与した「パッシブ・フェンスター」も夏の住環境改善と省エネに効果的な新商品です。

 

 

(株)北洲 建設・資材事業部からは「世界基準の燃えない外断熱システム〜アルセコ外断熱システム」が紹介されました。

 2017年6月14日、ロンドン西部に立つ高層公営住宅「グレンフェル・タワー」で火災が発生し大きな被害をもたらしたことは記憶に新しいところです。火元は居住フロアの4階付近とみられていましすが、可燃性の断熱材を伝って瞬く間にビル全体に延焼しました。今後、不燃性の外断熱システムも普及が進む先端技術であろうかと思います。

 

せっかくの東京ですので、コスパの高いお寿司屋さんで江戸前握りも楽しんできました。美味でした!

 

 

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「地球の会」の勉強会に参加しました。

 

2018年2月16日、札幌市で開催されたNPO法人 環境共棲住宅「地球の会」の勉強会に参加しました。

会主催のイノベーション勉強会は、今回で11回目だそうです。

 

「地球の会」は、国産材を活用することで日本の森林資源を保全しながら、「木の家」の持つ魅力を積極的に啓蒙・普及しようとしている工務店さんの会です。今回は会のメンバーでもある武部建設の社長さんのご紹介で「高断熱・高気密住宅における改革と展望」というテーマでお話をしました。

 

北海道の高性能住宅の開発の歴史を振り返りながら、断熱技術と蓄熱技術との融合で新しい環境創生の可能性が広がっていくことを、現場の実測事例などを交えながらお話ししました。皆さん熱心に聴講されていたのが印象的です。

 

 

厳寒期の札幌で開催されたセミナーですが、前日には冬季施工中の現場を含め、北海道の建築の現場を視察されたようです。

地域工務店が置かれている立場は大変厳しいものがあると伺っています。

参加された皆さんが地域の住環境改善の現場で活躍され、勉強会の成果が生かされることを心から期待しているところです。

 

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福岡セミナーで講演してきました。

 

「LOHAS住宅への挑戦 in 福岡」で九州の室内環境について議論しました。

 

北海道を出るときには外気温度が−7℃、全道的にとても冷え込んだ朝でした。

海の中道の向こうに夕日が沈む頃に福岡空港に到着。博多は紅葉が始まったばかりのようです。

 

 

翌日は天神にある会議場で開催された「高断熱・高気密の先にある・・・」セミナーに参加。

東北大学の小林先生の基調講演のあと、北洲総合研究所の石原所長が超高性能住宅PPHの解説。

室内気候研究所は30年後の良質な住宅ストックのために今すべきことについて提案します。

九州各地から聴講にいらした60名以上の専門家と室内環境の未来について議論することができました。

 

 

セミナーを終え博多駅に戻った頃にはクリスマスイルミネーションが綺麗に点灯されていました。

この時期、全国各地で展示されるようになりましたが、博多も素晴らしい冬景色デザインです。

 

 

駅前広場ではXマス市が開催中。本場ドイツを思い出させるような演出がそこかしこに。

ホットワインの良い香りが、冬の到来を告げます。

 

 

博多に来たらやっぱりこれですよね。生簀からあげたばかりのイカの活き造りです。

新鮮で弾力のある歯ごたえがたまりません。ご当地名物の甘口の刺身醤油でいただきます。

 

 

冬の味覚の王様といえば玄界灘のふぐ。厳しい冬は、美食の冬でもあります。

 

 

■公式HPに記事を掲載中:http://iwall.jp/news.html#20171122_news

 

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2017. 10. 25 住宅セミナー(札幌)で講演してきました。

 

『高断熱・高気密住宅の先にある蓄熱・遮熱技術セミナー』と銘打って開催です。

 

台風一過の青空に恵まれた10月25日(水)に、札幌駅前にある会議室で開催された住宅セミナーで講演してきました。仙台市で開催された住宅セミナーのシリーズですが、今回は高断熱・高気密住宅の先進地、研究所のホーム北海道での開催となります。

 

 

基調講演をされた東北大学大学院工学研究科の小林光准教授は当日の移動ということもあり天候が心配されましたが、参加者の皆さんの日頃の精進のおかげでしょうか、道庁前広場はまたとない好天に恵まれました。

 

 

小林先生の基調講演は「省エネルギーとユーザーセントリックな居住環境」。心肺停止状態で搬送される高齢者が沖縄についで2番目に少なくなった北海道の住環境の質の高さをデータで示されるとともに、これからの居住者ウエルネスの向上に資する住宅設計の方向性について海外事例も交え講演され、受講者の皆さんも熱心に聞き入っていました。

 

室内気候研究所からは「LOHAS住宅に向けた新たな挑戦」と題して、研究所が開発した潜熱蓄熱内装材「エコナウォール25」の研究背景と目的をはじめ、実施事例の環境測定結果を報告をしました。

 

ドイツで生まれたパッシブハウスという設計コンセプトを生かしつつ、日本の気候風土や敷地条件に合わせた、日本ならではのデザイン手法の提案です。「断熱・蓄熱・遮熱」という技術コンセプトの融合が根付き、広く普及していくことを祈りたいと思います。

 

 

次回セミナーは11月22日、福岡市で開催される予定です。日本海に面し厳しい「寒さ」もある福岡。住環境の改善に取り組む地域の工務店・ビルダーの皆様に奮って参加していただき、参加者相互の情報共有が実現できることを楽しみにしています。

 

なお、室内気候研究所の講演内容は「健康のための室内気候講座」でも逐次取り上げていく予定です。

 

 

☆室内気候研究所

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住宅セミナーで講演してきました。

仙台市で開かれた『「住まい手ファースト」な住宅セミナー in 仙台』に講師として参加しました。2020年度に予定されている新省エネ基準の義務化や新築住宅の過半数をZEH化する政策の推進など、住宅建設を取り巻く環境は大きく変化を遂げようとしています。

 

これまで高断熱・高気密化住宅の普及を通して、住まい手の健康的な生活の創造や省エネルギーの実現に貢献してきた先導的な工務店・ビルダーの皆さんと一緒に、これからの住宅と環境のあり方について議論するのがこのセミナーの目的です。

 

 

シリーズ第1回目の住宅セミナーは台風一過の秋空にも恵まれ、宮城県富谷市に本拠を置く総合建材商社(株)北洲本社さんの大会議室で盛況のうちに開催されました。共催者は日本における樹脂サッシのパイオニアである(株)エクセルシャノンさんです。 

 

 

まず始めに「省エネルギーとユーザーセントリックな居住環境」と題して、東北大学大学院工学研究科の小林光准教授の基調講演がありました。近年「我慢」によって引き起こされる熱中症や寒中症を原因とした家庭内の死亡事故は交通事故死の件数を上回っています。ユーザーのウエルネス向上に欠かせない室内環境の維持は決して贅沢などではなく、快適な室内環境の実現が健康の礎となっていることを、貴重なデータを基に解説していただきました。今後、創造性や生産性の増進を含む「健康」の定義として結実していきそうです。

 

室内気候研究所からは「LOHAS住宅に向けた新たな挑戦」と題して、研究開発と普及が進む潜熱蓄熱内装材「エコナウォール25」の実施事例と環境測定結果の報告をしました。今回は高断熱・高気密住宅の有用性をさらに進化させるための技術として欠かせない「高蓄熱」技術の意義と実証的な評価結果について講演しました。高熱容量化により実現される安定した温湿度環境が健康に及ぼす影響や、日射取得熱や内部発生熱を暖房用途に利用することで実現される高い省エネルギー性能について解説し、参加者からも新しい蓄熱技術について高い関心が寄せられたようです。

 

室内気候研究所 主席研究員

工学博士 石戸谷 裕二

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日本建築学会(中国)に参加しました。

広島工業大学で開催された2017年度学術講演会に参加しました。

美しく整備された立派なキャンパスと施設に少々圧倒され気味です。さすが伝統ある私立大学です。

 

 

今回の発表は2017年4月にオープンした「北洲プレミアム・パッシブハウス(PPH)」のコンセプトと、竣工時点での環境測定がテーマです。BASF社のシリカエアロゲル断熱材" SLENTEX"をはじめ、開発段階にある多くの新規技術を盛り込んだ建築ですので、継続的な実証的な研究成果が期待されるところです。

 

 

広島で開催される学会ということもあり、原爆ドームの見学は欠かすことができませんね。

70年以上に亘って我々に科学技術の功罪を問いかける象徴ですが、技術者への戒めとしてこれからも長く保存されていくことでしょう。

 

 

学会の合間を縫って厳島神社も訪問。真夏の日差しが照りつける猛暑日で、日陰を見つけては休み休み参拝です。

 

 

学会の参加にはこんな楽しみも。

 

 

☆室内気候研究所

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千葉市の「住活セミナー」で講演してきました。

 千葉good工務店会が主催する住活セミナーで「失敗しない「健康住宅づくり」のために」というテーマの講演をしてきました。

 

 

大網白里市季美の森にあるS邸を会場としてお借りし、これから住宅づくりを考えているユーザーの皆さんが熱心に聴講してくれました。講演は午前と午後の2部構成で、各60分間のミニセミナーです。

 

 

 

千葉good工務店会に参加している企業は持ち回りで家づくりセミナーを開催しており、家づくりの第一歩は、実際に建てられた住宅を見てみることだ、と啓蒙活動を展開しています。

 

 

セミナーは単なる勉強の場としてだけでなく、参加している工務店のこだわりや思い入れのたっぷり詰まった住宅を見学することで、家づくりのパートナーである工務店の特徴を理解するための絶好の機会です。

ネットや雑誌などの情報では知ることのできない質感やVisual Comfort、風通しや陰影、涼しさや温かさなど温熱環境も体感することができます。

 

 

 

一生に一度の大事業である「住宅づくり」。住宅の環境が疾病の原因になる場合も散見される現代の住宅建築。家族が快適で健康的に過ごし、豊かで実りある人生を送るための器(住宅)、設備や機械に頼らないパッシブな暮らしが実現してくれる健康住宅を目指して、一人一人のユーザーさんと専門職の工務店の皆さんが、個性あふれる住宅をつくってくれることを確信して帰路につきました。

 

 

室内気候研究所 主席研究員

工学博士 石戸谷 裕二

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札幌市立大学の公開講座に参加しました。

札幌市立大学のサテライトキャンパスで「ウェルネス・ハピネスを高める地域医療 × まちづくり」をテーマに公開講座が開催されました。

 

世界に冠たるご長寿社会へと急速に変貌を遂げる、現在の日本社会。

 

病院の「Cure(治療)」技術は病気を治すことが主目的ですが、癒しや幸福感を与える「Care(介助)」を包括した地域医療のあり方について、先駆的な実践者でもある紅谷浩之先生1)から、事例を交えた興味深い講演がありました。

 

治す医療・戦う医療と癒す医療・支える医療との連携は、病気で苦しむ患者や自立が困難な高齢者に、癒しや幸福感を届けることはできるのでしょうか?

 

 

■詳細は、公式HPをご覧ください。

☆室内気候研究所

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プレミアム・パッシブハウスの見学会に参加しました。

昨年10月末に着工した「北洲 プレミアム・パッシブハウス(PPH)」(仙台市)で、構造見学会とミニセミナーが開催されました。

 

PPHは省エネ先進国のドイツやスイスの基準を上回る超高性能住宅。

新たに「断熱」「蓄熱」「遮熱」に関する革新的技術を採用して、現在実現できる最高レベルの健康・快適環境を創造しようとするプロジェクトです。

 

 

当日はPPHの設計コンセプトに関するセミナーに加えて、無機系断熱材では世界最高の性能を誇るシリカエアロゲル断熱材「SLENTEX®」(BASF社)の施工見学も行われ、多くの来場者が熱心に見学していました。

 

 

4月に予定されている完成見学会では、潜熱蓄熱内装材「エコナウォール25」や日射遮蔽アミ戸、外付けブラインドを採用した「Passive Fenster」の発表会も予定されています。

 

健康的な居住環境を経済的に実現するため、室内気候研究所も環境設計に参画。

今後の実証評価では東北大学大学院の小林准教授とも協働して、住環境とエネルギー消費に関する実測調査を実施。結果を随時公表していく予定です。

 

 

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