北洲プレミアム・パッシブハウスが秋モードになりました。

 

台風一過の秋晴れの青空に恵まれた9月22日、北洲プレミアム・パッシブハウスの運転方法を秋モードに変更して、自然室温の変化を測定し始めました。暖房開始時期までフリー室温の測定を実施します。この夏お世話になった外付け電動ブラインドもしばらくはお役御免になります。

 

 

お勉強の様子を見ながら家事ができるアイランドキッチン。

 

最難関校に入学されたお子様の多くが、帰宅後に学校での今日の出来事を家族に話したり、家族の見守りの中で学習をしているそうです。夫婦共働きが多数派を占める現代ですから時間の調整が難しいのですが、子供部屋に引きこもってお勉強をするよりも学習効果が高いのでしょうか? ダイニングテーブルの窓の日差しを調整してくれていたブラインドは秋からフルオープンにしました。

 

 

ヨーロピアン調のデザインエアコン「UXシリーズ」

 

北欧の住宅に来たかのような気分にさせてくれるPPHの室内ですが、エアコンもしっくりとインテリアに溶け込んでいますね。7月の中旬から連続運転で環境調整をしてくれていたUXエアコン。今後実施される消費エネルギー量の分析が楽しみです。

 

 

運転中は吹き出し口が見えていますが、運転を停止すると曲面にデザインされた前面パネルが降りて来て、吹き出し口は見えなくなりスッキリした表情になります。

 

 

<運転中の様子>

 

<運転停止状態の全面パネル>

 

プレミアム・パッシブハウスももう秋。シミュレーションも本格的に始まり、測定結果との精度検証が楽しみになりました。

 

 

☆室内気候研究所

公式HP http://iwall.jp/


夏至の「北洲PPH」を体験してきました。

竣工からほぼ1ヶ月半が経過した「北洲プレミアム・パッシブハウス(PPH)」。

一年で最も昼が長くなる夏至を前に、PPHの室内環境を体験することができました。

 

 

仙台市はまだ梅雨入りしていませんでしたが、花壇では植栽が元気に根付き美しい花で出向かえてくれました。

 

地域の景観制限規約を遵守しつつ、南面外部にプライベート空間を見事にデザインした建築化外構も、すっかり周囲に溶け込んでいます。

 

太陽高度が最も高い夏至の季節ですから、大屋根の深い庇は、静かに流れるウッドデッキでの豊かな時間を予感させてくれます。

 

これから迎える盛夏の時期に欠かす事のできない日射熱取得の調整。

外壁にボックスを埋め込み違和感なく施工した電動ブラインドも、その役割を十分に果たしてくれることでしょう。

 

夏の通風と遮熱を担ってくれるのが新開発の「遮熱網戸」。

7月には中間期の快適な過ごし方を実現するために通風による夜間外気の導入や、ブラインドのスラット角度の調整を含め、色々と挑戦していく予定です。実測のデータが整理でき次第、みなさんにもご報告したいと思います。

 

☆室内気候研究所

公式HP http://iwall.jp/


PPH完成見学会に参加しました。

仙台市に本拠地を置く(株)北洲のハウジング事業部が開発した「プレミアム・パッシブハウス(PPH)」の記者発表会と完成見学会に参加してきました。

 

「断熱」「蓄熱」「遮熱」をテーマに、世界的な最新技術を駆使したパッシブハウス。

これまでのパッシブハウスの概念を一新するようなデザインコンセプトのもと、住み手の健康・快適を第一に、環境負荷とエネルギー消費にも配慮した近未来の住まいを提示しようとする試みが一般に公開されることになりました。

 

 

当日はこのプロジェクトに参加した世界各国の専門家も集結して、最先端技術をわかりやすく解説してくれました。

 

 

住宅の熱性能は日本の省エネルギー基準はもちろん、ドイツの「パッシブハウス」やスイスの「ミネルギー住宅」の基準もクリアして、世界最高水準を達成しています。でも注目はそのデザインです。

 

 

南面の大開口部で日射エネルギーを取り込むというパッシブハウスの趣旨に加え、通風や周囲環境との連続性にも配慮したデザインは伝統的な日本の民家の知恵を取り込んで、住みごごちの良い長く愛される自邸へと昇華しています。居住後に予定されている2年間の実測調査の結果も大変楽しみなところです。

 

 

☆室内気候研究所

公式HP http://iwall.jp/

 


北州プレミアム・パッシブハウスがプレスリリース。

JUGEMテーマ:住宅

環境建築の新たなカタチを具現化した、「北州プレミアムパッシブハウス」の着工がプレスリリースされました。

 

導入された新規目標は「ZEH Ready 40」「Fuel Poverty 0」「Asset Value 30」。

「断熱」「蓄熱」「遮熱」の新技術で、設備とエネルギーに頼らない健康的な生活を提案します。

 

室内気候研究所も、環境設計の分野でプロジェクトに参画しております。

 

■北州プレスリリース

http://www.hokushuhousing.co.jp/news/8100/

 

 

■BASFプレスリリース

https://www.basf.com/jp/ja/company/news-and-media/news-releases/jp/2016/10/passivehouse.html

 

 

 

 


北海道の次世代パッシブハウスをドイツで考える その3

JUGEMテーマ:住宅

今回のドイツ訪問でお世話になったのは、世界一の化学メーカー BASF社さん。
創業150周年を迎えた、ドイツを代表するグローバル企業です。



今回の3番目のセッションは、次世代型の断熱材開発に関する情報交換です。
これまで誰も整形に成功していないと言われる無機材料シリカエアロジェルを
近い将来、無機断熱材の製品として市場に投入予定とのことです。



無機断熱材SLENTEXの厚さは現在検討中とのことですが、窓周りなどの断熱強化部材として
10mmから製造可能とのこと。熱伝導率は、19mW/m2/K以下と、とても高性能です。
北海道の在来工法の軸間断熱には、100mm品が必要かもしれませんね。



会議の後に、工場入口にあるビジターセンターとプラントの見学をさせていただきました。
有機モノマーやポリマーはもちろんのこと、顔料、香料、食品など、豊富な製品群を楽しく紹介。
本社工場の敷地は、3km × 7kmもあり、バスで一周しても1時間以上はかかります。
BASF社だけで、コンビナートが形成されていると言っても過言ではないかもしれません。



訪問の締めくくりは、16万本以上のワインを収蔵している自社ワインセラー。
創業当時の記憶を今に伝えるため、ワインセラーにも力を入れているとのこと。
世界中にいる全社員に、毎年ワインがプレゼントされるのだそうです。

 

 

☆室内気候研究所

HP http://iwall.jp/



北海道の次世代パッシブハウスをドイツで考える その2

JUGEMテーマ:住宅

パッシブハウスの設計について議論した後、欧州におけるPCM建材の現状についてヒアリングしました。
世界一の化学メーカーBASF社でマイクロカプセルPCM MICRONAL(R)を担当しているのは写真(左から)のお二人。
Mr. K.Culeさんと、Mr. M.Schmidtさんです。お二人とも、とっても真面目な研究者です。

PCM_meeting

MICRONALの技術情報を説明していただいた後に、いくつかの製品アプリケーションを紹介していただきました。
まずはじめにセメント板にPCMを30%調合した仕上げ材です。ブルーの塗装がとても綺麗ですね。
現在試作段階とのことでしたが、近い将来に欧州市場に投入されるようです。

セメント板

続いては、石膏にPCMを調合した下地材。仕上げの付着を考えて多孔材になっていますね。
そのまま仕上げ材として使用すれば、吸音壁にも使えそうな形状をしていますが。

石膏板1

続いては32mmの厚板PCM材。施工性を考えて端部は相欠きにしてあります。
母材の原料は石膏ですが、軽量な骨材を多用しているため比重は低いようです。

石膏板2

次は断熱材とPCM混合ボードを積層した仕上げ材料。断熱と蓄熱の施工が一度で完了。
フィニッシュがアルミ材なので、様々な塗装が可能になりそうです。

断熱複合板

これは初めて見ました。ハニカム構造のアルミ材の内部にPCM配合石膏を充填してあります。
事務所ビルで活用されているようです。

アルミ複層

欧州でのMICRONAL出荷量が非常に伸びているとの情報を得てドイツに来ましたが、
アプリケーションが豊富なので、メーカーが競い合う中で市場が成長しているのではないかと思います。
今後も定期的に情報交換をしながら、北海道のPCM市場を育ていく必要性を感じました。

 

☆室内気候研究所

HP http://iwall.jp/




北海道の次世代パッシブハウスをドイツで考える その1

JUGEMテーマ:住宅

世界一の化学品メーカーBASF社の建築コンサルとパッシブハウスに関する意見交換をしてきました。
今年の冬はかなり暖冬で、雪は少ないものの霧が出ています。外気温は10℃程度です。
この集合住宅は、BASF社が所有していた社員住宅をパッシブ住宅仕様に改修したもの。

「1リットルハウス」と名付けられています。
床面積1平方メートルあたりの年間冷暖房エネルギー消費量が、灯油換算で1リットル以下の住宅です。
自動車の省エネ性能のように、わかりやすい表示にしているようです。

1Lハウス

建築コンサルタントの Mr. T. Cunzと日本チームの情報交換。
エネルギー消費量がゼロになる住宅が、最良の住宅ではない。
地域の気候、伝統、建築様式とエネルギー計画の整合性が最も重要との結論になりました。

パッシブ打ち合わせ

ドイツのパッシブ住宅計画では、外付けの電動ブラインドが必須とのこと。
日本でも、日射調整の重要さは認識されているものの、まだ普及までには時間がかかりそうです。

外付けブラインド


パッシブソーラーハウスに最適な潜熱蓄熱内装材「e−プラスター®」

JUGEMテーマ:住宅

 


パッシブソーラーハウスには3つの代表的な熱利用法があります。最もポピュラーなのが「ダイレクトゲイン法」。室内に入射した日射熱や生活排熱を壁や天井に直接蓄積しておき、曇天日や夜間に利用する方法です。「iWall工法®」では、潜熱蓄熱内装材「e−プラスター®」が日射のダイレクトゲインや暖房・生活排熱を吸収・放熱しながら活用。世界初のエコシステムです。

 

 

 

ダイレクトゲイン法では、蓄熱部位の熱容量が単位床面積あたり120(kJ/m2K)必要であることが知られています。これまでの住宅の什器や家具を含めた熱容量の3倍程度の蓄熱能力を確保するため、蓄熱材は以下のような熱的性能を満たす必要があります。

 

1 熱容量(容積比熱)が大きいこと。

2 熱が伝わりやすい(熱伝導率が大きい)こと。

3 表面からの熱の吸収・放散が速やかに行われること。

 

e−プラスター®」の容積比熱は、蓄熱体として用いられることが多いコンクリートの510倍と非常に大きいばかりではなく、熱伝導率はプラスタボードなみで、良好な熱の伝わりやすさを持っています。また、「e−プラスター®」は内装仕上げ材ですから室内に露出して広い面積に施工することができるので、熱の吸収・放散の速度を早めることのできる好適な蓄熱材料です。

 

 

 

さらに蓄熱部位を設計する場合には以下に事項に注意する必要があります。

 

1       直接日射があたる蓄熱部位の効果は顕著ですが、日射があたらない部位でも蓄熱効果を見込むことができます。北向きの居室にも「e−プラスター®」を施工すると効果的です。

2       蓄熱部位の面積は大きいほど効果的です。『e−プラスター®』の面積をできるだけ大きくとるように計画しましょう。

3       蓄熱部位の厚さは、薄い方が熱の浸透速度が早く効果的に蓄放熱が出来ます。また、蓄熱部位の室内側にコルクや木材などの仕上げ材を施工すると、効果が減少しますので注意しましょう。フローリング床の下に設置した蓄熱体では、十分な蓄熱効果が得られない場合があります。

 

再生可能エネルギーである日射、家電製品や調理などで生じる生活排熱、夜間の冷涼な外気などを利用して、快適で経済的な暮らしを実現するパッシブソーラーハウス。「e−プラスター®」はパッシブソーラーハウスに最も適した建築内装材料です。

 

 

iWall アイ・ウォール研究会
公式ホームページURL http://iwall.jp/


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