ヴァチカン美術館の鑑賞を終え、サン・ピエトロ大聖堂へと。

 

 

4時間にもわたるヴァチカン美術館の鑑賞ツアーを終えて、次はサン・ピエトロ大聖堂へと移動します。

 

初代ローマ教皇でもある、使徒ペトロの墓所を祀る聖堂が起源となった大聖堂ですね。もちろんキリスト教会としては世界最大級で、ローマ教皇が住むヴァチカン宮殿に隣接しています。夕刻の写真なのですが正面のファッサードには夕日が当たっていませんね。ということは後壇が西向きにオリエント!?

 

 

バロック芸術の巨匠ベルニーニが設計した広場の中央には、古代ローマの時代にエジプトから運ばれたオベリスクが立っています。

 

 

正面左側の宮殿通用口には容姿端麗なスイス人衛兵の姿が今日も。スイス各地の教会から推薦された選ばれし者のみが果すことのできる、誉れ高いお務めです。

 

 

正面のアーチをくぐると豪華に装飾されたアトリウム、そして聖堂に続く5つの扉があります。右から二番目「秘跡の扉」が通常の見学者入口で、左から二番目の「善と悪の扉」が出口になります。

 

 

一番右側にある「聖年の扉」は25年に一度、聖年の年にだけ開く扉です。ローマにある4大バシリカの「聖なる扉」をくぐると、特別な赦しが得られると言われています。

 

 

身廊に入ってすぐ右側に、人だかりのできているところがありますね。幕の後ろには有名なあの作品が・・・。

 

 

ミケランジェロ26歳の作品「ピエタ(慈悲)像」です。十字架から降ろされたイエス・キリストと、キリストを抱く聖母マリアの悲しみの表情はローマに来たら必見ですよね。

 

 

そして大聖堂に入ってすぐに目に飛び込んでくるのは、眩いばかりの壮麗な装飾。スタッコ、大理石、ブロンズなどの像だけでも400体以上あるという、世界最高で最大の芸術劇場です。サン・ピエトロ大聖堂を訪れると観光客が「スタンダール症候群」に罹ると言われるのも納得できますね。遠くの参拝客の大きさで、隔世感溢れる天井の高さが感じられるかと思います。

 

 

こちらがラファエロの絶筆となった祭壇画『キリストの変容』のレプリカです。天啓によってキリストが神であることを認識する場面と、悪魔に取り憑かれた少年が奇跡で治癒する場面が、一つの画面に描かれています。それにしても美しい。
 

 

ベルニーニ作の大天蓋も大聖堂内の見どころの一つです。この巨大なブロンズ製の天蓋の真下に、聖ペトロのお墓があります。強い力でねじ曲げられたヴァナキュラスな印象を与える4本の柱で、重厚な天蓋が支えられていますね。後陣には同じくベルニーニ作の「聖ペテロの司教座」が少しだけ見えています。この椅子は教皇だけが腰掛けることを許されているそうです。テレビ中継の準備のためでしょうか、残念ながら本日は立ち入り禁止のようです。

 

 

大天蓋の真上を見上げると、ミケランジェロが設計した有名なクーポラを内側から眺めることができます。高さ138メートル。よく見ると円形の黄金モザイクで聖人たちが描かれているのですが、今日は太陽の光で神秘的に光り輝いています。

 

 

大天蓋の位置から入口方向を見るとこんな感じです。大聖堂の中にはたくさんの礼拝堂や歴代教皇の墓所があり、一つ一つが彫像で美しく飾られています。輝かしい縁起と2000年の歴史、空間のスケール、装飾の完成度、どれをとっても世界最高峰のバシリカでしょう。カトリックの信者にとっては、一生に一度は訪れたい巡礼の地です。

 

 

さてイタリアのデザートといえばジェラート。今回の旅行で、一生分のアイスクリームをいただくことになりました。

 

 

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いよいよ「ラファエロの間」へと、鑑賞の旅は続きます。

 

 

いよいよ見えてきました。「ラファエロの間」への順路を示す看板が「オスティアの戦い」の絵の前に。何と言っても巨匠ラファエロの絵画がこれほどまでに系統だって、しかも間近に鑑賞できるのはこの美術館しかありません。ラファエロ・ファンは必見です。

 

 

現在も連綿と続いているフレスコ画の修復。今日は「コンスタンティヌス帝の洗礼」が作業中のようです。修復技術者の育成と技術の伝承には、継続的な修復作業が欠かせません。次回はきっと美しい姿になって、出迎えてくれるのでしょう。

 

 

それでは「ヘリオドロスの間」へ移動しましょう。4面あるフレスコ画から、こちらが「ヘリオドロスの神殿からの追放」です。財宝を盗み出すためにエルサレム神殿へと侵入したヘリオドロスですが、天使たちに打ち負かされて神殿から追放されようとしていますね。天使、強し!です。

 

 

こちらは「アッティラの会談」。大教皇レオ1世と、ハンガリーの基を築いたフン族王のアッティラとの停戦交渉の様子です。教皇の頭上には剣を持った聖ペトロと聖パウロの姿も見えています。聖人といえども正義のためには戦うのでしょうね?写真やビデオのなかった時代の、記録画像的な意味合いなのでしょうが・・・。

 

 

こちらは「ヘリオドロスの間の天井画」。旧約聖書の創世記の物語を題材にしているのですが、ややタッチが荒いような気もします。もちろん工房のお弟子さんたちも、制作に参加していたのでしょうね。今は修復も完了して、色鮮やかに復活です。

 

 

こちらはローマ教皇の力の源泉を示す「聖ペトロの放免」。3つの場面が同じ壁面に描かれていますね。松明の明かり、月の明かり、そして天使の後光が鮮やかに表現されています。窓の扉が閉まっていれば、もっと綺麗に・・・。

 

 

いよいよラファエロがバチカンで最初に手がけたと言われる「署名の間」へと移動。そして「アテナイの学堂」に再会です。ルネッサンス絵画の代表作としても知られるこのフレスコ画。構図はギリシャ十字で、完璧なまでの遠近法。プラトン、アリストテレスを中心に、キリスト教とギリシャ哲学との融和を念頭に描かれた絵画です。画面の中から登場人物のモデルになった巨匠たちを探すのも楽しみですね。

 

 

弟子たちに講義する天才幾何学者ユークリッドの後ろでは、作者ラファエロがこちらを伺っているようです。

 

 

そしてもう一つの大作がこちら「聖体の論議」です。天上に君臨する父なる神は、キリストの上に。そして足元には聖霊が描かれています。画題は「父と子と聖霊」ですね。キリスト教が地上と天上の両方に、遍く広がる存在として表現されています。

 

 

さらに「ボルゴの火災」が展示されている部屋へと移動。ボルゴで実際に起こった火災を、画面奥のテラスにいる教皇が祝福により鎮火した、という奇跡を描写しているそうです。

 

 

こちらは同じ部屋にある「カール大帝の戴冠式」。西暦800年のクリスマスのミサ中に突如行われた、初代神聖ローマ皇帝にしてフランス王カール大帝の戴冠式の模様です。授冠しているのが大教皇レオ3世です。

 

 

ラファエロにどっぷりと浸かった後は本日のメイン、システィーナ礼拝堂の鑑賞です。日本テレビが持つ著作権の関係で撮影が禁止されていますが、巨匠ミケランジェロの渾身作「最後の審判」と壮大な天井画を1時間ほどかけてたっぷり楽しみました。

 

 

今夜はテルミニ駅のメルカート・チェントラーレ・ローマでお食事を。こちらの前菜盛り合わせ。ワインとのマリアージュが抜群で、とっても美味でした。

 

 

 

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大混雑の燭台のギャラリーから、地図の間へと移動します。

 

 

先回からご紹介しているヴァチカン美術館の鑑賞ツアー。今日は大混雑の「燭台のギャラリー」から続きを始めましょう。

 

 

劣化防止のために少し照明が落とされた「タペストリーのギャラリー」へと進んで行きます。新約聖書に著されたキリストの生涯を、一連の大きな織物作品(タペストリー)で表現してあります。

 

 

ラファエロの弟子たちが下絵を描き、当時最高の織物技術を誇ったブリュッセルの職人たちが丁寧に仕上げた作品です。

 

 

経年劣化による退色はあるものの、織物とは思えないような精緻な表現でキリストの生涯を描き出していきます。こちらは「キリストの復活」でしょうか。

 

 

タペストリーのギャラリーに続くのは、明るく煌びやかな「地図の間」です。大デレゲーションを振り返りながらパチリ。左に見えるのがイタリア半島全図ですね。それにしても大勢のお客さんです。

 

 

こちらはコルシカ島の地図。地中海に浮かぶ島の山や川の様子が、本当にリアルに描けています。いつか旅してみたいものです。

 

 

「地図の間」は天井画も本当に素晴らしいので、どうしても視線をあちらこちらと移動させなくてはならず、通りぬけるまでにかなりの時間と体力を消耗します。しかも首が痛い。

 

 

大混雑のギャラリーを抜けると次は「ソビエスキーの間」。ウィーンでイスラムの大軍に包囲され、危機に瀕したヨーロッパのキリスト教連合軍。現れたのは救世主、ポーランドのソビエスキー王のヤン3世ですね。この絵はキリスト教軍の勝利を報告するため、教皇への手紙を使者に手渡している場面だそうです。ヤン王の背後には、後光のように虹がかかっていますね。

 

 

次の部屋では「無原罪の御宿り」の聖母マリアが待っていてくれます。神の恵みによって聖母マリアは原罪の汚れをはじめから一切受けていなかった、とするカトリックの大切な教義を表した作品です。

 

 

この先に「ラファエロの間」、そして「システィーナ礼拝堂」へとまだまだ続くヴァチカン美術館。いくら時間があっても足りないくらいです。遠くに頭が少しだけ見える松ぼっくりの中庭から、左側の回廊を進んできたことになります。

 

 

疲れていたので、本日はパスタとピザはパス。寿司バーで購入したパックのお寿司をいただくことにします。でも、なぜフラミンゴ!?

 

 

日本にいれば何の変哲も無い寿司弁当。これが23€(3,100円)、しかもガリは別売り。でも同行者とつついてみれば、これもまたうまし。

 

 

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ランチのあとは、ヴァチカン美術館で感動の時をふたたび。

 

ランチ・ブレイクを終えたら、徒歩でヴァチカンに向かいましょう。美術館への坂道は、今日も大混雑。ピーク時には3〜4時間待ちも当たり前ですので、事前の予約は必須でしょう。見学を諦めて坂を下ってくる人も、ちらほら・・・。

 

 

予約をしていた我々はチケット売り場への大行列を尻目に、入口前の広場へとサクッと到着します。門の上ではミケランジェロとラファエロの両巨匠が、今日もお出迎えです。パンテオンにあるラファエロのお墓へは午前中に参拝しましたが、このあとフィレンツェでミケランジェロの墓にもお参りする機会がありましたので、後日報告いたしますね。

 

 

幸運にも、また来館することができたヴァチカン美術館。今回が最後になるかもしれませんので、全身全霊で見学しましょう。

 

 

エントランス近くのエスカレータはパスして螺旋階段の展示を見ながら上階へ。途中には日本代表、アイヌ民族の船や風俗の紹介展示もあります。

 

 

最上階の中庭では古代ローマの噴水、ブロンズ製の松ぼっくり(ピーニャ)がお出迎え。実はレプリカです。でもステージに続く階段はミケランジェロの設計で、歴史と豪華な巨匠たちの名跡に初めから圧倒されます。

 

 

いつ見ても迫力のあるラオコーン像。トロイアの神官ラオコーンとその2人の息子が、海蛇に巻き付かれて苦悶している表情が秀逸。ミケランジェロの修復秘話も有名ですよね。弘法にも筆の誤り、どんな巨匠にも間違えはあります。

 

 

ミューズの間にあるベルヴェデーレのトルソ。ミケランジェロが畏敬し、愛してやまなかったこの彫刻を見るために通い詰めたという逸話が残っています。彼の作品に多大な影響を与えたことは、疑う余地もありませんね。

 

 

ちょっと不気味なゼウスの娘、アルテミス(ディアナ)像。ギリシャ神話では純潔の女神だったアルテミスが、東方ペルシャへと伝播する過程で多産と豊穣の神となり、いつの間にかこのようなお姿に。遠く日本の女神土偶や、インドのプラーナ芸術にもつながっているような気がします。

 

 

 

こちらは「ムーサの間」。文芸を司る女神、ムーサたちを描いた天井フレスコ画です。中庭から入ってすぐなのですが、この辺りがとても混雑していました。鑑賞順路の起点ですから、仕方ありませんね。

 

 

「円形の間」の床を飾る古代ギリシャのモザイク。どういう経緯でこちらに運ばれてきたのでしょう。それにしても精巧な詳細描写に、つい見とれてしまいます。

 

 

こちらが「ギリシャ十字の間」に展示されているコンスタンティアの棺です。父コンスタンティヌス帝はローマ帝国を再統一し、ミラノ勅令でキリスト教を公認したからでしょうか? 棺は聖書にも頻出するブドウとワイン造りの装飾で覆われています。

 

 

鳥肉、魚、野菜や果物が描かれたモザイク画が、2000年前の食事の様子を伝えてくれます。種類も豊富で結構豪華だったみたいですね。

 

 

この日は2000年前の食事に負けないように、夕食の前にイタリアのビールと生ハムでアペリティーフを楽しみました。

 

 

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ナボナ広場を散策して、レストランで昼食を。

 

どこへ行っても観光客でごった返しているローマの旧市街。トレヴィの泉で小休憩をとってから、ナヴォーナ広場へと移動します。

 

 

ゆっくり歩いて10分くらい、ナヴォーナ広場が見えてきました。紀元1世紀、建設当初は競技場だったようですが、現在はクリスマス市もたつ公共広場に。バロックの天才ベルニーニ作の「四大河の噴水」と、宿命のライバルのボッロミーニが設計したサンタニェーゼ・イン・アゴーネ教会が対峙するように配置されています。殉教の地に埋葬された聖アグネスは、純潔と貞節の守護聖人ですね。

 

 

「スペイン広場」と並び称される観光名所「ナヴォーナ広場」には、今朝も大勢の大道芸人や似顔絵描きが集まってきています。商売道具を広げて、さっそく営業中のようですね。

 

 

修復・再建された古代ローマのオベリスクを支えるように配置されているのが、世界の四大河を擬人化した噴水です。ナイル、ガンジス、ドナウ、そしてラ・プラタ。ベルリーニの最高傑作の一つですね。オベリスクの頂上に、建設を指示した法王の紋章である鳩が止まっているのが見えますか?

 

 

珍しいことに、今日は噴水の清掃日のようです。ラ・プラタの側には「教会が倒れてくる!」とのけぞる老人の姿が。「ベルニーニとボッロミーニの不仲を象徴している」という、ローマ小話の題材にもなるほど有名な彫刻です。

 

 

ナヴォーナ広場には有名な3つの噴水があるのですが、こちらがその一つ「ネプチューンの噴水」。水の中から、いまにも騎馬が飛び出してきそうです。19世紀、ローマがイタリアの首都になったことを記念して、古い水盤に彫像群が後から付け加えられました。

 

 

タコに絡みつかれながらも、勇敢に闘うネプチューンの筋肉描写が秀逸です。でも、なぜか頭に鳩が・・・。

 

 

ナヴォーナ広場の観光を終えたら、バスにピックアップされて昼食へと向かいます。最高裁判所を正面に見ながら右折してクレシェンツィオ通りに入れば、正面はもうヴァチカン市国。ここを左折すればサンタンジェロ城方面です。

 

 

今日のランチはラ・ソフィッタというリストランテでいただくことに。

 

 

日本の旅行会社が予約してくれたレストランですので、ウエイターも片言の日本語でお出迎え。地元の方もお食事中で、落ち着いた雰囲気の素敵なレストランです。

 

 

サラダとピッツァの簡単な昼食ですが、ドイツ経由でやってくるとイタリア野菜のレベルは北の国よりも高いことに気がつきます。ちなみに塩、胡椒とオリーブオイルで味を整えていただきますが、イタリアにイタリアン・ドレッシングはありません。笑

 

 

そしてメインはカプリチョーザを。シェフの気まぐれピザという意味のようですが、ともかくサイズが大きすぎて。残念ながら今日も完食できず、です。

 

 

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猛暑の夏、宮崎神宮に参拝してきました。

 

 

猛暑日が続く2018年の夏ですが、研究所の所要があり宮崎まで初めて出張しました。この日の北広島と宮崎との気温差は約15℃。暑さには慣れていませんので、体調管理には十分な注意が必要です。乗り継ぎの羽田空港からはソラシドエアを利用。宮崎空港までの初フライトとなります。

 

 

ソラシドエアの機材は最新鋭のB737-800型機。シートピッチは81cmと広く、LEDライトを使ったスカイインテリアも綺麗で、魅力的なキャビンになっています。同型機にはバルチックエアのミュンヘン〜リガ便に搭乗して以来ですね。

 

 

ヤシの木もある宮崎空港のロビーは、常夏のイメージ。ある意味、沖縄よりも南国ムード満点です。

 

 

当日のお仕事を無事に終えたお礼も兼ねて、翌朝は宮崎神宮に参拝することにしました。

 

 

拝殿までの参道に設けられた大鳥居をくぐれば、そこは神聖な神の領域。城壁や石垣で隔絶されていなくても、空間の差異を認識できるのが日本文化の優れた伝統です。大相撲の土俵や、地鎮祭のしめ縄の内側のように・・・。

 

 

宮崎神宮は皇祖、神武天皇を主祭神とする由緒ある神社で、皇室を始め宮家の皆さんもお参りに見え記念の植樹をされているようです。神門をくぐれば正面に拝所と拝殿がみえてきます。

 

 

拝所には神武天皇の父神、母神も祀られていることを記す額も掲げられています。古事記の世界を今に伝える貴重な文化遺産です。

 

 

拝殿では早朝から祈願祭が行われているようで、主祭神に祝詞が捧げられています。それにしても隅々まで手入れの行き届いた、立派な拝殿、そして神宮です。

 

 

境内全体が神聖な領域であり、信仰の対象とされている日本の神社。西洋の宗教施設にはない自然と一体となった静かな祈りの空間が、参詣者の心を癒してくれます。

 

 

参拝後は打合せのため都城市まで移動。合間を縫って、日本の滝百選にも選ばれている「関之尾滝」で束の間の涼を楽しみます。

 

 

国の天然記念物にも指定されている幅40mの大滝。周囲には散策路も用意されているのですが、あまりの暑さのため見学はここまで。

 

 

宮崎といえば宮崎牛、地鶏の炭火焼、チキン南蛮とご当地グルメの宝庫なのですが、今日のランチは「冷や汁」の定食。食欲の落ちる夏場でもさらっといただける、南国ならではの庶民食の代表選手ですね。美味でした。

 

 

充実した宮崎出張の帰路は、駿河湾に浮かぶ富士山が見送りをしてくれました。

 

 

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森の新鮮な空気と、夏の味覚を楽しみました。

 

台風13号の影響で北海道も雨の予報でしたが、すでに予約をしてあったこともありアウトドア・アクティビティへと。札幌の奥座敷、定山渓温泉にほど近い定山渓ファームさんにお邪魔しました。結構人気みたいです。

 

 

サクランボ狩りもまだまだ本番。甘さも十分で、とても美味です。ただ、ハチやアブなどが飛び交いますので、防虫対策は必須、さすがは山の農園です。

 

 

続いて最も苦手とする魚類との格闘。釣り初体験の同行者の強い希望もあり、釣り堀へと連行されます。

 

 

ヤマメでしょうか?お魚の種類は定かではありませんが、早速調理していただきBBQを楽しむことに。実はこちらも苦手です。

 

 

この日は洞爺湖まで足を伸ばし、定山渓温泉に宿泊。翌日は雨間をぬって豊平峡ダムを見学することしました。本当に久しぶりです。

 

 

観光放流を日本で初めて企画したダムとしても知られる定山渓ダム。高所恐怖症なのに、意を決して撮影です。

 

 

苦手なアクティビティの連続でしたが、無事にダムカードもゲット。おかげさまで温泉を楽しみ、森の新鮮な空気をいっぱい吸ってリフレッシュできました。

 

 

 

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ローマの名所めぐりは真実の口と、パンテオンから。そしてトレヴィの泉へと。

 

 

サン・グレゴリオ通りで本日お世話になる観光バスをキャッチして、ローマの名所めぐりへと出発します。同乗されたのはデザイン関連の企業から、イタリア研修で派遣されている10名ほどの日本人の団体さんです。

 

発車してすぐに見えてきたのが、古代の戦車競技場「チルコ・マッシモ」の跡。映画「ベンハー」で有名な戦車競技だけでなく、猛獣ショーや剣闘士と猛獣との死闘などが繰り広げられた場所として知られ、最大収容人員は15万人とも、30万人とも言われています。

 

 

映画「ローマの休日」で有名になった「真実の口」に程なく到着。サンタ・マリア・イン・コスメディン教会から今日の視察はスタートです。修復作業中でファッサードの全景は見られず残念でしたが、12世紀に作られたロマネスク様式の鐘楼が青空を引き裂くように屹立しています。

 

 

「真実の口」がある教会正面の回廊には、記念撮影待ちの長蛇の列が。圧倒的に中国からのお客様が多いようで、みなさん自撮り棒を駆使しながらアップで撮影されていました。

 

 

毎年2月になると日本中を席巻する、恒例のチョコレート協奏曲。行事ゆかりの聖人ヴァレンティンのお墓がこの教会にあり、遺骸も収められていますので、お礼を兼ねてちょっとお参りをします。あまりご存知ないのか、チョコはいただいても素通りされる日本人観光客が多いようでな気も・・・。

 


教会内部の床はコズマーティ様式の美しい大理石のモザイクで、ほぼ全面が覆いつくされています。材料は古代ローマの宮殿などで使用されていた大理石でしょうか。12世紀に追加された列柱も含め、材料が上手にリユースされているところに感心です。

 

 

訪問を重ねるにつれて、今ではローマでいちばんのお気に入りスポットになったパンテオン。幸運にも、また訪問することができました。2000年もの永い歳月を超え、古代ローマの建築技術と装飾をオリジナルの姿そのままに伝えてくれる万神殿です。

 

 

パンテオン前のロトンダ広場は今日も超満員。中央にはオベリスクが立っていますが、広場を含め周囲はパンテオンに向かって下り傾斜になっています。堆積によって周辺の地盤面が少しずつ上昇したことによるもので、悠久の時の流れを実感できるローマでも数少ない場所です。

 

 

ミケランジェロが「天使の設計」と賞賛した無筋コンクリートのクーポラが、今日も多くの観光客を出迎えてくれます。それにしても主祭壇の装飾の見事なこと。古代ローマの芸術を完全な形で見られるなんて。

 

 

石造りの建築としては世界最大規模のパンテオン。直径43mもある大構造天頂部から差し込む光が神殿の荘厳さを一層引き立ています。いつまでも見ていたい。そんな絶景ですね。

 

 

37歳の若さでこの世を去った中世の天才芸術家ラファエロ・サンツィオ。没後450年を経て今なお、彼のお墓に礼拝する人が後を絶ちません。このお墓にお参りしてからバチカン美術館にある彼の作品を見学すると、なんだか中世にタイムスリップしたようで。

 

 

パンテオンの視察を終え、コロンナ広場を経由して300mほど歩いたらトレヴィの泉に到着です。世界中からの観光客で今日も大混雑!しかも暑い!!ネプチューンや二人の女神像たちの撮影は諦めて、コインを投げたら早々にジェラート店に緊急避難です。

 

 

行列の最後尾に並んではみたのですが・・・コリアンと思われる団体さんが・・・。大音響でお話ししながら堂々と、しかも大量にグイグイ列に割り込み! おとなしい日本人としては、眉をひそめながらも諦め顔で、ただ行列を維持するのが精一杯です。

 

 

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フォロ・ロマーノとコロッセオの周辺を、散策してみます。

 

日中の最高気温が28℃にもなる日が続きましたが、空気がひんやりとして気持ちの良いローマの朝。今日はコロッセオ周辺の探索からスタートです。周壁の改修作業も一段落したのでしょうか、作業用の足場も撤去されて青空に美しいシルエットを見せてくれています。

 

 

8万人を収容する巨大闘技場をたったの8年で完成させた、古代ローマ人たちの技術力の高さには改めて驚嘆させられます。

アリーナの語源はラテン語の砂(アレーナ)。闘技場が剣闘士や猛獣の血で染まるたびに新しい砂が撒かれたのが由来だそうです。建設中の新国立競技場をはじめ近・現代アリーナの基本デザインは、この競技場に由来するところが多いのですから驚きですね。

 

 

皇帝の御座付近から見たアリーナの地下部分。床の一部が復元されていますが、地下は大道具の倉庫、世界各地の猛獣を入れた檻、奴隷たちの牢があった場所です。地下室の壁は可動式の板張り床を支える構造としても利用されていました。文字通り命がけの闘技は、キリスト教の時代に入る5世紀まで続いたそうです。

 

 

中世から現代までに至るまで、建築用の資材としての持ち去り(盗難)を免れた白大理石の装飾が、コロッセオの中に保管・展示されています。

 

 

コロッセオの2階西側にある絶景ポイントから撮影した、パラティーノの丘とフォロ・ロマーノ。古代ローマ共和国の集会や政治の中心となった場所です。「フォロ」は公共広場の意味ですが、公開討議の場「フォーラム」の語源としても知られています。

 

 

フォロ・ロマーノの入り口にあるティトゥス帝の凱旋門。紀元1世紀にエルサレム包囲戦での皇帝ティトゥスの戦功を讃えるために建てられた、現存するローマでもっとも古い凱旋門です。2,000年も前に、今のイスラエルまで遠征していたんですね!

 

 

正帝との戦いに勝利したコンスタンティヌス軍を讃えるため、4世紀に建てられたコンスタンティヌス帝の凱旋門。ローマ最大の凱旋門でありパリのカルーゼル凱旋門、エトワール凱旋門のモデルになったことでも有名ですよね。保存状態も完璧で、装飾のディテールまでしっかりと観察することができます。

 

 

こちらがコンスタンティヌス帝凱旋門に続く、サン・グレゴリオ通り。どれほどのローマ兵がこの通りを行軍し、凱旋門をくぐって熱狂的に迎えられたのでしょうか。

 

 

凱旋門の周囲には舗装用の古い石が展示されています。中には馬車の車輪ですり減った石も。「同じ轍は踏まない」を、実感させてくれる貴重な遺物です。

 

 

さて、今日は観光バスに乗ってローマ市内を周遊することに。移動手段やチケット手配などを気にすることなく、ゆったりと観光できるので現地ツアーを上手に利用するのも良いものです。本日の集合場所はサン・グレゴリオ通りに直交する水道橋遺跡の付近です。そろそろ観光客のみなさんも集合してきていますね。

 

 

そしてローマといえばカチョ・エ・ペペ。ペコリーノチーズ(Cacio:カチョ)と胡椒(Pepe:ペペ)で味付けをしたローマ名物です。今日はリガトーニ(ショートパスタ)で。白ワインとの相性も抜群です!美味。

 

 

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スペイン広場周辺まで、散策を進めてみます。

 

ポポロ広場からバビィーノ通りをゆっくりと歩いて、聖母のオベリスクがあるミニャネッリ広場に20分ほどで到着です。地下鉄A線に沿って一駅分だけ歩いたことになりますね。


オベリスクの背後に見えるのがスペイン大使館。天国の鍵の紋章で知られるバチカンのプレートも掲げられていますので、在バチカン・スペイン大使館が正式呼称でしょうか。この大使館が広場の南側にあるので、スペイン広場と呼ばれているようです。

 

 

散策の途中にはスペイン階段が。今日も世界中からの観光客でごった返しています。映画「ローマの休日」でオードリーがジェラートを食べながら降りてくるシーンがきっかけになり、ローマきっての観光スポットになった場所です。背後に見えるのがトリニタ・デイ・モンティ教会。16世紀にフランスのルイ12世の命で建設された教会です。

 

 

階段の下にはバルカッチャ(小舟)の噴水がありますが、トレビの泉と同じ水道水ですので実際に飲めて、しかも美味なのだとか。ベルニーニ父の作で、洪水で流れ着いた船がモチーフだそうです。本当に、いまにも沈没しそうですよね。

 

 

スペイン広場には観光客相手の馬車が、たくさん止まっています。ベニス名物のゴンドラ、みたいな感じでしょうか。

 

 

さて、本日の最重要ポイントはこちら、サンタンドレア・デッレ・フラッテ教会。ベルニーニ作、2体の「サンタンジェロ橋の天使像」が出迎えてくれるはずだったのですが・・・。長〜い、お昼の休憩の時間帯だったようで、神父さんにやんわりと拝観を断られてしまいました。次回は朝のうちに訪問しましょう。

 

 

とても残念ではありますが、こればかりは仕方ありません、来た道を少し戻ってスペイン階段からパチリ。正面に見えるのがハイブランドの本店が立ち並ぶ、コンドッティ通りです。もちろんこれまで何度かの視察でも、この通りに足を踏み入れたことは一度もありません。危険すぎます。

 

 

こんなお店や・・・、

 

 

こんなお店などなど。名だたるハイブランドのお店が立ち並び、黒服をシックに着こなした店員さんが店内を優雅に案内してくれます。ディスカウントには絶対に応えてくれませんので、こちらでお値段を確認してアウトレットで購入されるのが、旅慣れた邦人マダムたちの定番みたいです。汗

 

 

人物観察を含めウィンドウを冷やかしながらぶらぶらと往復600mも散歩したら、時間はもうお昼過ぎ。とても暑い日でしたので、カフェで一休みすることにします。スペイン階段の左隣にある瀟洒な建物の1Fにあるのが「BABINGTONS」という老舗の紅茶専門店。今日は、こちらにお邪魔してみることにしました。

 

 

店内はとてもシックな感じにまとめられていて接客にも節度と品があり、ゆっくりと午後の紅茶を楽しむことができます。

 

 

暑かったのでとりあえずアイス・レモンティーをオーダー。当然ながら結構なお手前でございます。

 

 

ランチどきでもありましたので、アフタヌーン・ティーのセットをいただくことに。簡素ですけれど、しっかりとしたスコーンとサンドイッチのセットですね。写真にはありませんが、バラのジャムも美味でした。このあとケーキも登場しましたよ。

 

 

二人の英国人女性が、この場所で始めた素敵なカフェ。今年が創業125周年なのだそうです。同行者情報では紅茶の品質も確かで種類も豊富。お土産に茶葉のお持ち帰りもできますが場所柄でしょうか、お値段の方もそこそこのようです。

 

 

さてディナーに備えてホテルに帰り少し休憩でも、と思っていたら・・・。

「ナガトーモ、ホンーダ、ニッポーン、トモダーチ」って日本語? だれ?

結局、日伊友好の証として、スペイン階段名物のミサンガをゲットする羽目に。

 

「スペイン階段 ミサンガ」で検索してみてください。心優しい日本のみなさん、大勢の方が被害に遭っているみたいです。涙

 

 

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書いた記事数:222 最後に更新した日:2018/09/24

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