K-houseの 2016/17 年間データをまとめました。
2016年1月に竣工したK-house(千歳市)ですが、オーナー様が実際に生活を始められてから一年半が経過しました。竣工時から継続していた環境測定とエネルギー消費量の測定データを取りまとめましたので報告します。
上の図は竣工から約1年間の室温と外気温の変動を示しています。入居されたのは2016年3月中旬ですが、四季を通して快適な室内環境が創生されていることが確認できます。また、冬季間に一週間ほど暖房を停止した状態で外出された時にも最低室温は10℃程度に保たれ、平均外気温と比較すると15℃も室温が高く推移しています。
夏季の真夏日における室温変動を見ると冷房をつけなくても安定した室温が維持されており、高断熱+高蓄熱の効果が見て取れます。
夏季の除湿と暖房端境期の保温用途として、エアコンを効果的に利用されています。セントラルヒーティングの熱源はガスです。一次エネルギー使用量の実測値は設計一次エネ消費量の予測値よりも小さく、快適環境と省エネルギーが両立されていることが確認できました。
☆室内気候研究所
公式HP http://iwall.jp/
- 2017.09.17 Sunday
- K-houseの環境
- 08:40
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